【青春18きっぷ】大和路線ー関西本線

JR西日本キハ120形 鉄道

「青春18きっぷ」を利用した鉄道の旅シリーズ。

今回はJR難波駅から長野駅まで鉄道を乗り継いで旅をしたので紹介する。

1日目前半はJR難波駅から大和路線ー関西本線で名古屋駅までの行程。

お盆明けということもあって大和路線の混雑ぶりは”密”という言葉がぴったりだが、

関西本線に乗り継ぐと混雑とは無縁ののどかな景色が待っていた。

 

大和路線(JR難波駅~加茂駅)

 

大和路線はJR難波駅から京都府木津市の加茂駅までの区間に付けられた愛称で、

名古屋駅から亀山駅、奈良駅を経由して難波駅に至る関西本線の一部である。

JR難波駅から加茂駅までは電化区間でJR西日本の221系が大和路快速として活躍中。

他に国鉄時代の103系、201系を中心に、JR東西線に直通する321系も運行されている。

 

大和路快速

 

大和路快速は大和路線と大阪環状線内を快速運転している列車で、

車両は221系で運行されている。

今回乗車した大和路快速はJR難波駅7時12分発の加茂行き。

JR難波駅から乗車するお客さんの少ないこと、、

 

JR難波駅に停車中の大和路快速221系

 

JR難波駅出発時点ではほとんどお客さんがいない、、

この写真だけではラッシュとは程遠いが、このあと停車する新今宮駅、天王寺駅でほぼ満員となる。

大和路快速221系の最高速度は120kmと高速運転が可能。

 

大和路快速221系の車内

 

ほとんどのお客さんは奈良駅で下車。

終点の加茂駅手前くらいには前方の景色を撮影する余裕もあった。

 

大和路快速221系の運転席風景

 

乗車時間は59分、移動距離は54km

終点の加茂駅には8時11分に到着。

 

加茂駅

 

関西本線(加茂駅~亀山駅)

 

加茂駅から先は非電化区間のため電車が走行できない区間になる。

ここで乗り換えた車両はJR西日本キハ120形気動車。

この区間はとにかく山間部が多く、モーターを唸らせながら山越えするような感覚である。

乗車したのは8時16分発の亀山行き。

 

加茂駅の電光掲示板

 

キハ120形気動車

 

キハ120形はローカル線専用の車両で、関西本線では1両もしくは2両で運転されている。

最高速度は95km、扉は車両前方・後方の2か所で、バス用の2枚折戸が採用されている。

1992年最初の製造から3次車まで導入され、現在では座席のリニューアルや照明のLED化、

ドアチャイム設置等、体質改善工事も進められている。

 

JR西日本キハ120形

 

 

JR西日本キハ120形

 

座席はセミクロスシートだが、座席数ではロングシートの方が圧倒的に多い。

 

JR西日本キハ120形の車内

 

写真の奥に写ってるおじさま、、手に持ってるのは一眼レフカメラ。

終点まで運転席横の窓から前方風景をカシャカシャ撮りまくってた。

乗車区間も後半に入ると車窓だけでは満足できなかったのか、

運転手さんを撮影してた。

※ご本人が運転手さんに事前許可をとっていたので問題はなさそうです。

コロナ過において、ご年配方の元気な姿を見ることができたのは誠に嬉しい気分である。

 

JR西日本キハ120形の車内

 

これだけガラガラだとロングシートで横になって寝れそうな気がする。

まぁ、マナーの問題で横にならないですけど、、

 

途中の伊賀上野駅では忍者のイラストがあちこちに見られた。

忍者ってもともとマスク不要なんですよね。

あの格好で更にマスクを着けてたら、、、

いや、耳にかけれないから無理か。

 

伊賀上野駅

 

山間部を終えた先は亀山駅までのどかな風景が続いている。

夏の青空と自然の緑が鉄道の旅を盛り上げてくれる。

 

関西本線の車窓

 

乗車時間は80分、移動距離は61km

終点の亀山駅には9時36分に到着。

 



関西本線(亀山駅~名古屋駅)

 

次の亀山駅では乗り換え時間が48分もある。

かといって周辺には特になにもないので、ひたすら時間が過ぎるのを待つのみ。

亀山駅10時24分発の名古屋行き快速列車に乗車する。

 

亀山駅の電光掲示板

 

時間があったので少し外に出てみたが3分で駅舎に戻った。

 

亀山駅

 

駅構内では写真のようなボードがあった。

亀山駅が今年で130周年を迎えたらしい、、

130周年ってすごい歴史があるように思うが、

その部分より他に注目してしまう、、

 

マスクをしている列車

 

このマスクって、、、たぶん、、、

 

アベノマスク

 

だって、、、

顔の下まで覆われていないから。

 

亀山駅のPR

 

130周年にアベノマスク、、なんともタイムリーな感じもするが、

とにかく歴史ある亀山駅。

これからもJR西日本とJR東海の大切な中継地点として活躍を期待しています。

 

名古屋まで乗車する車両はJR東海313系。

名古屋地区の主力車両である313系は過去何度も乗車しているので、

改めて説明する必要はないと思うが、、

乗り心地は転換クロスシートで悪くない。

 

亀山駅に停車中のJR東海313系快速名古屋行き

 

写真では分かりにくいが、座席は綺麗な青色で清潔感がある。

亀山駅から名古屋駅までは2両編成で運転され、

途中の駅は学生さんの乗り降りが目立った。

 

JR東海313系の車内

 

関西本線の車窓からは都会とかけ離れたのどかな景色が楽しめる。

写真は四日市と桑名の区間に撮った車窓。

いかにも夏らしい色合いで悪くないね。

 

関西線からの車窓

 

乗車時間は72分、移動距離は59.9km

終点の名古屋駅には11時36分に到着。

 

JR名古屋駅

 

次回、1日目後半の名古屋駅からは中央本線に乗車して中津川、松本、長野駅まで向かう。

次回のメインは松本駅から乗車した「快速リゾートビューふるさと」

 

まとめ

 

・JR難波駅発の大和路快速221系は早朝ラッシュ時でも空いている。

・大和路線の奈良駅~加茂駅間の車内はとても空いている。

・関西本線キハ120形は力強い走りとのどかな風景が楽しめる。

・関西本線キハ120形のロングシートは車内で横になれそうな雰囲気がする。

・関西本線キハ120形の運転手さんは鉄道好きのおじさまにご自身の撮影を許可する優しい心の持ち主。

・亀山駅は130周年を迎えた。

・亀山駅にあるボードにはアベノマスク(おそらく、、)をした313系が描かれている。

・亀山駅から名古屋駅までの区間は都会で見られないのどかな風景が楽しめる。

 

ブログでは伝えきれない車窓の楽しさをYoutube動画で公開しています。

Youtube動画】:「【青春18きっぷ】大和路線ー関西本線(JR難波駅~名古屋駅)」

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