【鉄道レビュー】特急「きらめき3号」「みどり1号」と佐世保バーガー「ヒカリ」

特急きらめき3号 レストラン

 

JR九州から発売された「みんなの九州きっぷ」を利用して小倉から佐世保へ行ってみた。

もちろん、佐世保へ行く目的は「佐世保バーガー」を食べること。

小倉から佐世保への移動はJR九州の個性的な特急電車を利用してみた。

 

「みんな九州きっぷ」ポスター

 

佐世保での滞在時間は約1時間。

「佐世保バーガー」のお店を調べると佐世保駅に隣接している有名店もあるようだが、

せっかくなので少し駅から離れたお店へ足を運んでみた。

 

特急きらめき3号

 

「きらめき」という言葉はとても印象に残る。

そんな言葉の特急電車が小倉駅から博多駅まで運行されている。

車両は主にJR九州の787系。

全体が黒い装甲車のような強いイメージの車両だ。

 

JR九州特急787系

 

1992年にデビューした787系は当時「つばめ」「有明」として運行していた。

ボックス席やビュッフェ車も備えた豪華な列車として人気を博したが、2003年には全編成ビュッフェ営業を終了。

また、九州新幹線の開業に伴い「リレーつばめ」としての運行が終了。

現在は「にちりん」「きりしま」「かもめ」「みどり」「きらめき」での運行が中心になっている。

2020年秋には787系をベースにした観光列車「36ぷらす3」の運行が予定されている。

JR九州のフラッグシップである787系はまだまだ活躍の場が広がりそうだ。

 

JR九州787系

 

今回は「きらめき3号」に乗って小倉駅から博多駅まで乗車。

土曜日の早朝ともあって指定席は貸し切り状態。

7両で運転されていることから、平日はビジネス客を中心とした利用者が多いと思われる。

 

小倉駅の発車案内

 

小倉駅を5時58分に出発し博多駅には6時54分に到着。

移動距離は67.2km、乗車時間は56分。

 

車内

 

車内は落ち着いたシックな色と少し暗い照明、大きな窓が特徴。

頭上には航空機のような荷物入れと読書灯が設置されている。

 

特急きらめき号の車内

 

座席はJR特急でスタンダードな2席+2席の横4席仕様。

シートピッチも標準的なサイズで、シートの座り心地はとても良かった。

(*・∀・)b Good!

 

特急きらめき号の座席

 

最近の車両では見られなくなったフットレストが装備されている。

リクライニングを全開で倒すと利用価値が高くなる。

 

特急きらめき号のフットレスト

 

テーブルは新幹線と同じように前席の後ろから倒すタイプだ。

パソコンを使用するには十分な広さ。

 

特急きらめき号の車内

 

【Youtube動画】:「特急きらめき3号」

 

特急みどり1号

 

博多駅から佐世保駅まで運行されているJR九州の特急「みどり」

車両はJR九州の783系がメインで、一部787系での運行もされている。

783系は国鉄から民営化後、JRグループ初の新型特急車両として1988年より営業を開始。

ハイパーサルーン」の愛称で現在も多くの路線で活躍している。

デビュー当時はグリーン車の座席背面に液晶テレビ、肘掛にマルチステレオが装備されていたようだ。

この時に乗車した「みどり1号」は783系のスタンダード仕様。

ブリジロック
ブリジロック
783系にはデザインの異なる「みどり」と「ハウステンボス」の車両があるよ

本来であれば6両編成の787系で運行される予定だったが、車両変更になったとアナウンスがあった。

 

JR九州特急783系

 

 

1992年までグリーン車には「ハイパーレディー」と呼ばれる女性客室乗務員が乗車していた。

「ハイパーレディー」、、ネーミングが
みどりん@
みどりん@
なんか強そうだな
多古山先輩
多古山先輩

 

車内

 

783系は車両は乗降ドアが車両中央にあり、前よりのA室、後ろよりのB室に分かれている。

大阪では見ることができないタイプの車両だ。

車内は横長の大きな窓が印象的。

引退した新幹線0系や100系に通じるものを感じる。

 

JR九州特急「みどり号」車内

 

こちらの車両にもフットレストが装備されていた。

車両の設備には古さを感じるものの、大きな窓から眺める景色は決して悪くない。

最高時速130kmだけあって高速で走っている間は迫力あるモーター音と速さを体感することができる。

 

JR九州特急「みどり号」座席

 

787系と比較すると窓の位置が少し高いのか、もしくは、座席の位置が少し低いのか、、、

座席の高さと窓の高さになんとなく違和感がある。

尚、佐世保駅の少し前の早岐駅からは進行方向が逆向きになるのだ。

前から後ろに流れていた景色が後ろから前に流れていく、、これもなかなか貴重な体験になった。

「特急みどり1号」は博多駅を7時29分に出発し佐世保駅に9時27分到着。

移動距離は117km、乗車時間は1時間58分。

 

【Youtube動画】:「特急みどり1号」

 

佐世保バーガー「ヒカリ」

 

佐世保の名物といえば、、「佐世保バーガー」しか思い浮かばなかった。

同じ長崎県では皿うどんが名物だが、せっかく佐世保に来たのだから本場の「佐世保バーガー」を食べてみたかった。

訪問したのは佐世保駅から徒歩5分ほどの場所にある「ヒカリ」

こちらは本店ではなく「させぼ五番街店」

営業開始時間が10時からとなっているため、開店まで少し店前で待つことになった。

 

佐世保バーガー「ヒカリ」

 

朝からハンバーガーですか?
みどりん@
みどりん@
ブリジロック
ブリジロック
朝ごはん抜きでお腹空かせて佐世保に来たさ

 

店内

 

10時ちょうどに開店して店内へ。

座席数は15席ほどで、奥には有名人のものと思われる色紙が多数飾ってあった。

それほど広くない店内だが、テイクアウトをして海を眺めながら食べるのが良さそう。

 

佐世保バーガー「ヒカリ」店内

 

イートイン、テイクアウト共に、入店前に入口横で注文、支払いを済ませるシステム。

コロナ対策としてイスに×シールが貼ってあり、密を避ける取組みがされている。

ドアを開けた状態での換気、消毒液も店内に入ってすぐ置いてある。

 

佐世保バーガー「ヒカリ」店内

 

スペシャルバーガー

 

佐世保バーガーは注文してから作るため、出来上がるまで少し時間がかかる。

とはいえ、来店時は一人だけだったのですぐにサーブされた。

せっかくなので一番人気の「スペシャルバーガー」のセットを注文。

価格は「スペシャルバーガー」が680円、ドリンクMとポテトMのセットが400円で合計1080円だ。

 

佐世保「ヒカリ」のスペシャルバーガーセット

 

とにかく具材がたくさん入っていて食べ応えがある。

パティ、卵、チーズ、ベーコン、レタス、トマトとまさにスペシャルな組み合わせとなっている。

作り立てということもあって、熱々のハンバーガーを食べることができる。

セットのポテトは塩・コショウ味でこちらも熱々を美味しくいただいた。

 

佐世保「ヒカリ」のスペシャルバーガー

 

店内の滞在時間は15分ほど。

ボリュームはあったが、美味しくて一気に食べきった感じだ。

(゚Д゚) ウマー!

 

一人で訪れたため、写真を撮った後は食べるのみ。

必然的にサッサと食べることになるのだ。

 

佐世保バーガー「ヒカリ」

 

地図

 

佐世保バーガー「ヒカリ させぼ五番街店」の地図を載せておく。

営業時間は10時~21時

【公式HP】「佐世保バーガー ヒカリ」

 

 

まとめ

 

・787系きらめき号は重厚な感じで乗り心地も快適。

・783系みどり号は車両が古いが、迫力あるモーター音・速さを体感できる。

・佐世保バーガーは具沢山で作り立ての美味しさを味わうことができる。

「みんなの九州きっぷ」を利用したJR九州特急の旅。

初日前半は「きらめき号」「みどり号」で「佐世保バーガー」を食べに行ってみた。

九州の特急電車は個性的で鉄道の旅を楽しませてくれる。

また、佐世保バーガーを現地で食べることでお腹も気持ちも大きく満たされた。

小倉駅から佐世保駅までの移動距離184.2km

ブリジロック
ブリジロック
初日中盤はSAGA佐賀駅に向かうよ

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