今回のブログは2023年2月に宿泊したパタヤ最後のホテルを紹介する予定だった。
が、2023年4月の旅がスタートしているのでリアルタイムな情報を先に届けようと思う。
2023年2月に宿泊した最後のホテルはまた改めて紹介させていただく。
このブログを書いている現在、筆者はプーケットのパトンエリアに滞在している。
プーケットに訪れるのは2021年12月以来、約1年半ぶりとなる。
パタヤより早く観光地としての活動を再開したプーケット。
最も賑わいのあるパトンビーチはどのような状況なのか。
営業を再開したホテルを中心に後日紹介させていただく予定だ。
さて、今回のタイ渡航で最も悩んだのが航空券。
円安と高い燃油サーチャージによって未だ航空券の価格は高止まりしている状況。
2ヶ月ごとに見直しされる燃油サーチャージが徐々に下がってはきているが、
コロナ前と比べるとまだまだ高い。
閑散期なんぞはLCCで往復2万円台、
FSCでもベトナムや台湾経由であれば4万円前後で利用できた。
今は倍、いや、それ以上の航空券も多い。
そん中で選んだ航空会社がLCCのタイ・エアアジアX。
バンコクまで直行便である。
今回は初めて利用したタイ・エアアジアXの様子を紹介する。
関西特急はるか号
2023年4月13日、この日はタイの旧正月ソンクラーン初日だ。
ソンクラーンの期間中タイのパタヤに滞在しようと以前から計画していた。
もともと前日入りを検討していたが、いろいろあって初日は移動日に。
天王寺駅から関西空港駅までは朝6時37分発の関空特急はるか1号を利用。
ちょうど指定席特急券をチケットレスだと
390円で購入できる期間限定サービスがあったので迷わず購入。
運賃と合わせても1,500円くらいでかなりお得だった。
車両は6連と増結3連を組み合わせた9両で運行されている。
指定席を選ぶ際、増結車両側を選んだのだが、これが大正解だった。
増結車両は新しく導入された車両=271系だった。
キティちゃんがラッピングされているのは従来の車両=281系も同じ。
ただ、車内のデザインや設備が一新されて豪華に感じる。
液晶ディスプレイは大きく見やすくなり、各座席にはUSBコンセントが装備。
車両がまだ新しいため車内では新車の匂いがして快適。
(・∀・)イイ!!
左に見えている前側7〜9号車が新しい271系、右の後ろ側1〜6号車が古い281系、
先頭車両のデザインが異なるので比較すれば分かりやすい。
関西国際空港
朝7時過ぎの関西国際空港。
東南アジアへ向かう多くのフライトは午前中に集中している。
ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイ、、
今回は直行便でタイへ向かう。
朝7時台でも出発便が多いため、チェックインカウンターでは既に長い列ができている。
特に目立ったのはBカウンターのマレーシア航空と筆者が利用するタイ・エアアジアXだ。
ちなみに、奥に見えるAカウンターでは
本家エアアジアXのクアラルンプール行きがチェックイン中だった。
タイ・エアアジアXJ613便の出発時間は朝9時50分。
出発の2時間30分前でも長蛇の列、、、マジか。
、、、(・ω・`)
日本は普通の平日なのにとんでもない混雑ぶり。
日本人も少しはいるがやはり大半はタイ人の方々。
筆者はチェックイン完了まで約45分、そこから保安検査と出国まで更に45分。
なんと1時間30分もかかってしまった。。
平日でもこれだけの時間を要するということは、
GWなどの連休は更に混雑すること間違いなし。
GW期間中の利用は3時間前には並んでおいたほうが良さそうだ。
なお、2023年4月現在、タイへのビザ無し渡航は30日までとなっている。
チェックインの際、帰国日とフライトチケットの確認があった。
あと、ワクチン接種に関する確認は一切なし。
アフターコロナだ。
この日の保安検査所は出発口1と3の2ヶ所のみ。
中央の出発口2は利用不可だった。
前回利用できなかったウイングシャトルは運行されていたが、
北ウイングの端は絶賛改装工事中。
以前まではなかった工事用の壁で囲われ、
1-4、10-17のゲートは右の細い通路を通って奥へ向かう必要がある。
タイ・エアアジアXJ613便
エアアジアXJ613便の出発時間は9時50分。
タイのスワンナプーム国際空港到着は現地時間の13時50分。
時差の関係でフライト時間は6時間だ。
この日の搭乗開始時刻は9時10分。
機材は大型のエアバスA330-300。
タイ・エアアジアXの機材はコックピットの下にあるタイ国旗🇹🇭が目印だ。
【公式HP】「エアアジア」
今回、初めての利用ということもあって購入前にいろいろオプションを調べていた。
で、座席は前方7列目〜14列目までの特別エリア=クワイエットゾーンを選択。
※シートピッチや座席幅はエコノミークラス共通。
※乳幼児や10歳未満のお子様連れの場合は予約できないエリア。
搭乗時はボーディングブリッジの途中で入口が分かれていた。
ちょっと上級クラス的な扱いで気分が良い。
(・∀・)イイ!!
座席
機内に入るとLCCらしい雰囲気。
座席はクリーム色、ヘッドレストは赤色で、部分的に色が逆になってたりする。
座席配列は3-3-3の横9席。一般的なFSCは2-4-2の横8席が標準のためかなり狭く感じる。
筆者が購入した座席は窓側の10A。
座席にはパーソナルモニターやUSBポートはもちろん、電源コンセントも無し。
ブランケットやクッションも無し。
ただ、座席があるだけだ。
シートピッチは握り拳1個半くらい。
LCCでよくあるような狭さはあまり感じなかった。
以前利用したベトジェットエアの方が狭かったように思う。
【関連記事】「関西空港の様子と国際線LCCベトジェットエアでホーチミンへ」
多分、機材が大型機ということもあってシートピッチがやや広めなのかも。
なんとヘッドレストが装備されている。
かなりコンパクトなサイズだが、あるだけでも有難い。
テーブルは折りたたみ式ではなく一般的な仕様。
設備についてはこれくらいで、本当に簡素化されている。
チェックイン寸前まで座席の予約状況をWebで調べていた。
長時間のフライト。できれば隣は空席であってほしい。
16列目以降の中央付近は窓側が全て埋まり、一人で3席独占は有料のホットシートくらいか。
少しだけまだ空席があるが搭乗率は高め。
更に後方の区画34列目〜は足が伸ばせる
35列目のホットシート(5,899円)以外全て埋まっている。
ほぼ満席の状態で6時間のフライトはかなりキツイかもしれない。
最後に筆者が予約したクワイエットゾーンのある前方区画。
さすがに有料席だけあってまだ空席が目立つ。
そんな中でも窓側で3席独占は10Aのみ、、そう筆者が予約した座席だけだ。
とはいえ機内で支払いをすれば座席変更が可能なのでまだ油断はできない。
ドアクローズ、、ラッキーなことに3席独占となった。
途中、後方区画から1名だけクワイエットゾーンに移動してきた客がいたが、
中央席をアサインされていた。
ということで記念すべき初回は3席独占してタイまで快適なフライトとなった。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
機内食
LCCは長時間のフライトであってもドリンクや機内食は全て有料となる。
各シートポケットには機内食やドリンクのメニューが予め用意されている。
ざっと見た感じでホットミールは250バーツ前後(約1,000円)、ドリンクは別となっていた。
筆者は予め航空券購入と同時にオンラインで予約しておいた。
ドリンク類はコーラやミネラルウォーターが60バーツ(約240円)。
カップヌードルは80バーツ(約320円)くらい。
機内食のサービスは離陸1時間後に提供開始。
予約しておいた機内食は「CHICKEN TERIYAKI WITH RICE」。
20kgの預け荷物、クワイエットゾーンの座席指定、食事と飲料水のセットで片道約33,000円。
もし、これらのオプションを全て外すと約26,000円(7kgまでの機内持ち込みのみ可)だった。
安くはないが高くもないか、、
LCCなので預け荷物の有無で料金が大きく変わるのは仕方ない。
機内食の「CHICKEN TERIYAKI WITH RICE」。
ジューシーなチキンと照り焼きソースの組み合わせでご飯がススム。
ただ、全体的に量が少ないため、男性だとお腹が膨れないかもしれない。
できれば飛行機に乗る前に朝ご飯を食べておくことをオススメする。
LCCでは機内への食事持ち込みを基本的に禁止されている。
が、スナックやパンを持ち込んで食べている客は以外と多かった。
コンビニで少し購入する程度の品なら問題ないのかもしれない。
まぁ、機内販売を利用するのが基本なのでこのあたりは節度を守りながら、、ということで。
トイレ
トイレは前方に1箇所、中央付近に4箇所、後方に2箇所の計7箇所だった。
クワイエットゾーン後方にあるトイレは使用不可だったので、本来は8箇所あるのかもしれない。
かなり使い込まれているため、お世辞にも清潔とは言い難い状態だった。
、、、(・ω・`)
ハンドソープがあるだけで他は特に無し。
スワンナプーム国際空港
機内サービスが一通り終えた後、有料のドリンクサービスや免税販売は注文があれば対応されていた。
到着までの時間、スマホにダウンロードした「Amazon prime」の映画を観て過ごす。
特に大きな揺れや遅延もなく13時48分着陸。
飛行機を降りたのが14時頃。
イミグレーション通過が14時20分。
スーツケースのピックアップが14時35分。
それほど大きな混雑もなく、スムーズにパタヤ行きバスチケットカウンターへ向かった。
「XJ613便」到着の15分後に東京から「XJ601便」が到着。
どうりで日本人利用客を多く見かけるわけだ。
それも女性ではなく男性のグループ客の多さが目立つ。
大声で日本語を話しているとすぐに反応してしまう。
空港からパタヤへ
地下にあるパタヤ行きバスチケットカウンター。
料金は143バーツで従来と変わり無し。
ただ、次の出発時間を見てみると15時50分となっていた。
通常は1時間区切りで運行されているが、ソンクラーンによる多客対応で増便していたのかもしれない。
チケットを購入したところ、15時40分と印字されている。
ん??どういうことだ、、10分前にバスに搭乗可能ってことなのか?
よく分からん。
まぁ、同じバスの乗客についていけば大丈夫だろう。
ちなみに、空港発のバスは座席が指定されているので着席時は必ず確認するように。
今回、指定とは異なる座席に座っていた乗客に対して、ファランから指摘されてバスを追い出された客がいた。
オーバーブッキングだったのかもしれないが、本来、指定された座席に着席していればチケットを証拠として提示できるはず。
チケットに印字された日付の下に31と書いてあるのがシートNo。
※ジョムティエンビーチ発のバスは指定ではなく自由席
満席のバスは渋滞につかまることもなく順調にパタヤへと走らせる。
空港を出発したバスは約2時間後の18時にジョムティエンビーチバスターミナルに到着。
問題はここから、、配車アプリ「Bolt」を利用するもソイハニー近くまで約50分。
料金も140バーツ〜とソンクラーンによる大混雑の影響が強く出ていた。
、、(´・ω・`)
結局、ホテルにチェックインできたのは19時。
早朝に出発した大阪の自宅からソンクラーン期間中のパタヤまではとてつもなく遠く感じた。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「LCCのタイ・エアアジアX(XJ613)で関西空港からバンコクへ」
今回初めて利用したLCCのタイ・エアアジアX。
ギリギリまで同じLCCのピーチアビエーションかベトナム航空(ホーチミン経由で一泊)かを悩んだ。
ちなみに、この3パターンの中で一番安かったのがタイ・エアアジアX。
同じ直行便のピーチも魅力的ではあるが、
関西空港を夜出発するためソンクラーン初日はパタヤ入りを断念することになる。
またベトナム航空は最近よく利用しているので、あえて異なるフライトを選択してみたかった。
実際利用してみた感想は、思ったよりシートピッチが広くて窮屈ではなかったこと。
あと、クワイエットゾーンで横3席独占できたのはラッキーだったと思う。
有料の座席指定をしていなければ後方区画からどんどん席を埋められる、、
そんな情報があったので、少し料金を払っても前方のクワイエットゾーンを選ぶ方が良さそう。
機内食はメインと飲料水だけで物足りなさはあるが味は悪くなかった。
量を多く食べる方は予め2種類選んでもいいような気がする。
フライト時間はほぼ定刻通りで入国手続きもスムーズ。
繁忙期以外の時期だとパタヤには18時までに到着できるだろう。
関西空港からバンコクまで直行便で安く向かうにはタイ・エアアジアXが間違いなく候補に挙がるはず。
機内での過ごし方は寝るかスマホで映画を観るか、、
くらいしか浮かばないが乗り心地は悪くない。
タイへ渡航される際、複数ある航空会社の中から「タイ・エアアジアX」の利用を検討してみてはどうだろうか?
次回は2023年4月パタヤ「ソンクラーン」の様子を紹介する。
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