タイから帰国して間もなく一か月が経過しようとしている。
さすがにもう日本のリズムに完全に戻ってしまった。
サンミゲルライトを飲むこともなく、毎日国内のニュースとタイの情報をネットで調べるのが日課。
あと、次回のタイ渡航へ向けてagodaでホテルの価格を調べている。
さすがに昨年までの価格と比べるとかなり値上げされているため予約するのに躊躇してしまう。
そして、更に拍車をかけているのが急激な円安だ。
おいおい、どこまで下がるんだ日本の”円”よ!!
とうとう1万円=2,600バーツを下回ったとの情報も入ってきた。
今のタイミングでタイへ渡航するのは正直なところ微妙ではある、、
が、しかし、2年半ぶりにタイへ渡航される方にとってはレートが少々悪かろうが行くはず。
私も同じような立場なら間違いなくタイへ行くだろう。
レートの悪さを払拭するほどの魅力がタイ、パタヤには広がっている。
まだ完全復活とはいかないが、あの頃のパタヤに少しづつ戻ってきている。
さて、今回のブログは2022年4月に訪れたパタヤの5ヶ所目となるホテルを紹介する。
SUTUS COURT 1
ホテル名は「SUTUS COURT」。
読み方は「サタスコート」と読んでいたが、Youtube動画の視聴者様からご指摘があり、
現地では「スッターコート」と呼ばれているのだとか。
英語表記と日本語での読み方が異なるようだ。
そして、コチラのホテルは1〜5まで棟が分かれており、正確にはそれぞれが異なるホテルとなっている。
私が今回宿泊したのは「SUTUS COURT 1」。
ソイブッカオ沿いというベストな立地から5つの棟の中でも価格は一番高くなっている。
外観は白と薄いグレーの塗装で決して派手な印象はない。
むしろ控えめな印象ではあるが、ファラン(欧米人)を中心にとても人気があるのだそう。
フロントはホテル左手の階段を上がったところにある。
ロビーと言える場所はなく簡素なフロントが設けてあるだけ。
いい意味でオープンで気軽に利用できそうな雰囲気である。
私の部屋は6階にある1606号室をアサインされた。
宿泊費は一泊2,300円、、立地を考えると安いね。
朝食は含まれていないが、周辺にある屋台や飲食店で安く食事を食べれるので特に問題はなかった。
エレベーターは1基しかないため、混雑時には何度か階段を利用した。
また、部屋を向かう通路の照明は日中消灯されているためとても薄暗い。
写真は夜に撮影したので照明がついている状態。
なんというか、、少し冷たい感じのする通路ではある。
写真は6階の非常口案内。
フロアに13の部屋が設置されている。
偶数の部屋がソイブッカオ沿い、奇数の部屋は中庭(プール)側の景色となる。
部屋の広さは全て同じと思われる。
場所
チェックイン:14:00
チェックアウト:12:00
階層:7
客室数:80
建築年:2011年(2018年改築)
「SUTUS COURT」公式HPはコチラ
客室
気になる客室を紹介していこう。
予約した部屋はスタンダードルーム。
ダブルベッドにバルコニーも備わっている。
部屋の広さは40㎡で一人で宿泊するには広すぎるくらいだ。
壁は白色を基調として、ベッド側の壁のみ薄い緑色。
置かれている設備や家具も含めて地味な印象。
鍵はシリンダー錠、セーフティボックスは無いため貴重品はフロントに預けるシステムみたい。
壁掛けの液晶テレビは32インチのシャープ製(アクオス)。
テレビの下には年季の入った木製の作業机。
かろうじて電源コンセントがあったのでPC作業には問題がなかった。
部屋の奥には少し大きめの丸テーブルと椅子が2脚。
食事をするには丁度いい感じ。
ダブルベッドの両サイドにはランプと電源コンセント。
空調は海外メーカー製だが、効き目は問題なし。
気になったのは部屋の照明の少なさ。
天井の照明は液晶テレビの上と空調の前にあるランプのみ。
当然、この2ヶ所だけでは薄暗いままなのでベッドサイドのランプが必要になる。
が、これら全ての照明を点灯しても何だか暗いのだ。
天井にもう1ヶ所くらい照明があっても良さそうなものだが、、
(・ω・`)
写真は部屋に入ってすぐ横にあるクローゼット。
中には何も入っていないので使用することはなかった。
いや、正確には使用できなかった。
Σ( ̄ロ ̄lll)
その理由はコチラの写真を見てほしい。
クローゼットの右側のスライドドアが完全にズレている。
しかも上下ともに、、、
なので左側のドアを少しだけスライドさせて中を覗き、そっと閉めて触らないようにした。
ベッドメイキングをお願いしてもクローゼットは完全にスルー。
結局、1606号室のクローゼットは滞在中ずっとドアがズレた状態で過ごした。
(・ω・`)
申し訳程度に化粧台もある。
シンプルな鏡に木製の机と椅子。
正面に電源コンセントがあるのでヘアドライヤーでセットするには便利。
※コチラのホテルにヘアドライヤーは無いので持参する必要がある。
冷蔵庫には無料の飲料水が2本と冷えたグラスが2個。
上に置かれているトイレットペーパーはテイッシュペーパーの代わり。
タイではトイレ以外でもトイレットペーパーを使うケースが多い。
一番分かりやすいのが飲食店のテーブルに置かれたトイレットペーパー。
一応、専用のプラスチック容器に入っていたりするが、日本では見かけることがないだろう。
液晶テレビの下にある作業机の椅子が屋外で使用できるプラスチック製だった。
しかも白色で汚れが目立つ仕様だ。
なんともタイのローカルホテルらしい感じだが、、このタイプの椅子が部屋にあるのは初めて。
バルコニーにあるなら違和感ないのだが、さすがにメインの椅子でこれはないかな〜
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
バスルーム
以外だったのがバスルーム。
バスルームに入るとすぐ横に洗面台、正面には一般的なトイレ。
タイではお馴染みのハンドガンタイプのシャワーが装備。
水回りが一番心配ではあったが、以外や以外、、全然綺麗な状態。
(・∀・)イイ!!
浴槽はないものの広いシャワールームがある。
もっと狭いと思っていたが、こちらもいい意味で期待を裏切られた。
広さ、清潔、熱いお湯、水圧、、どれも問題ないレベルである。
写真を見てもわかると思うが、複数人で入っても全然大丈夫な広さだ。
左側に仕切りがあるため、シャワーの水がトイレや洗面台に流れてくる心配もなし。
バスルームの広さは素晴らしいの一言!!
残念ながらアメニティは何もなし。
シャンプーとシャワージェルは専用ボトルに入って用意されている。
ちなみに、タオル類はバスタオルのみでハンドタオル、フェイスタオルは無し。
バルコニー
この部屋一番のポイントは何といってもバルコニーだろう。
ただ、バルコニー自体は空調の室外機とタバコの吸い殻入れが置いてるだけで他に何もない。
でもって、決して広いわけでもない。
では何が良いのかというと、、
ホテルの真下に広がるソイブッカオ(通りの名前)を眺めることが可能。
パタヤの海を見ることは出来ないが、あのソイブッカオをバルコニーから一日中眺めることができる。
写真は1606号室のバルコニーからの眺め。
朝から晩まで多くの車とバイク、人が行き交う様子を眺めることができた。
バイクに数人が一緒に乗っている様子や、ソンテウがひっきりなしに行き交う様子を見るだけで癒される。
そう、ここはパタヤだ。
今、パタヤにいる、、そう強く感じさせてれる瞬間の連続をバルコニーで味わえる。
プール
ホテルの裏側は中庭のようになっており駐車場も兼ねているようだ。
その中庭を囲むように2〜5の棟が建っているため敷地はとんでもなく広いと思われる。
中庭を抜けた先にはプールがひっそり設置されている。
それほど大きなサイズではないが街中にあるプールとしては十分だろう。
ホテルからパタヤビーチまで徒歩で20分ほど、、
暑い日差しの中を移動するくらいならホテルのプールで十分な気がする。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「ホテルレビュー Sutus Court 1」
パタヤを訪れるようになってから10年ほどになるが、今回初めて宿泊することができた。
周辺に多くの魅力的なホテルが乱立していることから、あえて宿泊する機会がなかったというのが本音。
ただ、今回宿泊して感じたことは、やはり立地の良さである。
同じようにソイブッカオ沿いにあるホテルでは「サワディーサイアムホテル」が有名だが、こちらと比較すると部屋が広くゆったりとしている感じ。
そして、いい意味で期待を裏切られた”広くて綺麗なバスルーム”はポイントが高い。
衛生面が心配な方でも大丈夫なレベルだと思う。
おそらく2018年の改築でリフォームされた可能性が高く、その影響から水回りが綺麗な状態になっているのだろう。
むしろクローゼットが何故あのような状態なのかは疑問に残るが、、
まぁ、利用しなければ問題ないレベル。
あまり細かいことを気にしすぎるのもよくないってことだろうか。
そんなことより、バルコニーに出てソイブッカオを眺めればいいじゃないか。
そう、あのプラスチック製の椅子に座りながら、
サンミゲルライトを飲みながら、
パタヤの空気を感じながら、、。
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