「四国満喫きっぷスペシャル」を利用して四国で鉄道の旅をしてみた。
連続3日間、JR四国の特急列車自由席が乗り放題となるスペシャルなきっぷ。
3日目は高知駅ー阿波池田駅ー徳島駅ー高松駅ー松山駅ー宇和島駅ー松山駅ー高松駅の行程。
今回は3日目前半の高知駅から高松駅までの行程を紹介する。
高知駅~阿波池田駅
3日間の最終日にあたる今日は一日特急列車に乗ろうと決めていた。
ただ、前と同じルートを乗車しては面白みがないので、
昨日と逆ルート=四国を左回りに乗車してみようと考えたのだ。
3日目は高知駅からスタート。
高知駅のアンパンマン推し
高知駅の改札口を通ると、早速、アンパンマンの人形が飾られていた。
触れないようケースに入っていることから高価な商品なのだろう。
アンパンマン人形は見た目ほど財布には優しくないと思う。
改札口の先には階段に描かれた立派なアンパンマンとバイキンマン。
ホームから降りてくるときには気づかないが、
正面の階段からホームに上がるときには必ず目に入るようになっている。
お子さんなら喜びそうだが、
仕事が忙しい方にとっては集中力を削がれるのではないだろうか、、
いや、このようなデザインを楽しむ余裕が日常に必要なんだと思う、否、そう思いたい。
改札口の階とホーム階の間にある中階では、
アンパンマン推しがエライことになってた。
どこかのアミューズメント施設に来たのか?!、、と勘違いするレベルだ。
写真撮影ができるコーナーやガチャガチャが設置されている。
こちらはプラレールを使用したジオラマコーナー。
この場面だけを見るとアンパンマンミュージアムに来たと錯覚しそうだ。
ちなみに、アンパンマンミュージアムをネットで調べてみると高知県にあった。
「香美市立やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム」
自然の中にある立派な施設のようだが、、
残念ながらJRだけで行くことはできない。
土佐山田駅からバスと徒歩で30分くらいの場所にあるとのこと。
現地に行くことができなくても高知駅で少しでも雰囲気を味わえる、、といった感じか。
特急南風8号
高知駅から阿波池田駅までは9時13分発の特急南風8号に乗車する。
特急南風に乗車するのは3回目になるが、今回はアンパンマン列車ではなく標準仕様の2700系。
アンパンマン列車は全身赤色か黄色なので車両本体のデザインが分かりにくかったが、
やはり、こちらの方がしっくりくる。
車両本来の魅了がダイレクトに伝わってくる♪
車体側面のカラーリングも計算されたデザインでイケてる♪
(*・∀・)b Good!
車内は観光よりビジネス客を意識したような雰囲気。
分かりやすくいえば東海道新幹線の車内と似てる。
本州から四国へ結ぶ路線でもあるため、
このような無難なデザインになったのではないかと推測する。
決して悪い意味ではなく、万人受けする清潔感のあるデザイン。
阿波池田駅~徳島駅
阿波池田駅からは10時27分発の特急剣山6号に乗車して徳島駅に向かう。
特急剣山6号
特急剣山の車両は国鉄時代に製造されたキハ185系。
見た目は地味な感じがするが、活躍の場は徳島線だけでなくJR四国の豪華な観光列車
「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」で姿を変えて走っている。
また、九州の特急や観光列車でも活躍している。
高松駅で撮影した停車中の「四国まんなか千年ものがたり」
雰囲気が全然違う、、全くの別物だ。
同じ車両でもリニューアルすれば、ここまで素晴らしい車両になる。
(*・∀・)b Good!
「四国まんなか千年ものがたり」の車両コンセプトは四季。
緑色の車両はおそらく「春」。
少しジブリ作品「もののけ姫」の世界観に近い気がする。
「四国まんなか千年ものがたり」の白い車両=2号車は冬。
「四国まんなか千年ものがたり」の赤い車両は「秋」かな。
基本3両編成で運行されているため、
青色の「夏」車両は他の編成に連結されていると思われる。
本題から脱線したが、、
特急剣山の座席は古さをあまり感じないリクライニングシート。
デザインはとてもシンプルでLED表示等は一切ない。
車両によって座席のモケットデザインが異なっていた。
特急剣山の車窓から眺める景色には吉野川と青空のコラボが楽しめる。
あと、、途中、道路沿いにあったお墓屋さんが印象に残った。
徳島駅~高松駅
徳島駅からは12時24分発の特急「うずしお14号」に乗車する。
特急うずしお14号
車両は2600系。
パッと見た目は2700系と変わらないが、性能やカラーリングが異なっている。
車体側面のデザインも2700系と異なり派手な印象はない。
赤色と金色をベースにした車体はどこかシックな印象を与えてくれる。
(*・∀・)b Good!
車内の雰囲気もシックな印象を受ける。
これは座席モケットのカラーリングが影響している。
座席自体のデザインや設備は2700系と変わらないが、
カラーリングは落ち着いた赤色でお洒落♪
濃い色と薄い色のバランスが絶妙で綺麗に見える。
まとめ
・高知駅のアンパンマン推しは四国の中で一番。
・高知駅のアンパンマン列車コーナーはアミューズメント施設と勘違いするレベル。
・特急剣山の車両キハ185系は観光列車でも活躍している。
・2600系は2700系と似ているが落ち着いたデザインで車内もシックな印象を受ける。
【Youtube動画】:「【四国満喫きっぷスペシャル】day3」
※先に3日目終了までの動画を公開しています。
次回3日目の後半はいよいよ最後の乗車となる。
高松駅から松山駅ー宇和島駅、そして、、また高松駅に戻るというカオスな乗り方。
3日目は乗車時間も距離もエライことになってた。
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