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【フライトレビュー】マレーシア航空MH52便でクアラルンプールから日本へ帰国

マレーシア航空MH52のフライトマップ 飛行機
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6月末で勤労の日々に一区切り。

ということで、そろそろ次の旅へ向けて準備再開。

相変わらず日本入国の規制が厳しいため、海外からの観光客は限定的。

一方、日本から海外への旅行も帰国時のPCR検査が足かせとなって伸び悩んでいるだろう。

結果、各航空会社の日本路線は回復が鈍いまま。

それでも、韓国やタイ、ベトナムの路線は増便して期待がもてそうな感じ。

LCCではエアアジアよりもベトジェットエア(ベトナムのLCC)が積極的に日本への路線を増やしている。

成田・関西とハノイ・ホーチミンの各路線をデイリーで、7月2日からは福岡ーハノイ線を週3便、7月3日からは中部ーハノイ線を週4便で運行開始。

更に、9月からは羽田ーダナンを週4便で運行開始予定。

とにかくベトジェットエアの勢いが凄まじい。

円安に加えて燃油サーチャージが高騰している現在、LCCの存在感が更に増している。

同じグループ会社のタイ・ベトジェットエアも7月15日から福岡ーバンコク(スワンナプーム国際空港)を週3便で運行開始予定。

ベトジェットエア、、年内には乗ってみよう。

さて、今回は2022年5月にタイからの帰国で利用したマレーシア航空MH52便の様子を紹介する。

マレーシア航空MH52

マレーシア航空MH52便はマレーシアのクアラルンプール国際空港から関西空港までのフライト。

クアラルンプール国際空港発:22時10分

関西国際空港着:5時40分(翌日)

時差が1時間あるためフライト時間は6時間30分。

2022年5月利用時の機材はエアバスA330-300。

エコノミークラス247席、エクストラレッグルームシート16席、ビジネスクラス27席の計290席。

このMH52便には日本人の客室乗務員が2名搭乗している。

ビジネスクラスとエコノミークラスに各1名づつ。

機内アナウンスも日本語で丁寧に話してくれるので安心感もバッチリ。

クアラルンプール国際空港

クアラルンプールのフライトスケジュールには多くの情報が表示されている。

21時頃にはマレーシア国内のペナンやクチン、キナバル行きのフライト。

22時以降になると海外路線が目立つ。

スリランカ(コロンボ)、オーストラリア(メルボルン、アデレード)、トルコ(イスタンブール)、

イギリス(ヒースロー)、韓国(ソウル)、、日本へは関西以外で成田行き(日本航空)が表示されている。

東南アジアのハブ空港としてはシンガポールのチャンギ空港が有名だがマレーシアもそこそこ多い印象。

クアラルンプール国際空港のフライトスケジュール

バンコクから利用したMH783便からH52便までの乗り継ぎは約2時間。

マレーシア航空では搭乗1時間前に手荷物検査とボディチェックを行い、ゲート前の待合室で待機することになる。

写真では搭乗待ちの人が少ないように感じるが、この後、少しづつ増えて100人ほどになった。

右側に見えるディスプレイの下には電源コンセントがあるようで、スマホの充電をしている人がチラホラ。

まぁ、機内で充電できるのでわざわざ利用することもないだろうけど。

クアラルンプール国際空港

機内

出発時間の22時10分少し前に搭乗開始。

ただ、満席ではないので搭乗開始後の流れはスムーズで空席もかなり目立った。

今回は後方区画の窓側36Kを事前指定。

ちょうど前の座席には二人のマレーシア人?

着席されてリクライニング全開で利用。

別に悪いことをしているわけではないので問題ないのだが、一言何かほしいかな、、。

幸い私の後ろの席は空席だったので、私も同じようにフルリクライニングをして過ごすことにした。

マレーシア航空MH52の機内

深夜便なので離陸前と機内食以外は基本消灯モードに。

隣と後が空席だけで快適さがグッと増す。

エコノミークラスでも全然ストレスがないね。

ちなみに、エコノミークラスの座席は2-4-2のアブレスト。

後方は数列のみ2-3-2になっている。

マレーシア航空MH52の機内

トイレはフツー。

特別何かあるわけでもなく。

マレーシア航空MH52のトイレ

座席と設備

座席のシートピッチは32インチ(81cm)

握り拳1個半ほどの広さで窮屈な感じはなく余裕の広さ。

足元にフットレストは無し。

マレーシア航空MH52の座席

パーソナルモニターは9インチサイズ。

右下にUSBコネクタ装備されスマホの充電に便利。

エンターテイメントシステム自体は2世代くらい古い仕様だが、収録されている映画の本数は新旧合わせて100本近くと凄い数!

マレーシア航空のパーソナルモニター

マレーシア航空のUSBコネクタ

機内サービス

機内では各席に予めクッションが置かれている。

離陸までにヘッドホンとHYGIENE KIT(マスクと除菌シートが入ったキット)が配布された。

マレーシア航空MH52の機内サービス

更にブラケットの配布があり、就寝モードへと備える。

、、結局、映画2本を観て過ごしたので一睡もしなかったけど。

マレーシア航空MH52のブランケット

機内食

離陸後約1時間でドリンクサービスと軽食が提供された。

内容は熱々のピザパンとピーナッツ。

ドリンクはアルコール類も用意されていたが無難にスプライトをいただく。

ピザパンは「チキン」と「マッシュルーム&トマト」の2種類から選択可能。

私はヘルシー??な「マッシュルーム&トマト」を選んだ。

見た目通りの味と内容。

ボリュームは控えめだが時間を考えればこれくらいでちょうどいいかも。

2020年2月に利用した時は離陸後に完全な夕食が提供されたのに驚いたが、現在はサービス内容が変更されたようだ。

【関連記事】「パタヤ旅行記 マレーシア航空MH52で関西空港へ」

マレーシア航空MH52の機内食

到着の1時間30分前となる沖縄上空付近で朝食の提供。

日本時間の朝4時過ぎ、、まだ夜明け前という時間に朝食である。

朝食も2種類から選択可能。

「ナシレマ」か「チキンライス」の2択で「チキンライス」を選択。

メインは照り焼きチキンとご飯、、これは和食の味付け。

味付け、ボリューム、申し分ないレベル。

左上にあるのは多分「クスクス」と思われる。

「クスクス」はパサパサだった。。。

中央上にあるのはスイーツでこれはムースケーキ。

このムースケーキは甘さ控えめで凄く美味しかった。

右側には定番のロールパンとバター。ドリンクはアップルジュース。

前回利用した時も思ったけど、やっぱりマレーシア航空の日本路線で提供される機内食はレベルが高い。

タイ国際航空もレベルが高いが、MH52便に限ってはマレーシア航空の方が上かも。

マレーシア航空MH52の機内食

食後にホットコーヒーのサービス。

この頃になると夜明けで明るくなり始めていた。

マレーシア航空MH52の機内サービス

機内からの眺め

クアラルンプールを出発した頃は暗闇の中で景色はほとんど見えなかったが、沖縄を過ぎると夜明けの幻想的な景色を眺めることができる。

マレーシア航空MH52からの眺め

ほぼ定刻通りに関西国際空港へ到着。

まだ早朝の5時45分。

この日、海外からの旅客便としてはMH52便が一番最初の到着便となっていた。

関西国際空港

途中のフライトマップではあるが、関西空港までほぼ表示通りの運行。

クアラルンプールを出発してホーチミン、台湾の南を通り、沖縄上空、九州、四国の南を通って関西空港へ。

マレーシア航空MH52のフライトマップ

関西国際空港到着

2022年5月の時点では関西国際空港に到着してもすぐに入国はできなかった。

※2022年7月現在は規定のワクチン接種済みで検疫免除、入国までの時間が大幅に短縮されている。

以前までは帰国時にウイングシャトルの利用が不可だったが、この頃には利用できる状態に。

長い距離をずっと徒歩で移動することを考えれば負担が少しでも軽くなった。

関西国際空港ウイングシャトル乗り場

検疫の移動途中に撮影したマレーシア航空の機材。

検疫順路にあるゲートは利用されていないので座席もガラガラの状態。

関西国際空港

検疫

検疫手順。

飛行機から降りてウイングシャトルに乗り、降りた場所で「ファストトラック」の確認。

事前に情報を登録して検疫をパスできる状態しておけばピンク?のストラップを渡され首にかけておく。

この場所で書類確認の不要かどうかを切り分けている。

関西国際空港の入国検疫手順

私の場合は事前に登録しておいたので書類チェックはほとんどなかったが、、

相変わらず長い距離を徒歩で移動するのは同じ。

書類チェックはスキップされるが移動する流れ自体は変わらない。

ちなみに、飛行機を降りてから入国するまではトイレの利用は不可。

機内でも到着前にトイレを済ませておくことをアナウンスしていた。

関西国際空港の検疫ルート

書類チェックをスキップしてメインの唾液検査。

過去に2回経験をして今回は3回目。

梅干しやレモンの写真よりも確実なのは飛行機を降りてからずっと唾液を溜め続けること。

なんなら早く唾液を出したいくらいになってたので、容器を渡されて数秒でクリアした。

デカい梅干しとレモンの写真もこの時が見納めとなるだろう。

関西国際空港の入国時唾液検査

長い通路をひたすら移動して検査の結果待ちに約1時間。

無事陰性だったので晴れて日本へ入国できる。

関西国際空港の検疫ルート

入国

飛行機を降りてから国際線到着フロアまで約1時間30分。

以前までは2時間を要していたことから少しは短縮されたのが実感できた。

関西国際空港

国際線の到着スケジュールを見てみると、マレーシア航空に次いでベトナムのハノイからベトナム航空が到着していた。しかも、、2便。

どうやら通常のスケジュール便に加えて臨時便が運行されていたようだ。

ソウルからも2便到着する予定だが、こちらは航空会社が別なのでよくあるパターン。

ベトナム航空で同じ場所から同じ時間帯に2便は珍しいパターン。

この時は観光による日本入国はまだ認められていないはず。

考えられるのはビジネス、留学目的のベトナム人が多く入国されるのだろう。

関西国際空港の国際線到着スケジュール

まとめ

※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube動画】「フライトレビュー マレーシア航空MH52便で日本へ帰国」

今回のブログで2022年4月から滞在したタイ(パタヤ)編が終了。

基本的に飛行機とホテルがメインの内容にはなっているが、ツイッターではいろいろと呟いたりしている。

リアルタイムで発信するにはやっぱりツイッターが一番早い。

ブログや動画になるとどうしても編集作業に時間がかかってしまうのが一番の悩みである。。

今回利用したマレーシア航空MH52便。

フライト時間は6時間30分と長い印象ではあるが、軽食、機内食以外の時間にもオレンジジュースやアップルジュース、水の配布が2回あった。

機内で映画を視聴、もしくは睡眠をとっていると以外と短く感じるかもしれない。

機材がエアバスA330-300と最新機材ではないが、機内設備は悪くないので快適に過ごせると思う。

何より映画の本数が多く日本語吹き替えの作品もそこそこ入っていたのはポイントが高い。

そして、機内食のクオリティーの高さよ。

前回も今回も和食を選んだので、オススメは和食ということになる。

マレーシア航空の日本路線を利用される方は和食を選んでみてほしい。

尚、関西国際空港とクアラルンプール国際空港を結んでいるマレーシア航空MH53、MH52は2022年7月時点で週2便のみの運行となっている。

8月からは週3便での運行になるようだがデイリー運行まではまだまだ時間がかかりそうだ。

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