シンガポールのチャンギ空港で長時間のトランジット編。
関西空港からシンガポールのチャンギ空港に到着後、
翌日のフライトまで約20時間のトランジット。
今回もチャンギ空港滞在の様子を紹介する。
20時間ともなれば滞在期間はほぼ1日。
普通なら入国するか空港内のトランジットホテルを利用するだろう。
が、あえてホテルを利用せず、空港内で過ごすことを選ぶ。
なぜなら空港が好きだから。ただそれだけ。
とはいえ、睡眠不足では以降の旅に支障が出てしまう。
チャンギ空港で無事に睡眠をとれるだろうか??
チャンギ空港で20時間のトランジット
チャンギ空港で20時間のトランジット。
前回までのブログでラウンジハシゴの様子を紹介しているが、
空港内の様子はまだ紹介していなかった。
ということで、今回は空港内の様子を少し紹介しようと思う。
【関連記事】「チャンギ空港でラウンジハシゴ」
広いチャンギ空港
とにかく広いチャンギ空港。
まずは下の写真を見ていただきたい。
空港は4つのターミナルから構成されている。
1つのターミナルだけでもかなりの広さがあるため、
日本の関西空港と比較すると3倍くらいありそうな規模だ。
空港内は綺麗な花や木、オブジェなどでシンガポールの雰囲気が味わえる。
空港に観光地としての要素が加えられている印象だ。
(・∀・)イイ!!
単に花や木があるわけではない。
空港の利用客が少しでも楽しめるよう写真映えするスポットや、
つい足を止めて、スマホのカメラを向けたくなるような場所が散りばめられている。
広い空港を移動するにはスカイトレインが便利。
関西空港のウイングシャトルと同じ無人運転の乗り物。
ターミナル1、2、3をそれぞれ結び、ターミナル間を自由に移動できるよう工夫されている。
豊富なショップ
シンガポールといえば黄色い紙袋が目印の「TWG TEA」が有名だ。
過去、シンガポール旅行でお土産用に購入した記憶がある。
こちらはT3にある小さなショップで、ケース内にカラフルなマカロンが販売されていた。
これ見ると紅茶と一緒に食べたくなってしまう。
空港内には多くの飲食店が入っている。
有難いのはフードコートだ。
夜遅い時間でも営業しているため、深夜早朝のフライトでも利用できるのは嬉しい。
飲食店以外に衣料店も充実している。
日本ではお馴染みの「ユニクロ」。
もしシャツの替えが足りなくなったら空港で購入すれば解決。
海外でも身近な「ユニクロ」が利用できるのは助かる。
こちらも身近な存在「セブンイレブン」。
日本ではあまり利用しないが、タイではほぼ毎日お世話になっている。
チャンギ空港でも24時間営業しているため安心して利用できる。
フリーツアー
チャンギ空港の魅力は広さと自然溢れるレイアウトだけではない。
空港での乗り継ぎ時間が5時間30分以上24時間以内の場合、
無料でシンガポールのツアーを楽しむことができる。
( ´ ▽ ` )
申し込み場所は写真のようなデスクがT2とT3に用意されている。
フリーツアーの種類は全部で4種類。
1回のツアーは2時間30分となっている。
筆者はパンデミック前に利用したことがあり、
無料でマーライオンやマリーナベイサンズなど市内を観光することができた。
なお、時間帯がそれぞれ決まっているのでスケジュールの確認をお忘れなく。
あと、一緒に行動する添乗員さんは全て英語です。
もし英語が分からなくても景色と雰囲気だけでも十分楽しめると思う。
深夜の寝床
さて、チャンギ空港で迎えた深夜の時間帯。
時刻は深夜2時。
深夜の時間帯でもフライトはあるものの、さすがに利用客はぐっと少なくなった。
一部の店舗では深夜営業しているが、多くの店舗はシャッターを下ろしている。
筆者もラウンジを出て寝床を探す。
いろいろ歩き回って良さそうだった場所がこちら。
ターミナル3の2階にある半円形のソファー。
中央には充電設備もあるので横になりながら利用可能。
タイミングよく半分のスペースが空いたので少し横になる。
1時間ほど経過したが寝付けない、、
なんとなく体を起こすと、カップルらしき観光客がソファーの端に遠慮気味に座っている。
一人は横になれても一人は無理だろうな、、
と、どうせ寝付けないならラウンジへ行こうとカップルに筆者のスペースを譲った。
カップルは申し訳なさそうにしていたが、全力で”どうぞ”ってスペースを譲って後にした。
下を見下ろすと1階にも似たようなソファーがあった。
やはり皆さん横になっているので考えは同じ。
広いチャンギ空港では体を横にできる場所が以外と少ないと感じた。
開き直ってスポーツ観戦するならこのようなスペースもあった。
椅子はフツーだが、大画面でサッカー観戦することができる。
カップルにソファーを譲った後、なんとなく良さそうな椅子があったので着席。
目の前に小さなテーブルと充電設備。
残念ながらUSBポートは壊れていたので裏側のを利用する。
、、、(・ω・`)
東南アジアでよくあるパターンだ。
座り心地は悪くないが、この椅子で睡眠をとるのはちょっとキツい。
寝床を諦めてラウンジへ向かう途中「ムービーシアター」を発見。
中には入っていないが、以外と気持ちよく寝れるかもしれない。
ちなみに24時間上映、利用可能と表示されていた。
どんな作品が上映されているかは謎だが、、
チャンギ空港の寝床に困った方はこちらも検討に入れても良さそう。
観光スポット「JEWEL」
先ほどの寝床から話しは変わって、、
パンデミック前から話題になっていた観光スポットを紹介する。
チャンギ空港の敷地内にある巨大な建物「JEWEL」。
スカイトレインに乗ってT2とT3を移動する際、
「JEWEL」内部を通過するため車内から様子を観ることができる。
ただ、中へ入るにはシンガポールへ入国する必要がある。
乗り継ぎ利用の方はフリーツアーで訪れることも可能だ。
筆者は今回長時間の滞在だったので、急遽思いつきで1時間ほど入国してみた。
※シンガポールでは入国前にオンラインでSG電子入国カードを申請する必要があるのご注意を!
今回はターミナル1のイミグレーションホールCを利用。
シンガポールの入国方法は自動化ゲートなのでサクッと入国完了。
バゲッジクレームを通過した先には「JEWEL」と書かれた案内表示。
ターミナル1と「JEWEL」は地下で繋がっているみたい。
※T2、T3からも専用通路で「JEWEL」へ向かうことが可能。
はい、こちらがチャンギ空港で有名な観光スポット「JEWEL」。
天井から流れ落ちる大量の水と、その水を吸い込む円形の穴。
周辺はジャングルのような大自然で、その間をスカイトレインが通過する構造。
凄い迫力で圧倒されてしまう。
あと、マイナスイオンがたくさん溢れてそう。
(・∀・)イイ!!
ちなみに、「JEWEL」の外側は巨大なショッピングモールになっている。
たくさんの飲食店やショップ、アトラクションが含まれている。
日本の企業も進出しているようで「無印良品」が目に留まった。
幻想的なライトアップ
引き続き巨大なウォーターフォールを楽しむ。
1階から見上げるのもいいが、少し上の階へ移動すると木々とのコラボが楽しめる。
赤色にライトアップされると怪しい雰囲気に見える。
青色は爽やかな印象。
ウォーターウォールの奥でスカイトレインが通過している。
他にも緑やオレンジ、黄、紫など順番にライトアップされるので、
色の違いを楽しむことができる。
こちらは紫色。赤色よりも怪しくなってきた、、
個人的には爽やかな青色が好み。
奥は水色で手前の照明は濃い青色。
照明のグラデーションも楽しむことができる。
( ´ ▽ ` )
手前の照明が紫色で、ウォーターフォールは金色??
この組み合わせはなかなかイケてる。
ついつい見惚れてしまった。
この景色を眺めることができたので1時間の入国でも十分価値があった。
チャンギ空港を訪れた際は是非間近で「JEWEL」を眺めてみてほしい。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「チャンギ国際空港で約20時間のトランジット」
シンガポールのチャンギ空港で20時間のトランジット。
広い空港を深夜遅くまで彷徨いながら寝床を探したが、
体を横にできるスペースが少なかった。これはちょっと以外だった。
この規模の空港で、乗り継ぎ客の需要を考えると仮眠スペースはもう少しほしいところ。
椅子は多いのだが、角度がついたリクライニングチェアが少ないかな、、。
結局、1時間ほど体を横にしただけで椅子に座ったりラウンジを利用する結果に。
今回のチャンギ空港で一番良かったのは「JEWEL」。
当初入国する予定はなかったが、
スカイトレインで通過した時にちらっと見えた景色に心を持っていかれた。
1時間ほどの入国ではあったが、「JEWEL」の迫力ある景色とスケールの大きさに圧倒された。
さらにライトアップされたウォーターフォールは多くの観光客を虜にしていた。
家族連れやカップル、友達同士など皆さんスマホを片手にずっと嬉しそうな表情をしていた。
パンデミックの頃が嘘のように賑わっていたチャンギ空港。
今後、シンガポールを訪れる方、乗り継ぎで利用される方は「JEWEL」オススメです。
次回はチャンギ空港で利用した最後のラウンジといよいよカンボジアへ。
コメント