【鉄道レビュー】湖西線で活躍中の現役国鉄車両「113系」と「117系」

夏の鉄道旅行といえば「青春18きっぷ」。
1日目は阪和線、紀勢本線、関西本線(伊勢鉄道経由)に乗車して天王寺駅から名古屋駅まで向かった。
2日目は東海道本線、北陸本線に乗車して金沢駅は向かい、その後、
金沢駅から北陸本線、湖西線、京都線、大阪環状線で天王寺駅に戻るという行程だ。
今回は2日目後半の旅を紹介する。
行程は金沢駅から普通電車を乗り継いで、
福井、敦賀、近江今津、近江舞子、山科、大阪、天王寺へ向かう。
今回の目的は湖西線の113系と117系に乗車すること。
目次
北陸本線
金沢での滞在時間は47分。
金沢カレーを食べて、お土産を買って、駅前の写真を撮ってすぐ撤収。
金沢駅からは先ほど乗ってきた北陸本線に乗車して福井駅に向かう。
金沢駅~福井駅
2日目後半は金沢駅からスタート。
金沢駅からは13時29分発の福井行き普通電車に乗車する。
車両は北陸本線の521系。
乗車したタイミングが悪かったのか、
学生さんの帰宅ラッシュに遭遇してしまった。
車両が2両編成だったこともあり、
かなりの密状態、、がしばらく続いた。
福井駅では人気のお土産を購入。
はや川の「羽二重くるみ」
羽二重餅に和くるみを練り込んでシュー生地で焼き上げたお菓子。
こちらの商品は福井方面でしか購入できないらしい、、
今回は福井駅構内にあるプリズム福井店で購入した。
自宅に帰ってから食べたが、
和と洋が同居しているような感じで、
甘さ控えめの万人受けするスイーツといった感じ。
そもそも羽二重餅だけでも美味しいので、
シュー生地が合わさって美味しくないわけがない。
(゚Д゚) ウマー!!
福井駅には14時59分に到着。
乗り換えの12分間でお土産を購入して足早にホームへ戻った。
なかなか緊張感のある買い物だった。
福井駅~敦賀駅
福井駅からは15時11分発の長浜行きに乗車。
車両は北陸本線521系。
今回の車両も2両編成で学生さんのプチラッシュ状態だった。
座席には着席できなかったが、後方の運転台と共に過ぎ去る景色を眺めることができた。
福井駅を出発して珍しい場面に遭遇した。
車両が非常停止したのだ。
当然のように車内では皆さんソワソワ、、、
どうやら、この先の踏切内で車が立ち往生したことによる緊急停止だったようだ。
20分程停車していたが、この後、無事運行が再開された。
敦賀駅には約30分遅れの16時30分頃に到着。
湖西線
近江塩津駅から山科までの区間がJR西日本の湖西線となる。
琵琶湖の西側を走っているので分かりやすい路線だ。
もともと高速走行を狙った路線のため、
ほとんどの区間が高架で踏切が設置されていないのも特徴。
区間の最高速度は130kmで、特急サンダーバードが高速運転している。
敦賀駅~近江今津駅
敦賀駅からは16時59分発の近江今津行き普通電車に乗車。
近江塩津駅から先は湖西線に直通運行している。
車両は北陸本線521系。
本日5回目の521系、、、今日はもう十分かな。
敦賀駅では小浜線の125系が停車していた。
北陸本線の青いカラーとは異なり、
鮮やかなエメラルドグリーンが目に優しく映る。
(*・∀・)b Good!
近江塩津駅には17時34分に到着。
近江今津駅~近江舞子駅
近江塩津駅からは17時42分発の京都行き普通電車に乗車。
車両は今回の乗車目的である113系。
国鉄時代の顔ともいえる113系。
デザインこそ古く感じるが、
この緑色がガンダムに登場する「ザク」を思わせる。
「ザク」といえば、、いわゆる主人公クラスではないが、
いなくてはならない存在感のあるモビルスーツだ。
そう、113系の存在感は現在でも大きいのだ。
車内はリニューアルされているようで最近の車両といった感じ。
座席は223系と同じモケットで全く古さを感じさせない。
113系の座席は定番のクロスシート。
ほとんどの区間が高架されているためか、乗り心地はとても快適だった。
近江舞子駅には18時02分に到着。
近江舞子駅~山科駅
近江舞子駅からは18時32分発の京都行き普通電車に乗車。
わざわざ近江舞子駅で降りなくても、先ほどの113系で京都まで行くことは可能。
では何故、近江舞子駅で降りたかというと、、
湖西線で走る117系に乗りたかったのだ。
この117系は思い出深い車両で、
小学生の頃に初めて「新快速」に乗車した車両が117系。
当時は特急電車並みの速度を出す「新快速」に感動したものだった。
現在は「新快速」で運行されることはなく、
湖西線や草津線、岡山地区で運行されている。
こちらも「ザク」のカラーリングに変更されている。
嬉しい情報としては、JR西日本の観光列車に改造され、
「ウエストエクスプレス銀河」として2020年9月11日から運行される予定。
まだまだ活躍の場を広げてほしいと思う。
座席は転換クロスシート(一部固定)とロングシートの組み合わせ。
車内は大きなリニューアルもされておらず新快速時代の面影を残している。
1980年から営業を開始した当時、速さだけでなく車内のインテリアにも注目が集まった。
山科駅には19時15分に到着。
京都線ー大阪環状線
山科駅~大阪駅~天王寺駅
山科駅からは19時22分発の姫路行き新快速223系に乗車、
大阪駅には19時58分到着。
大阪駅からは20時09分発「関空・紀州路快速」に乗車して天王寺へ向かった。
本日の最終目的地「天王寺」には20時26分に到着。
まとめ
・北陸本線521系に一日で5回乗車すると十分満足。
・湖西線113系は「ザク」のようなカラーリングと頑丈そうな車体で存在感が高い。
・湖西線117系はカラーリングこそ「ザク」のようになったが、車内は当時の面影を残す素晴らしい車両。
・113系と117系は鉄道ロマンを感じさせる車両。
・はや川の「羽二重くるみ」は和と洋を同時に味わえる万人受けするお菓子。
【Youtube動画】:「【青春18きっぷ】北陸本線ー湖西線」
【青春18きっぷ】 2日目:名古屋駅~金沢駅~天王寺駅までの結果
移動距離:534.8km
乗車時間:9時間42分
歩数:11,731歩 (iPhone ヘルスケア実績)