2022年5月にタイから日本へ帰国するために利用したバンコクのスワンナプーム国際空港。
帰国に利用した航空会社はマレーシア航空。
出発時間は17時15分。
タイのスワンナプーム国際空港は入国、出国がとても混雑すると有名。
そのため3時間前の14時過ぎには空港に到着。
だが、コロナからの回復途中である現在はまだまだ利用客が少なく出国もスムーズに完了。
出発までの時間、半分はお土産の購入、あとの半分はラウンジを利用した。
空港にあるラウンジは、主に各航空会社の上級カード保持者やビジネスクラス・ファーストクラス利用者が出発までくつろげる特別な場所。
他に、クレジットカードにラウンジサービスが付帯されているものもある。
で、私はエコノミークラスでラウンジを利用できるだけのクレジットカードも所有していない。
どうやってラウンジを利用するのか??
答えは世界中の空港ラウンジを利用可能な「プライオリティパス」。
本来はバカ高い年会費を払って取得可能になのだが、
なんと、日本では楽天プレミアムカード(年会費1万1千円)を所有するだけでプライオリティパスを無料で持つことが可能になる。
申し込み手続きは必要だが、本来数万円する特別なパスがタダで所有できるとあってメリットがとても大きい。
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で、スワンナプーム国際空港ではプライオリティパスで利用可能な空港ラウンジが国際線のコンコースC〜Gに13ヶ所もあるとのこと。
各ラウンジをハシゴ利用しても問題ないが間違いなく歩き疲れるので、お気に入りの2ヶ所を訪れてみた。
エールフランス・KLMスカイラウンジ
「エールフランス・KLMスカイラウンジ」
コチラもプライオリティパスで利用可能。
利用する航空会社はマレーシア航空だが関係ない。
プライオリティパスで利用可能かどうかの問題だけ。
こちらのラウンジはコロナ前に何度も利用したことがあり、個人的には一番気に入っているラウンジ。
【関連記事】パタヤ旅行記「夏のタイから冬の日本へ帰国」
訪れた時間が中途半端だったためかラウンジの中はガラガラ、、、
木目のパーティションと革張りの椅子、落ち着いた雰囲気を演出してくれるライト。
カジュアル過ぎず、シックな感じでもない。
いわゆるVIPラウンジとは異なる”利用しやすく居心地が良い”
そんな空間である。
(・∀・)イイ!!
もちろんビジネスシーンでの利用も全然OK。
幅広い世代に受け入れられるであろう素晴らしいラウンジである。
外を眺めるとガラスの向こうに航空機が駐機している。
まだまだ各航空会社の往来は少ないが、普段見ることができない航空会社の飛行機を見ることが可能。
ダイニングエリアではコンパクトなテーブルが設置。
トイレにはシャワールームが完備されている。
写真は男性用。
手洗場の奥にシャワールームが3室完備。
シャワー用のタオルはレセプションで用意してくれるみたい。
過去に一度も利用したことはないが、おそらくボディソープやシャンプー、歯ブラシ、ヘアドライヤーなんかも用意されてると思う。
深夜便を利用される方にとってシャワーは貴重である。
ダイニングコーナー
ラウンジで一番気になるのは食事である。
どれだけ広くて快適であっても、提供される料理の品数や質が良くなければ満足度は下がるだろう。
コチラのラウンジではホットミール、パフ、ピザ、サンドウィッチ、ミニハンバーガー、スイーツ、スープなど、、
従来からバランスの良い食事が提供されていた。
今回は2年3ヶ月ぶりの利用となるがはたして、、
(・∀・)ニヤニヤ
手前にソムタム、隣にフルーツの盛り合わせ。
サンドウィッチやミニハンバーガー、カナッペ。
スイーツコーナーにはエクレア、チョコケーキ、チェリータルトなど。
これらの料理はコロナ前と同じようなラインアップ。
裏側にはスパニッシュとマッシュルームのパフやマルゲリータピザ。
他にチキンパフや野菜春巻きなんかもある。
大きな鍋にはポテトクリームスープが入っていた。
ドリンクとアイスクリームのコーナー。
ビールはシンハーとハイネケンのみ。
アイスはバニラとチョコレート。
もちろん取り放題、飲み放題。
シャンパンやワインと思われるボトルやお酒も各種提供されている。
これらももちろん飲み放題。
自由にどうぞ、、そんな感じ。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
ちなみにコーヒーメーカーも用意されている。
飲み物に関しては不満のないレベルだろう。
ただ、残念ながらメインとなるホットミールは提供されていなかった。
たまたま時間の問題なのか、それとも、現在は終日ホットミールが提供されていないのか、、
実際のところはよく分からなかった。
、、、(´・ω・`)
実食
ホットミールが無くても軽食としては十分すぎる内容が提供されている。
ドリンクはゼロコーク。
スパニッシュパフ=ほうれん草入りのパイ。
他にカナッペやサンドウィッチ、ハムとチーズのクロワッサン、マルゲリータピザ。
ポテトクリームスープは個人的にお気に入り
過去に何度も飲んでいるが、安定した美味しさでパンとの相性も良い。
(゚д゚)ウマー
一皿をサクッと食べ終えてスイーツのエクレアを取りに向かった。
ちょうど、同じタイミングで出来立てのピザが補充されていたのでもう一枚。
熱々のピザは最高。
そして、甘いエクレアも幸せな気分にしてくれる。
ホットミールが無くてもコチラのラウンジは満足度が高い。
プライオリティパス所有者は是非利用してみてほしい。
オマーン・エア ファースト&ビジネスクラスラウンジ
「エールフランス・KLMスカイラウンジ」でお腹がいっぱいになった後、徒歩2分くらいの場所にある次のラウンジへ。
「オマーン・エア ファースト&ビジネスクラスラウンジ」
オマーン・エア、、今後利用する機会があるか微妙な航空会社である。
日本とタイを往復しているだけの観光客にはほぼ無縁だろう。
だが、メインの飛行機を差し置いてラウンジは利用する価値が高い。
【関連記事】「パタヤ旅行記 MH783でクアラルンプールへ」
何故ラウンジを利用できるのか、、
はい、プライオリティパスの対象だからです。
今回利用する航空会社はマレーシア航空なのでオマーン・エアは利用しない。
でも、ラウンジの利用は可能。
受付で正々堂々とマレーシア航空の航空券とプライオリティパスを出せば問題なし。
不思議な感じがするが、そういうシステムなので遠慮なく利用させていただく。
コチラのラウンジの特徴は青色の間接照明。
なんというか、クラブやバーの雰囲気だ。
写真のソファに綺麗な女性がドレスを着て何人も座っていようもんなら勘違いするだろう。
それくらい独特なラウンジである。
写真の部屋はダイニングがメインとなるスペース。
隣にはリラックスできる部屋が別に用意されている。
私は食事目的なので写真の部屋で30分ほど滞在した。
ダイニングコーナー
先ほど紹介した青色の間接照明、、しっかりと料理にもかかってる。
おかげで全然美味しそうに見えない。
(・ω・`)
なお、オマーン・エアのラウンジではホットミールがしっかり提供されていた。
写真の料理は「チキン アラビックスタイル」。
「ファルファッレのマッシュルームクリームソース」、「野菜のブラックビーンズソース」。
※ファルファッレはパスタの種類
予め小皿に分けられているので取りやすい。
チキンのパネーンカレーと白米。
コチラも一人用に小分けされているので取りやすい。
スイーツやパフ、パン各種。
サンドウィッチやミニケーキ、チーズや子羊のシャワルマなど。
「シャワルマ」とは羊肉や鶏肉を金属製の串に突き刺した状態で回転させて焼いたレバント近辺の料理なんだとか。
いわゆるケバブと似ている。
日本で例えるならKFCのツイスターといったところか。
他にも小皿料理が数種類、、
ダイニングコーナーの広さはコンパクトだが内容はとても充実している。
(・∀・)イイ!!
ドリンクコーナーは右端にコーヒーメーカー。
隣にはネスレのカプセル式コーヒーや紅茶多数。
左端にはお酒各種とお高そうなスパークリングワインらしきものも。
ソフトドリンクとビールは下の冷蔵庫に。
ビールはコチラもシンハーとハイネケンのみ。
お酒の充実度はエールフランスよりコチラの方が上。
左の黒い箱は専用の冷蔵庫??
3種類の高級そうなボトルが入っていたが詳しくないのでスルーした。
興味のある方は是非手に取って味わってみてほしい。
実食
気になったシャワルマとチキンサンド、アラビックスタイルのチキンを選択。
主食としてファルファッレ(パスタ)もテーブルへ、、
先ほどピザやらエクレアやらカナッペを食べたのに、ついつい多く選んでしまった。
シャワルマもアラビックスタイルのチキンもとても美味しかったのだが、
明らかに食べ過ぎである。
(・ω・`)
食べる前はウキウキ気分だったが、食後は食べ過ぎたことによる後悔しかなかった。
そう、この後、マレーシア航空の機内でも食事が出るのだ。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「スワンナプーム国際空港」
コロナ禍になってから3度目のスワンナプーム国際空港の利用(出国)となったが、
前回までは多くのラウンジが休業中で一部のラウンジしか利用できなかった。
そのため、多くの利用者が集中するような状況にあった。
で、今回やっとエールフランスKLMスカイラウンジとオマーンエアのラウンジが営業再開されたことは素直に嬉しい。
何故なら、プライオリティパス所有者は空港のラウンジが使えないと全く意味がないからだ。
今後は更に多くのラウンジが営業再開されるだろうが、、
悲しいことに燃油サーチャージの高騰と円安のダブルパンチで日本人が海外へ行くことのハードルが上がってしまった。
逆に海外から日本への旅行人気は相変わらず高く、円安効果もあって凄い数の観光客が日本の完全開国を待ち侘びている。
そのような状況もあって、各航空会社は期待を込めて日本の往来を増加するスケジュールを発表している。
7月〜10月にかけてはデイリーで運行するフライトやエアアジアやスクートといったLCCの運行も再開が予定されている。
この急激な円安はなんとかしてほしいところだが、ネットの情報ではしばらく円安が続くとの意見が多い。
悩ましい状況ではあるが少しでも気軽に海外へ行けるようになってほしい。
そして、2年以上利用できなかったプライオリティパスをどんどん使わせてほしい。
次回はマレーシア航空MH783便でクアラルンプールまでの様子を紹介する。
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