2025年1月に訪れたタイのパタヤ。
毎回ホテルと飛行機を選ぶのにかなりの時間をかけている。
飛行機はなるべく直行便ではなく経由便を優先。
価格の安さもあるが、他の国の空港を散策できたり、より長くフライト楽しめるのも魅力的だ。
ちなみに、いろいろなリスクを考えて出発前に日本帰国までの航空券も購入するようにしている。
ホテルについてはパタヤのソイブッカオを中心に行動するため、周辺のホテルから順に価格をチェック。
よく利用しているホテルと、まだ利用していないホテルの組みわせで計画する。
今回の滞在では初めて利用したホテルが4箇所。
といことで、今回のブログはまだ利用したことがないホテルを紹介する。
ASANA HOTEL
以前から気になっていて、今回初めて宿泊するホテル。
ホテル名は「ASANA HOTEL」。
正面からの見た目は大型ホテルではなく、中規模のデザイナーズホテルといった感じ。
周辺のホテルと比べて少しオシャレな感じの佇まい。
場所
ホテルの場所はサウスパタヤロードのすぐ近く。ソイブッカオやウォーキングストリートも徒歩圏内という好立地。
一方、セントラルフェスティバルやSoi6までの移動は少々不便に感じる。
徒歩+ソンテウが無難だとは思うが、Soi6ならバイタクを利用するのが手っ取り早い。
サウスパタヤロード沿いにはローカルの飲食店や屋台が多いので、飲食に困ることはないはず。また、ローカル価格なのでお財布にも優しい。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・改築年 2017年
・客室数 53室
ロビーと廊下
ロビーは木をメインにしたデザインでとても雰囲気が良い。
ホテルに入った瞬間から良さそうなホテルだと実感できるはず。
右側にレセプション、左側は椅子とテーブルが並ぶロビー。
チェックイン時のデポジットは1,000バーツ。
レセプションの隣には有料のドリンクが販売されている。
価格はミネラルウォーター10バーツ、コーラ20バーツ、Chang Beerが70バーツ。
ビールはホテル価格だが、飲料水やソフトドリンクは高くないので気軽に購入しましょう。
ロビーにはカウンター席も用意されている。
ビール片手に外をぼーっと眺めながるのが良さそう。
このロビーはなかなか居心地が良くて好き。
チェックインを済ませて客室へ向かおうとしたが、残念ながらエレベーターはメンテナンス中。
エレベーターは一基しかないため、待つか階段を利用するしか手段がない。
結局15分待ってもメンテナンス中だったので、おとなしく階段を利用する。
アサインされた客室は4階。重いスーツケースを持ちながらの階段はちょっとハード。
客室フロアは奥の方まで長く続いている。
正面から見ただけでは奥行きは分かりづらいが、実は細長い長方形の構造となっている。
客室へ向かう途中、写真のような運動機器が置いてあった。
ホテルの従業員が利用するのか、はたまた宿泊客利用がメインなのか?よく分からない。
こちらは椅子とテーブルと灰皿。客室は禁煙のため、こちらで喫煙が可能。
ロビーの居心地良さを考えると、同じホテルとは思えない空間。
ジュニアスイート
今回「ASANA HOTEL」で予約した客室は2種類。
初日に宿泊した客室は「ジュニアスイート」。客室の広さは48㎡。一人では勿体無いくらい。
アサインされた客室はエレベーターから一番遠く端っこにある431号室。
中に入るとまずは廊下。左にバスルーム、右にベッドルーム。
客室の鍵はカードキー。ポケットに挿し込んで通電する仕様。カードキーは一枚だけ渡されるので、外出中は電気の使用不可。
隣にはエアコンのコントローラー。後で気づいたが、こちらは廊下に設置されているエアコン用。ベッドルームのコントローラーは別になっていた。贅沢な設備だ。
入口の近くにあるクローゼットはフツー。
中にはガウン2着、セーフティボックス、収納スペース、スリッパ2組。
スーツケース置き場はかなりコンパクト。客室の広さを考えるともう少し大きなサイズがほしいところ。
廊下を奥に進むとレジデンスホテルの特徴でもある簡易キッチン。
ただ、調理するための機器は備わっていなかった。なんなら電子レンジも置いてない。
コンパクトなシンクと換気扇、冷蔵庫があるだけ。なんだか中途半端な印象。
無料の飲料水は瓶タイプが2本。電気ケトル、マグカップ、グラス、インスタントコーヒー。
このあたりは他のホテルと同じ。
簡易キッチンの反対側にバルコニー。こちらもコンパクト。可愛らしい木の腰掛けと室外機が2台。
訪れた1月は朝晩エアコンをつけなくても大丈夫だったが、ローシーズンにエアコンをフル回転で利用すると熱風が凄そうだ。
メインのベッドルームがこれまた広い。設備はざっくり4つ分かれている。
ベッド、ソファ、液晶テレビ、作業机。設備に対してスペースに余裕があるため、より広く感じてしまう。
液晶テレビはソニー製のブラビアで40インチサイズ。残念ながらYouTubeの視聴は不可。
細長い作業机の上にはティッシュペーパー、デスクライト、大きな鏡、電源コンセントなど。
椅子はクッションのない硬いデザイン。
ダブルベッドは大きなソフト枕が2つ。クッションはなし。
ベッドの高さと硬さはちょうどいい感じ。ベッドサイドには電源コンセントが4口装備。
ランプの代わりに天井から吊り下げられた照明がオシャレ。
また、天井にある間接照明と落ち着いた木のデザインがとても素敵。
ベッドルーム側のエアコンはベッドサイドのコントローラーで操作。
他に各照明も全て手元で操作可能。ボタンが多すぎて最初は戸惑ったが、理解するととても便利。
二人掛けソファは包み込むような座り心地で快適。
長方形のテーブルが高さがやや低め。
デラックスルーム
2日目と3日目は「デラックスルーム」に宿泊。アサインされた客室は同じ4階の426号室。
ジュニアスイートから廊下部分を無くして、コンパクトにまとめたレイアウト。
広さは36㎡なので一人で滞在するには十分だと思う。
主な設備はほとんど同じだが、よく見ると少し異なっている。
作業机がテレビ台と兼用、テーブルが円形、ソファーが一人掛けになっている。
入口近くにあったクローゼットは簡易的な洋服掛けになっている。
ガウン2着、スリッパ2組、大きな鏡などは共通。スーツケース置き場はなし。
簡易キッチンはベッドルームに組み込まれている。
無料の飲料水や電気ケトル、マグカップ、インスタントコーヒーなども共通。
ベッド周りはジュニアスイートと比べて狭い。
天井に間接照明がないため、照明の雰囲気も少し異なる。
デザインは同じだが壁に画が2枚飾ってあった。これがあるだけで少しアクセントになる。
液晶テレビのサイズはこちらも40インチだが、メーカーは東芝製。こちらもYouTubeは視聴不可だった。
テレビ台が作業机と兼用になっているが、パソコン作業するにはちょっと狭すぎる。
せっかくスペースに余裕があってもこれは勿体無い。テレビ台を別に用意するかテレビを壁掛けにした方がいいと思う。
ベッドサイドの設備は似たような感じだが、コンパクトなのでごちゃごちゃした感じに見える。
セーフティボックスはベッドサイドの下に組み込まれていた。
バルコニーはジュニアスイートと同じ。
驚いたのは室外機が2台あること。この広さでエアコン2台装備ということだ。
ジュニアスイートは廊下とベッドルームに分かれていたが、デラックスルームはベッドルームで左右に分かれている。なんとも贅沢な設備だが、基本的には1台だけの稼働でも十分な気がする。
バスルーム
こちらのホテルで特に好印象だったのが、広くてスタイリッシュなバスルーム。
ジュニアスイートもデラックスルームも全く同じ広さと設備。
正面には間接照明が綺麗な洗面台。左奥にハンドシャワー付きのトイレとタオル類。
タオルはバスタオルとフェイスタオルの2種類。
洗面台の右側にシャワーと大きなバスタブ。
シャワーの水圧は部屋によって差が感じられた。初日に宿泊したジュニアスイートでは水圧がやや弱め。
2日目以降のデラックスルームでは十分な水圧だった。なお、お湯の温度はどちらも問題なし。
水回りはとても綺麗に保たれて目立った水垢はなし。バスタブも快適そのものだ。
バスルームのアメニティと備品も各部屋共通。
フィリップス製のヘアドライアーとグラス、歯ブラシ、シャワーキャップ、シャンプーとシャワージェル。
朝食会場
今回agodaでホテルを予約したが、全てのプランで朝食付きとなっていた。
朝食の提供時間は朝6時30分〜10時30分まで。
朝食会場は一階のロビーを抜けた突き当たり。
利用するにはチェックインの際に渡される朝食クーポンが必要。
朝まで一緒にいる友人が増えても大丈夫なように日数✕2枚渡されるので安心。
右側にドリンクや料理が並ぶ。屋内だけでなく屋外にも椅子とテーブルが少し用意されている。
ドリンク類はフィルターコーヒーと紅茶、オレンジジュースとお水。
シリアルが2種類、プレーンとチョコレート。
下にはグラスとコーヒーカップが大量に用意されている。
パンの種類は四角いトースト一種類のみ。デニッシュかクロワッサンは欲しいところ。
バター、マーマレード、ブルーベリージャム。
サラダの野菜は4品。ドレッシングは2種類。
フルーツは3種類。パイナップル、スイカ、りんご?
メインのホットミールはタイ料理が3〜4種類と目玉焼き、ハム、ソーセージ、お粥。
タイ料理は日替わりで、フライドライス、麺料理、野菜炒め、肉系の炒め物といった内容。
とりあえず一通り選ぶとこのような感じ。
見栄えは悪くないが、ホットミールは冷えているし味付けもイマイチ。
一番美味しかったのはお粥。中長期滞在の場合は3日目くらいから飽きてくるかもしれない。
すぐ近くにあるソイブッカオの市場で食べる方が美味しいと思う。
まぁ、宿泊すると無料で付いてくるので、期待せずに軽く食べる分には悪くないかな。
朝食内容だけで比較すると3千円台のホテル「P PLUS HOTEL」の方が上だと思う。
WiFi速度
最後にWiFi速度を確認しておく。
こちらも客室によって少し差があるが、動画の視聴には問題ないレベル。
これくらいの速度なら通常の滞在に支障ないと思う。
まとめ
※動画でも公開しています。
ということで、今回は初めて利用した「ASANA HOTEL」を紹介させていただいた。
客室数52室と大きなホテルではないが、レジデンススタイルの客室は広くてデザインも素敵。
エアコン2台装備で、スタイリッシュなバスルームは大きなバスタブ付き。
包み込むような座り心地のソファが個人的にはお気に入り。あと、ベッドの寝心地も文句なし。
残念な点があるとすれば、作業机や椅子はちょっと使いづらいかな。あと、収納スペースが少ないのもマイナス点。せっかくスペースに余裕があるのに、なんだか勿体無いと感じてしまった。
一泊あたり6千円代〜7千円代と周辺のホテルと比べてやや高い価格設定だが、物価高で円安の昨今では価格相応なのかもしれない。
それでも、サウスパタヤロード目の前でソイブッカオやウォーキングストリート徒歩圏内は大きな魅力。
この周辺を中心に行動される方、大きなバスタブ必須の方は参考にしてみてほしい。
次回はパタヤの街の変化や様子を少し紹介する。
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