いよいよ次の旅が迫ってきた。
といっても11月はタイのパタヤのみ。
いつもは他の国や都市に寄り道することが多かったが次回はパタヤ1箇所だけとなる。
日本からパタヤへ向かい、滞在を終えると日本へ帰国する。
とてもシンプルなプランだ。
しかし、相変わらず厳しい円安に絶望感しかない。
円安で幸福感を得ることができるなら誰か教えてほしい。
国内の物価高はもちろん、海外に出ると円の価値が下がっていることをダイレクトに感じる。
そろそろこの流れを終わりにしてほしいのだが、、
さて、今回は2023年9月に初めて訪れたフィリピンの様子を紹介する。
ニノイ・アキノ国際空港
タイから香港経由で到着したフィリピンのマニラ。
ニノイ・アキノ国際空港は通称「NAIA」と言われている。
英語で表記するとNinoy Aquino International Airport 略して「NAIA」だ。
第1〜第4まで4つのターミナルで構成されている。
今回利用したキャセイパシフィック航空は第3ターミナルに到着。
飛行機を降りてから出口まで約25分ほど。
入国の際、日本人はビザ無しでも30日間の滞在が可能だ。
パスポート一つで入国できるのは有難い。
フィリピンペソへ両替
フィリピンに到着して真っ先にすることは現地通貨への両替だ。
手持ちは日本円とタイバーツの残り、あとはクレジットカードだけ。
今回のフィリピン滞在期間は6日間。
両替レートは街中の方がいいと思うが、とりあえず1万円だけ空港で両替する。
空港内にある両替所でレートを確認すると.3770。
1万円が3,770ペソになる計算だ。
1ペソ=2.65円くらい。
数箇所ある他の両替所でも同じ.3770。
レートに差がないなら空いている店舗でサクッと両替すればいい。
初めて手にするフィリピンペソ。
受け取ったお金は全てお札でコインは無し。
カラフルなお札にちょっと驚き。
フィリピンの陽気な国民性がお札の色に表れているようだ。
(・∀・)イイ!!
タイバーツもこれくらいはっきりと色分けしてくれないかなー、、
同じような色なのでバーで飲んで支払い時に間違えそうになることが過去に何度かあった。
多分、読者様の中でも同じ経験をした人いるんじゃないかな。
特に100バーツと1,000バーツね。
P2P GENESIS BUS
両替済ませたあとは目的地のアンヘレスに向かう。
「アンヘレス」は空港から車で約2時間ほど北に向かった都市。
かつてはアメリカ軍のクラーク空軍基地があり現在は「クラーク経済特区」として各種産業を誘致している。
実はアンヘレスにもクラーク国際空港があり一部の国際線が乗り入れている。
筆者は今回マニラからバスで向かうことにした。
利用するバスはGenesis社のP2Pバス。
ニノイ・アキノ国際空港とクラーク国際空港間の移動では一番便利なバス。
バス乗り場
空港を出ると目の前の通りを渡って右方向に向かう。
数分歩くとGenesis社のブースと案内板が見えてくる。
目印はP2P→CLARKという文字。
バスに乗る前に注意することはトイレ。
車内にはトイレが装備されていないため走り出すと到着まで我慢することになる。
かといって空港の中に戻るには荷物検査が必要になるのでちょっと面倒。
出発まで時間があったため運転手にトイレの場所を聞くと裏側にあると教えてくれた。
バスの停車位置から空港と反対側に写真のようなミニカフェがある。
このお店の横にある通路を奥へ向かうと無料のトイレがある。
分からない場合はお店の方に聞けば丁寧に教えてくれる。
時刻表
先ほどのブースに時刻表が掲示されている。
「NAIA」が今いる空港。
深夜早朝を除いて1日中ほぼ1時間間隔で運行されている。
隣にはクラークからNAIAまでの時刻表も掲示されているので写真に撮っておくとよいかも。
筆者は午前11時発のバスでCLARK方面に向かう。
バスの車内
空港を出てバス乗り場に到着したのが10時15分頃。
ちょうどCLARKからのバスが到着して客が降りてきていた。
ただ、全員降りていないことから他のターミナルにも寄ると思われる。
CLARKから到着したバスは最初の停車場所が第3ターミナルのようだ。
CLARKからのバスを見送って数分後に乗車するバスが到着した。
預け荷物は担当者に渡せばトランクに入れてくれる。
マレーシアのクアラルンプールと違ってこちらはセルフではないようだ。
【関連記事】「クアラルンプールからバスでLKセントラルへ」
乗車するとバスには客がいなかった。
どうやらクラーク行きは第3ターミナルが始発と思われる。
車内へはすぐに入ることができるがクーラーが効いて寒い。
座席は自由席なので好きな場所に座ればいい。
座席は観光バスでよくある2席ー2席の横4席仕様。
車内は清潔で座席の状態も悪くない。
もっとボロい車内を予想していただけにいい意味で裏切られた。
(・∀・)イイ!!
座席の背面には持ち手が2箇所。
中央には凹みがあってゴミが詰められていた。
このあたりは想定内だ。
何もすることがないから軽い気持ちでゴミを入れたくなるのだろう。
そもそもこんなところに凹みを作るが間違いだと思う。
あと、右下にはUSBポートらしきものがあるが破壊されていた。
わざとなのか、もともとなのか、、よく分からない。
、、、(・ω・`)(・ω・`)
足元にはフットレストが装備。
シートポケットも使える。
シートピッチは握り拳2個半くらいで特に狭いとは感じなかった。
ただ、タイのスワンナプーム空港ーパタヤ間のバスと比べると狭いかな。
乗車賃の支払い
バスの乗車賃は走り出してから支払うシステム。
運転手以外にもう一人料金を回収する担当者が同乗している。
前から順番に行き先を確認して写真のようなチケットを渡される。
全員のバスチケットを渡し終えたあと、改めて前から順番に乗車賃を回収していく。
終点はクラーク空港だが筆者は途中の「SMクラーク」で下車する。
料金は380フィリピンペソ。日本円で約1,000円。
空港からアンヘレスへ
バスは予定通り11時頃に空港を出発。
第3ターミナルを出るとそのまま高速道路へと走らせる。
車内の乗客は10数名で驚くほどガラガラ。
マニラ都市部は比較的速度を落として走行。
郊外に出ると速度を上げて順調にアンヘレスへ向かう。
道中は渋滞に遭うこともなく2時間ほどでアンヘレスの街に到着。
フィリピンの国民食ともいえる「ジョリビー」の看板が出迎えてくれる。
通りには住民の足ともいえる「トライシクル」がたくさん走っている。
フィリピンに来たことを実感させてくれる光景だ。
ニノイ・アキノ国際空港を出発して2時間10分。
13時10分に「SMクラーク」に到着。
SMクラークは大きなショッピングモール「SMシティ・クラーク」の入り口。
預け荷物を受け取ってこれからホテルへ向かう。
トライシクル
ホテルまで歩けない距離ではないが、重いスーツケースを引きずっていくのは避けたい。
と、バスを降りた場所にトライシクルが待機している。
トライシクルはバイクの横に箱型のサイドカーを繋げた乗り物。
タイのバイタクに比べて「雨よけ」と「荷物を置く場所」が確保されているので便利。
ホテルまでの言い値は150フィリピンペソ。日本円で約400円。
タイのパタヤを出発してから約19時間。
早くホテルへ向かいたかったのでお願いする。
スーツケースを前にとても狭いが箱に入っているので妙な安心感がある。
( ´ ▽ ` )
あと、車高が低いので道路の振動がダイレクトに味わえてスリリングな感じ。
ちょっとしたアトラクション気分でこれはこれで新鮮だった。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「香港からマニラへキャセイパシフィック航空CX907便」
初めて降り立ったフィリピン。
入国自体は特に難しくなく両替もサクッとできる。
カラフルなお札に最初は少し戸惑ったが慣れればとても分かりやすくて良い。
マニラのニノイ・アキノ国際空港からSMクラークまで利用したGenesis社のバス。
車内は清潔でとても快適だったが、東南アジアでよくある冷房の効きすぎが辛いかも。
あと、本文でもお伝えしたが車内にトイレがないので必ず事前に済ませておくのをオススメする。
行き先を間違えずにバスに乗ってしまえばSMクラークまでは全然難しくない。
乗車賃を支払って降りるだけ。
どうしても不安な人は車内にいる担当者にSMクラークで降りたい旨伝えておけば安心。
SMクラークからホテルまでの移動は近くにあるトライシクルが無難。
150フィリピンペソはちょっと高い気がするが、ケチって時間をロスするよりはいいと思う。
次回はアンヘレスで宿泊したホテルを紹介する。
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