「みんなの九州きっぷ」を利用して九州をぐるっと特急列車で巡る旅。
いよいよ最終となる2日目後半は博多駅から出発する。
博多駅~熊本駅
14本目、博多駅~熊本駅までは
16時05分発の九州新幹線つばめ329号。
九州新幹線つばめ329号
車両は800系1000番台のU007編成。
前回7月に乗車した時と同じ車両だ。
乗車した自由席は終点の熊本駅まで2割程でかなり空いていた。
東海道・山陽新幹線の主張が少ない無難なデザインより、
スタイリッシュで個性が溢れる九州新幹線の方がデザインは好きだ。
車内は自由席でも2席+2席で広々快適。
座席のデザインや座り心地も気にいっている。
(*・∀・)b Good!
出来れば山陽新幹線直通で新大阪まで走ってほしいところだが、
6両編成の車両では難しいのだろうか??
今後、列車の需要が減少してくるようなことがあれば、
8両編成のN700系をみずほ号、6両編成の800系をさくら号として運転はどうだろうか、、
熊本駅には16時54分に到着。
熊本駅ではくまモンが出迎えてくれる♪
四国の松山駅で直立不動で勤務しているバリィさんと同じだ。
(*・∀・)b Good!
熊本駅~博多駅
15本目は熊本駅から博多駅まで向かう、、というか戻る。
17時34分発の九州新幹線みずほ610号に乗車。
本来、この列車に乗る予定ではなかったため、
入線する車両の撮影ができなかった。
当初の予定では17時40分発の九州新幹線つばめ334号に乗車する予定だったが、
熊本駅での滞在時間が予定より短くなり、
一本早い列車に乗ろうと思ったのだ。
そう決めたのが列車に乗車する2分前。
九州新幹線みずほ610号はN700系8両編成。
自由席は東海道・山陽新幹線と同じ2席+3席だが、
座席のモケットカラーが赤と青で分かれており、
車内に木の素材が使われているのが特徴。
博多駅には18時09分に到着。
新大阪まで直通運転する速達列車ということもあり、
熊本駅から乗車されるお客さんも多かった。
博多駅~佐賀駅
16本目は博多駅から佐賀駅に向かう。
乗車する列車は博多駅に戻ってきて6分後に発車する特急かもめ37号。
新幹線ホームから在来線ホームまで急ぎ足で向かい、
2分前には無事乗車することができた。
特急白いかもめ37号
車両は白いかもめ号の885系。
前回7月には一度も乗車する機会がなかった885系。
今回は3回目の乗車となる。
※特急かもめ21号、37号、特急ソニック34号
乗車した自由席は博多駅出発時5~6名とガラガラだった。
佐賀駅には18時56分到着。
この時間になると車窓の撮影が難しいレベル。
佐賀駅~鳥栖駅
佐賀駅でサクッと「らららラーメン」で夕食を食べて、
次は鳥栖駅に向かう。
※夕食の内容は改めてブログで紹介する。
特急みどり28号
17本目は19時56分発の特急みどり28号に乗車する。
車両は783系みどり号仕様。
ハウステンボス号は連結されていない単独の4両編成。
鳥栖駅には20時13分に到着。
すっかり日が暮れてしまったが、
今日はまだ残り2本乗車する。
鳥栖駅~久留米駅
18本目は20時28分発の普通列車で鳥栖駅から久留米駅まで向かう。
鳥栖駅のホームでは415系が停車していた。
最近の列車にはない風格みたいなものがある。
白い車体に青いラインは好きなカラーデザイン。
真っ黄色な地域色よりもイイと思う。
(*・∀・)b Good!
多分、、写真撮影する時にライトを少し加減してもらえたかも。
スマホを構えた時に少しライトの明るさが少し控えめになった気がしたのだ。
実際のところよく分からないが、
もし配慮していただいたのであれば、
JR九州の鉄道ファンに対する寛大な気持ちに感謝しかない。
※なかなか良い撮影ショットだと思う♪
鳥栖駅から乗車した車両は817系。
※写真は佐賀駅に停車中の817系。
普通列車といえども車内はデザイン性が高くなっている。
さすがJR九州、、普通の車内は作らない。
座席には木目が多用され、吊革は円状に配置されている。
座席のモケット柄は単色ではなく落ち着いたオシャレな柄。
大きな窓からは本来パノラマに広がる車窓が眺めることができる。
モケット柄は座席の場所によって異なるようだ。
コストよりもこだわりを優先しているJR九州、、さすが!!
(*・∀・)b Good!
久留米駅には20時36分に到着。
ちなみに、、鳥栖駅から乗車した車両は817系と821系の連結運転だった。
この821系、、かなり攻めた顔をしているのでYouTube動画で見てほしい。
久留米駅~博多駅
シーズン2の最終となる19本目は、
久留米駅から博多駅に向かう特急ゆふ6号に乗車する。
列車の到着まで少し時間があったので久留米駅の構内を散策。
21時前でも利用客はほとんどおらず地方の寂しい駅という感じ。
駅構内には久留米のイメージキャラクター「くるっぱ」がPR。
出来ればくまモンやバリィさんみたいに直立不動で出迎えてくれれば嬉しかったのだが、、。
でも、今回しっかり覚えました♪
特急ゆふ6号は21時02分発。
広く大きなホームには私一人だけ、、とても静かな空間だった。
特急ゆふ6号
特急ゆふ号の車両はキハ185系。
気動車ならではの唸るエンジン音と真っ赤なボディは迫力がある。
車両は3両編成で運行され、
先頭車が自由席、後ろ2両は指定席。
乗車した自由席はガラガラで久留米駅発車時は2人だけ。
床や座席のひじ掛け、テーブルが木目で雰囲気が明るくとても良い。
「特急ゆふいんの森」は全車指定席のリゾートトレインだが、
「特急ゆふ」は自由席が連結されている一般の特急列車、、という感じ。
途中の鳥栖駅ではサッカー観戦を終えたサポーターが大勢乗り込んで来たので、
鳥栖駅以降は自由席の乗車率が一気に4割近くまで増えた。
特急ゆふ6号は観光客だけでなく、
サポーターの足にもなる大切な役割を担っていた。
博多駅には21時33分に到着。
この後、特急きらめき号で小倉に向かうことも検討していたが、
今回は博多駅で終えることにした。
まとめ
・熊本駅はくまモンが直立不動で出迎えてくれる。
・久留米のイメージキャラクターは「くるっぱ」。
・817系は普通列車だが、JR九州のこだわりが詰まった素敵な車両。
・特急ゆふ6号はサッカー観戦を終えたサポーターの大切な交通手段だった。
2日目後半が終了と同時に「みんなの九州きっぷ」シーズン2が終了。
前回7月は佐世保方面と九州を右回りする行程を組んでいたため、
長崎へ訪れることがなく、豪雨の影響で特急ゆふいんの森にも乗車出来なかった。
今回は長崎、885系、特急ゆふいんの森、九州左回りを意識した行程を組んで、
無事、前回を上回るボリュームになったと思っている。
2日目の乗車距離:889.6km
2日目の乗車時間:10時間33分 ※遅延等は含まず定刻の場合で算出
ブログでは伝えきれない車窓の楽しさをYoutube動画で公開しています。
【Youtube動画】:「【みんなの九州きっぷ】シーズン2 day2-後編」
「みんなの九州きっぷ」シーズン2は後日、総集編をブログ、動画で公開する予定。
また、JR九州車両の迫力ある発車や到着、通過シーンをまとめた動画も公開しようと思う。
2日間の総乗車距離:1793.9km
2日間の総乗車時間:20時間41分 ※遅延等は含まず定刻の場合で算出
※前回7月利用時 総乗車距離:乗車距離1184.9km、乗車時間14時間50分
→前回より609km多く移動し、5時間51分も多く乗車
後で分かったことだが、
今回利用した9月12日~13日は人気鉄道系YOUTUBERのスーツさんが
「キハ66・67を貸し切って長崎から門司港までを往復する」というぶっ飛んだ企画をされていた。
で、備前飯田駅で通過する特急かもめ号885系の映像がスーツさんの動画で公開されているのだが、
ちょうどこの特急かもめ号に乗車して長崎に向かっていたタイミングだったと思う。
同じ時間帯に長崎本線を利用していたの驚きと、嬉しさと、
国鉄色キハ66・67を見れなかった悔しさが残った。
「みんなの九州きっぷ」は12月27日まで延長されることが発表された。
もちろん、、またリベンジをして九州の観光業界を応援したいと思っている。
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