このブログを書いているのがタイ入国12日目。
そう、隔離ホテル滞在12日目ということになる。
前回は食事にスポットをあてて紹介したが、今回は食事以外の内容について触れてみようと思う。
隔離ホテルでの生活
今まで生きてきた中で隔離生活なんて経験したことがない。
多分、多くの方も同じだと思う。
しかも、2週間という時間を一人で部屋に籠りつつ人との接触も皆無。
日本語を話す機会すら基本的に不要である。
私は滞在中にLINEで知人と話す機会があったのだが、とても不思議な感じだった。
あと、なんとなく独り言が自然と多くなる傾向。
感染対策なので仕方ないことなのだが、なんとも不思議で貴重な経験をしているような気持ちになる。
疑惑の体温計
隔離期間中は毎日朝と夕方の2回検温が義務付けられている。
ホテルチェックイン時に渡される体温計を使用するのだが、コレがなかなかのくせものである。
体温計自体はよくある一般的な物で、測り始めて10秒くらいでピピピッていう電子音が鳴って知らせてくれる。
問題はココからである。
表示された温度を確認すると34.9度。
!?
( ; ゚Д゚)
いやいや、そんなわけないやん!
今まで見たことがない最低の体温が表示されている。
コレは何かの間違いだろうと測り直してみたら35.3度。
少し上がったので安心。
(*゚∀゚*)
、、、
いやいや、コレも間違いだろ!
36度前後はあると思うのだが、何故か35度前半までしかほとんど表示されない。
なんとなくだが、、温度計の表示がまだ上がろうとしているのに途中の段階で決定されている感がある。
結局、滞在中の最低は34.9度、最高は35.9度(一度だけ)。
報告している毎日の体温はほとんどが35.0~35.3度の間。
LINEで報告しているのだが、毎回クマさんが表示され全然問題ない様子。
なんともシュールなコミュニケーションだが、言葉も文字も不要でとてもシンプルな仕組みが素晴らしい。
(*・∀・)b Good!
これ、日本の場合だとすぐに体温計を交換するとかしそうだけど、タイではマイペンライなのだろうか。。
きっちりしているようで、どこか緩い、、そこがタイの好きなところでもある。
PCR検査
隔離期間中に3回のPCR検査が義務付けられている。
検査方法は綿棒で鼻の奥と喉の奥の粘膜をグリグリするタイプ。
1回目は到着した翌日。
緊張していたせいもあるが、鼻の奥への突っ込み具合がすさまじかった印象。
痛みというよりは、終わった後の不快な感じが少し続く。
喉の奥のグリグリはそれほどでもない。
2回目は滞在6日目に行われた。
この時対応された方がとてもソフトで、1回目に比べてとても楽に終えることができた。
なるほど、、毎回同じ人ではなくアタリハズレがある感じ。
あと、人によって対応が異なるのも興味深い。
そして、本日行ってきた3回目は最悪。
( ; ゚Д゚)
喉の方はあまり気にならないのだが、
鼻の奥へ入れる綿棒の深さ、時間の長さ、グリグリの強さ、、
とにかく綿棒が凶器に感じるほど鼻の奥をしつこくグリグリされた。
グリグリ、、
グリグリ、、、
(*′Д|||)
検査が終わって30分が経過しても鼻の奥の不快感がとれないくらい。
ちなみに、1回目、2回目は共に陰性だった。
結果は写真のようにLINEで報告してもらえる。
掃除と洗濯
他の隔離ホテルではどのような対応をされているのか不明だが、今回利用した「AMBER HOTEL PATTAYA」では隔離期間中のベッドメイキングや部屋の掃除は一切無し。
基本的にスタッフが部屋に入ってくるのは問題があった時くらいだと思う。
部屋の掃除なんて、、と思われるかもしれないが、3日もすると床にゴミが落ちているのは普通。
テーブルの上やベッドの上なんかもできるだけ綺麗に使おうと心掛けていた。
残念ながら部屋には清掃用具が一切ないので、出来る範囲のところだけ掃除するようにした。
あと、衣類の洗濯ももちろんセルフ。
持参した洗濯洗剤を使って洗面台で手洗いするのだが、現在、雨季のパタヤでは晴れの日が少なく乾きが遅いのだ。
こればかりは仕方ないので部屋干しが自然と多くなる。
セブンイレブン買い出しサービス
隔離期間中はセブンイレブンへの買い出しサービスが利用可能。
LINEで欲しい物を指定すればスタッフが購入して届けてくれる。
支払い方法は部屋の前にある台にお金を置き、証拠写真を送信すれば回収にきてくれる。
商品が届いた後、下記のような明細が送られてくるので安心。
(*・∀・)b Good!
ちょうど歯磨き粉を忘れたので注文したみたところ、商品は35バーツだった。
200バーツを渡したので残り165バーツが残高として記載されている。
セブンイレブンで食料を調達することも可能なのだが、もう利用する機会はなさそう。
今回、私はカップラーメンとチップスターを日本から持参したが、現在まで1個しか食べていない。
食事に関しては提供される量が多いので十分なのだ。
チップスターもカップラーメンも残っているため、隔離終了後もしばらくスーツケースと一緒に行動することになりそう。
WI-FIとテレビ番組
部屋にいる時間が長いと、ついテレビやスマホを観る機会が多くなる。
テレビについては部屋の設備でも紹介したが、日本の民放を視聴することができるのは有難い。
サザエさんを観ると曜日感覚が戻るのは日本人ならでは。
【関連記事】「パタヤ隔離ホテルの食事について」
F1が好きな私にとってFOXスポーツチャンネルが視聴できるのも有難い。
全てがリアルタイムではないみたいだが、滞在中は楽しむことができた。
今やホテルにはなくてはならないサービス=WI-FI。
過去に宿泊したタイのホテルでは不安定なところもあったが、コチラでは全然問題ナシ。
おそらく隔離用として安定したネット環境を整えているのだろう。
速度を調べてみたところ40Mbps以上なので動画もサクサクと視聴できる。
まとめ
・隔離ホテルの検温では高熱さえ出なければ低い分にはいくらでも大丈夫そう。
・PCR検査の担当者によって鼻の奥に入れる綿棒の深さ、強さ、長さが異なる。
・2週間の隔離ではテレビ、スマホ、WI-FIが間違いなく重宝する。
2週間の隔離も3日後には終了する予定。
最初の3日間くらいはホテル住まいで旅行気分なのだが、4日目から7日目にかけてストレスが強くなる。
そして一週間が過ぎる頃には隔離生活が普通になってくる。
諦めにも似たような感じだが、今の状況を全て受け入れる覚悟ができた気もする。
まぁ、空調もベッドも食事もあるので決して環境が悪いわけでなはい。
外出が出来ない、、ただ、それだけ。
隔離ホテルでの滞在が終われば毎日たくさん外出すればいいじゃないか、、
今はそんな気持ちで残りの期間を過ごしている。
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