海外旅行に行くことができない現在、国内旅行に行こうと計画。
もちろん、コロナウイルスへの影響が出ないようホテル内と食事以外はマスク着用の徹底と、
建物へ入る時は消毒液をするよう注意して行動した。
また、食事の際は密にならないよう、少し離れて一人で食事することも心掛けた。
今回は山陽新幹線のこだま号で新大阪から小倉まで移動。
こだま号に乗車するのは小学生以来。
こだま851号に充当される500系には一度も乗ったことがなく、
乗車してみたかった車両の一つだ。
山陽新幹線こだま851号
今回乗車する山陽新幹線こだま851号は新大阪駅を11時32分に出発、
目的地の小倉駅には15時54分に到着する。
こだま号は各駅停車のため小倉駅まで途中16の駅に停車することになる。
小倉駅までの所要時間は4時間22分。
多くの方が乗車するのは「のぞみ」「みずほ」「さくら」のいづれか。
「こだま」しか停車しない駅へ向かう方が利用するのは納得できるが、
新大阪から小倉まで乗り通す方は少ないと思われる。
500系
500系は山陽新幹線を走っている現役新幹線の中では一番古い車両になる。
もともと東海道・山陽新幹線として東京から博多まで「のぞみ」として運用していたが、
700系、N700系の登場と共に少しづつ運用を離れ、現在はこだま号として山陽新幹線のみの運用となっている。
700系のような”カモノハシ”タイプではなく、
航空機をイメージさせる先頭の形状が人気で現在もファンが多い。
【公式HP】「JR新幹線のご案内」
車体のカラーリングはライトグレーをベースに、
ダークグレーとブルーの帯が入っている。
九州直通仕様のN700系と並ぶと違いがよく分かる。
山陽・九州直通仕様のN700系も8両編成で固定され、
カラーリングも東海道仕様と異なり白藍色で上品な色になっている。
500系の車内
500系は外観だけでなく車内も魅力的だ。
「のぞみ」として運用されていた当時は現在のN700系と同じように
横5席(2席、3席)となっていたが、山陽新幹線のこだま号となってから、
指定席が横4席(2席、2席)に変更されている。
また、16両編成から8両編成に変更されグリーン車の設定も無くなっている。
500系こだま号の自由席
500系こだま号の指定席
指定席は横幅に余裕があり、シートも少し重厚な感じがする。
乗り心地も良く、長時間座っていてもあまり疲れることがない。
(*・∀・)b Good!
航空機で例えるならボーイング737-800やエアバスA320-200のビジネスクラスに相当する感覚だ。
指定席のひじ掛けにはカップホルダーが装備され、
テーブルを出すこともなくドリンクを固定することが可能。
ドア付近には電話ボックスが設置されている。
おそらく電話自体を使用する人はほとんどいないと思うが、デッキでは走行音が大きいため、
こちらの電話ボックスに入って静かな空間で携帯電話を使用するのがオススメ。
新大阪側の8号先頭には子供向けの運転台が設置されている。
写真のレバーを引くと運転台のメーターが動くリアルなものとなっている。
8号車まで行って触ってみたよ。
「東海道新幹線 富士山弁當」
こだま号では車内販売が行われていないため新大阪駅で駅弁を購入して持ち込んだ。
種類が多すぎて選ぶのに困ったが、現在のイチオシとなる駅弁があった。
2020年7月1日から運行開始したN700系Sを記念した駅弁
「東海道新幹線 富士山弁當」
現在はキャンペーンでお茶のペットボトルも付いてきた。 (*・∀・)b Good!
内容は富士山をデザインした仕切りに「穴子天ぷらたれ漬」
「かま揚げしらす」「牛すじ煮」といった東海道新幹線沿線の食材が盛り込まれている。
とてもにぎやかな食材で食べ応えがあった。
もちろん味も美味しく十分満足できる駅弁であった。
(゚Д゚) ウマー!
まとめ
小倉駅までは500系の加速、減速を各駅の停車ごとに体験することができた。
各駅停車といってもさすが新幹線。
走りだすとすぐに速さを体感できる。
お子様向け運転台は大人でも使用可能。
指定席は横幅が広く乗り心地が良い。
途中10分程停車する駅が複数あるのでホームに出て駅弁を購入することが可能。
2020年現在、一部のこだま号ではハローキティがデザインされた500系が運転されている。
小倉駅では山陽新幹線公式キャラクターが出迎えてくれる。
4時間以上新幹線に乗る機会はほとんどないと思うが、
時間に余裕があって鉄道の旅を楽しむのであれば是非オススメしたい。
特に、山陽新幹線の指定席は旅行会社やJR西日本からお得な切符で販売されているので、
積極的に活用すれば安く九州へ行くことが可能だ。
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