「青春18きっぷ」を利用した鉄道の旅シリーズ。
今回はJR難波駅から長野駅まで鉄道を乗り継いで旅をしたので紹介する。
1日目後半は名古屋駅から中央本線ー篠ノ井線を乗り継いで長野駅までの行程。
中央本線313系で緑の多い木曽路を走り抜け、
松本駅から長野駅まで乗車したリゾート列車「快速リゾートビューふるさと」の紹介。
中央本線(名古屋駅~中津川駅)
中央本線はJR東日本管轄の東京駅から塩尻駅までの区間と
JR東海が管轄する塩尻駅から名古屋駅までを結ぶ路線である。
名古屋駅からは特急しなの号が長野駅まで運行されている。
以前は大阪からの発着もあったが、2016年ダイヤ改正に伴い廃止となった現在は
全て名古屋駅発着となり中央本線で活躍している。
名古屋駅からは11時46分発の中津川駅行きの快速に乗車。
車両は前側7両が211系、後側3両が313系、
連結して10両で運転されていた。
211系は全てロングシートのため、
撮影には不向きと考え、
転換クロスシートのある後方の313系に乗車した。
名古屋近郊で活躍する313系はほとんどが転換クロスシート。
座席のモケットカラーが鮮やかな青色で、JR西日本の座席モケットより綺麗に感じる。
平日の日中ということもあり、
車内はガラガラで空いていた。
10両編成は、ちと長すぎないか?
中津川に向かう利用者は多いのか??
と、どのような状況かも知らずに、
勝手にいろいろと考えてしまった、、
車窓から流れる景色は緑がたくさんあって時間を忘れさせてくれる、、
鉄道の旅の醍醐味♪
快適な車内で揺られること81分、、
中津川駅には13時7分に到着。
中央西線(中津川駅~松本駅)
中津川駅からは14時15分発の松本行きに乗車する。
乗り継ぎに1時間ほどあったので、
ランチを食べようと中津川駅で降りてみた。
とても、とても暑い中津川駅前。
駅前で目に飛び込んできたのがコレ
「歩いてみませんか 街道文化のまち 中津川」
、、、暑くて、熱中症になりそうだ。
今の時期は避けた方が無難。
春や秋にまた来てみたい。
中津川駅周辺はのどかな雰囲気で、
大きな建物やビルも少なく、飲食店が少しあるくらい。
香港酒場でランチ
せっかく中津川に来たので、
美味しいお蕎麦でも食べようかと考えていたが、
残念ながら、ほとんどのお店が閉まっているか、
お蕎麦売り切れという状況。
観光客が少なく、地元の方も暑くて外出を控えているのだろう。
暑い中を彷徨うこと15分、、
汗だくになりながら辿り着いた先は駅前の「香港酒場」さん。
お蕎麦が無いならラーメンでも食べようと、、
こんな暑いのに。
ランチメニューのAがラーメン定食。
おぉ、、唐揚げと台湾ラーメンがセットになってる♪
店内のメニューを確認すると月曜の日替わり定食がラーメンだったみたい。
金曜日の五目焼きそば定食も美味しそうだ。
注文して5分程で運ばれてきた料理。
台湾ラーメンの辛さと、ボリュームでジューシーなから揚げ、
口直しの杏仁豆腐まで、どれも美味しかった♪
お店の方はおそらく香港の方だと思われるので、
本格的な中華料理を味わうことができると思う。
台湾ラーメンはかなり辛いので、
辛いのが苦手な方は避けた方が良さそう。
車両
中津川駅から松本駅までは313系の2両編成。
特に混雑することなくのんびりとした車内で過ごすこと2時間33分。
新幹線のぞみ号で東京から新大阪までの乗車時間とほぼ変わらない。
夏の青空と白い雲、313系のオレンジラインがよく似合う。
松本駅には16時48分に到着。
篠ノ井線(松本駅~長野駅)
松本駅からは17時23分発の「快速リゾートビューふるさと」に乗車する。
この列車、、ただものではなかった。
列車の到着を待っていると、、隣のホームにE353系の千葉行き特急あずさ号が停車している。
E353系のフェイスはなんとなく
カピバラに似てるんだけど、、
もしくはウォーズマンか、、
快速リゾートビューふるさと
快速リゾートビューふるさとの車両はJR東日本のHB-E300気動車。
キャッチコピーは「ゆとりとおもてなしのリゾートトレイン」
長野駅から松本駅を経由して南小谷駅まで一日一往復している。
運行日は土曜、日曜を中心に、夏休みや年末年始は毎日運行されているようだ。
全車指定席だが、青春18きっぷでも指定席券530円を購入すれば乗車可能。
乗車すると座席に座っていたのは長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」
マスクもしていて、お子様との記念撮影に応じてくれるようだ。
車内は特急列車を上回る豪華さで、
白色ベースにした車内は優しい木目と落ち着いたデザインの座席モケットで
とてもオシャレに感じる。
カジュアルと落ち着いた雰囲気が合わさって、
年齢問わず誰にでも受け入れられるようなデザインだと思う。
列車の前方と後方には展望室が設けられており、
左右には大きな窓とソファー席、運転席に向けられたソファー席からは
進行方向もしくは後方の景色を堪能することができる。
いわゆるかぶりつき席
展望室には列車沿線の景色や観光名所のアルバム(写真)を手に取って見ることができる。
こういったところもリゾートトレインの楽しみの一つである。
座席はリクライニングシートでシートピッチが120cmもある。
一般の特急列車や新幹線のグリーン車よりも広いので余裕がある。
肘掛には小さなテーブルが収納されている。
座席の背面にはドリンクホルダーと背面テーブルが装備。
フットレストは装備されていないが、
これだけシートピッチに余裕のある列車は初めて。
家族や友達4人で向かい合わせにしても、
全く圧迫感なく利用できそうだ。
このような快適性もリゾートトレインならでは。
座席にシートカバーは無いが、
代わりに枕のようなクッションが装備されている。
車内では専用アテンダントによる観光案内や車内販売が行われている。
せっかくなので「雪どけサイダー」と「キーホルダー」を購入した。
真夏に飲む「雪どけサイダー」、、
パッケージだけで買いたくなる♪
車内で飲むサイダーは美味しかった。
今回指定した座席から「アルクマ」が見えるのだが、
子供が一人も乗車していない車内では、とてもシュールに映る。
大きな窓から眺める信州の山々はずっと見ていられる♪
長野駅には18時30分に到着。
快適なリゾートトレインの旅は67分で終了した。
車体は「アルクマ」のラッピング車両になっていた。
車内だけでなく、車体も含めて楽しめる要素がたくさん含まれている。
松本駅出発時点では多くの方が写真撮影をしていたので、
それだけ存在感のある車両ということだろう。
車内には「アルクマ」がまだ乗車中だった。
というか、、ここが住処といった方が正解なのかも。
ブログでは伝えきれない車窓の楽しさをYoutube動画で公開しています。
【Youtube動画】:「【乗ってみた】快速リゾートビューふるさと」
長野駅
中津川駅では食べれなかったお蕎麦。
長野駅では是非とも食べたいと思っていたので、
駅ナカにあるお店を調べてみた。
そば処みよ田
ウロウロして探すこと10分。
辿り着いた先は「そば処みよ田」
メニューの中から一番そそられる、、「信州プレミアム牛の味噌すき御膳」を注文。
お蕎麦は冷おろしそばにしてみた。
食べたかったという気持ちが強かったこともあり、
お蕎麦を食べた時の満足はかなり高かった。
子供の頃はそこまでお蕎麦を好んで食べなかったが、
年齢を重ねるうちにお蕎麦の美味しさが分かるようになった気がする。
そば湯も最高だった♪
Lチキとバドワイザー
ホテルにチェックインしてからはバドワイザーとLチキで部屋飲み。
鉄道に乗っている間はもちろんだが、ホテルでも
ぼっちは変わらないので、
無言でそのまま就寝する。
まとめ
・名古屋駅から中津川駅までの快速列車は211系と313系が連結運転している。
・211系はロングシート、313系は転換クロスシートなので好みが分かれるところだろう。
・中津川駅周辺はのんびりしていて、飲食店の多くは閉まっていた。
・中津川駅の「香港酒場」では本格的な中華料理を食べることができる。
・中津川駅から松本駅までは2時間30分以上の乗車時間になる。
・E353系のフェイスはカピバラに似ている。
・快速リゾートビューふるさとは車体も車内も楽しめる要素が詰まっている。
・快速リゾートビューふるさとのシートピッチは120cmと余裕すぎる広さ。
・快速リゾートビューふるさとにはマスクをしたシュールな「アルクマ」の住処になっている。
・長野駅で食べたお蕎麦、、美味しくて、美味しくて、そば湯を何杯も飲んだ。
ブログでは伝えきれない車窓の楽しさをYoutube動画で公開しています。
【Youtube動画】:「【青春18きっぷ】中央本線ー篠ノ井線(名古屋駅~長野駅」
次回は長野駅から天王寺まで中央本線、東海道本線を利用して向かう。
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