約1ヶ月滞在したタイからベトナムのリゾート地「ダナン」へ向かう。
利用した航空会社はLCCの「タイ・ベトジェットエア」。
日本でも大阪と福岡の2都市に国際線が就航しているのでご存じの方も多いはず。
路線は大阪ーチェンマイ、福岡ーバンコク(ドンムアン空港)。
他の航空会社と差別を図る意味ではなかなか興味深い路線である。
ちなみに関西空港とチェンマイを直行便で結ぶ路線は初めてなんだとか。
タイ各地と日本が直行便で繋がるのはとても喜ばしいことだ。
できれば、ウドンタニやウタパオも是非お願いしたい。
さすがにデイリーは厳しいと思うが、期間限定で飛ばしてくれれば一定の需要があると思う。
と、ここで少しパタヤの状況をお伝えする。
ローシーズンということもありLCCを中心に航空券の価格が下がってきている。
ということは、現地を訪れる観光客が少ないということ。
現地を訪れている”みっきーさん”の情報によれば、
どこのお店も閑古鳥が鳴いているそうな。
ファランだけでなくインド人や韓国人の姿も少ない。
当然、日本人を見かけることもないと、、
今のパタヤはかなり厳しいようだ。
もしかしたら”リベンジトラベル”が少し落ち着いてきたのかもれない。
まぁ、日本人からすると円安の状況が改善されない限り厳しい状況は変わらないだろう。
さて、そろそろ本題に入ろう。
タイ・ベトジェットエアVZ962便
今回バンコクからダナンまで利用したフライトは「タイ・ベトジェットエアVZ962便」。
スワンナプーム国際空港の出発時間は15時50分。
ダナン国際空港到着時間は17時30歩。
フライト予定時間は1時間40分。
購入したチケットは11,120円(20kg預け荷物込み)。
他の選択肢でベトナム航空もあったが料金が高くハノイ経由になるため却下した。
チェックイン
VZ962便のチェックインカウンターはRow J。
カウンターオープンは出発時間の3時間前となる12時50分。
運が良かったのか10分前に到着した時点は数人にしか並んでいなかった。
その後、カウンターオープンと同時に多くの利用客が並び始めあっという間に長蛇の列。
数分で順番が回ってきたのでサクッとチェックイン完了。
なお、チェックインの際にベトナム出国時の航空券を持っているか確認があった。
筆者は聞かれることを予想していたので数日前に航空券を購入していた。
が、さらに突っ込んだ質問があった。
今回のフライトチケットは行き先がダナン。
※ダナンでベトナムに入国
しかし、ベトナムからの出国はホーチミンの空港を利用する。
どうやら入国と出国の場所が異なるのがひっかかったようだ。
ダナンからホーチミンまではどのように移動するかを質問された。
そこを聞くかね??
、、(´・ω・`)
単に信用されてないだけなのか、はたまた出国までの経路確認が必須なのか、、。
ダナンからホーチミンへのフライトチケットも予約していたので、
証拠のEチケット見せて納得してもらえた。
日本のパスポートでベトナム入国は簡単だが、出国時のフライトチケットは必須のようだ。
この後、保安検査、出国手続きを10分ほどで通過。
日中13時頃の時間帯は驚くほど空いていた。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
広いスワンナプーム空港。
華やかなブランドショップやお土産屋さんをスルーしてラウンジへと急ぐ。
ラウンジの詳細は別ブログにて紹介済み。
【関連記事】「スワンナプーム空港のプライオリティパス対応 国際線のThe Coral Lounge」
ラウンジへ向かう途中、とても鮮やかな青色の飛行機が目に入った。
よく見てみると中東のエティハド航空。
サッカーチーム「マンチェスターシティー」の特別塗装機だ。
機材はボーイング787-9だろうか、、このカラーリングはかなりイケてる。
尾翼の幾何学模様がアクセントになってて好きなデザイン。
(・∀・)イイ!!
出発ゲート
この日のVZ962便は端っこにあるC10ゲートから出発する。
過去に利用したことがあるゲートはE、F、Gが圧倒的に多く、
Cゲートの利用はほとんど記憶にない。
なんか新鮮な感じ。
機材は単通路機のエアバスA320-200。
LCCではお馴染みの機材だ。
機体のカラーリングデザインは本家の「ベトジェットエア」と同じ。
機内
機内の座席は3席ー3席の横6席仕様。
黒いレザーシートが奥までずらりと並んでいる。
機内デザインはとてもシンプル。
座席にはヘッドレストやクッション、ブランケットも無し。
フツーの黒いシートがあるだけ。
これぞLCCっていう感じ。
今回の座席は窓側の15F。
※チェックインの際、窓側を希望したのでアサインしてもらえた。
ちょうど非常口席の真後ろ。
LCCでも非常口席の足元は広々。
座席
筆者の15Fはスタンダードシート。
握り拳1個分くらいでLCCの標準サイズと言える。
うん、狭いね。
、、、(・ω・`)
座席周りの設備はテーブルのみ。
電源コンセントやUSBポートは無し。
通路側に座っている体型が大きなファランは膝がぴったり前の座席にくっついている。
筆者がシートピッチを撮影している時、
あまりの狭さにファランと顔を見合わせてお互い苦笑いをした。
ユーモアがあってフレンドリーなファランは旅気分を高めてくれる。
これはパタヤでも同じ。好感のもてるファランは一緒に飲んでも楽しい。
機内メニュー
シートポケットには機内メニュー「SKY CAFE」が入っていた。
短距離の国際線でも食事やドリンクが楽しめるというもの。
どれどれ見てみよう。
カフェのページ。
「アイスラテ」は100B=約400円、「抹茶グリーンティー」は130B=約520円。
オススメの「アイスオレンジアメリカーノ」は130B=約520円など。
ホットミールもなかなか充実している。
価格は全て160B=約640円。
「チキンテリヤキwithライス」「フライドライス」「シュリンプパッタイ」など。
ソフトドリンクは60B=約240円。
インスタントラーメンはサイズ違いで70B(約280円)と120B(約480円)。
スナックとアルコール飲料。
クリスピーパイナップルやクリスピーマンゴーは150B=約600円。
プリングルスは70B=約280円。
ベトナムの缶ビール「333」は150B=約600円。
タイの缶ビール「ビアチャン」は150B=約600円。
一番気になったのがベトジェットエアのオリジナルシャツ。
350B=約1,400円とかなりリーズナブル。
まぁ、質に関してはあまり期待できないがパタヤで着る分には良さそう。
次回乗った時は購入してみようかな。
タイ・ベトジェットエアの就航地図。
右上にある日本は大阪と福岡、あと沖縄もチェックが付いてる??
調べてみると沖縄は定期運行ではなくチャーター便でバンコクとの路線があるそうな。
右下にあるのはオーストラリアではなく中国だった。
中国とバンコク結ぶ路線の多さが目立つ。
景色
雲の多いフライトではあったが景色はまずまず。
青色のグラデーションがたまらない。
この景色が見れただけでも満足なフライトになった。
( ´ ▽ ` )
ダナン到着
ダナンには予定より7分早く到着。
この日のフライト時間は1時間22分だった。
バンコクープーケット間の国内線とほぼ変わらないフライト時間。
ダナン国際空港ではエアバスの「ベルーガ」が駐機していた。
とても珍しい機材がなんでダナンにいるの??
と思ったが、翌日には神戸空港や関西空港にも飛来したとの情報があった。
ダナン国際空港では安定の沖どめ。
夕日に染まる空とベトジェットエアの機体、、いい写真が撮れた。
この後、乗客はバスに揺られてイミグレーションへと向かう。
パンデミック前に訪れて以来のダナン。
【関連記事】「ベトナム航空VN337でダナンへ」
イミグレーションはかなり混雑していたが20分ほどで通過。
タイから訪れた多くの乗客は書類を手にアライバルビザ?を申請していたもよう。
一方、最強の日本パスポートはノービザでも最大15日以内の滞在が可能だ。
預け荷物がすぐに出てきたので待ち時間はほぼ無し。
飛行機を降りてから30分後にはターミナルの出口に到着。
ターミナルの中だけを見れば観光客がそれなりに回復している様子。
空港からホテルへ
空港からホテルまでは配車アプリ「Grab」を利用する。
タイでは毎回お世話になっている「Bolt」もベトナムでは利用不可。
予め機内でベトナムのSimカードに差し替えておいたので早速手配する。
が、1回目は筆者がドライバーの場所を見つけることができず強制キャンセルとなった。
残念ながら10,000VND=約60円のキャンセル料を支払うはめに。
、、、(・ω・`)(・ω・`)
この場合、筆者だけでなくドライバーにも原因があると思うのだが、、
ちなみに、空港からビーチ沿いにあるホテルまでは車で20分ほど。
「Grab Car」だと82,000VND(約500円)。
バイクだと34,000VND(約200円)で行くことができる。
2回目の手配は無事ドライバーとすぐに合流できた。
やはりドライバーによって差がでるような気がする。
料金は最初と同じ82,000VND。
ただ、最終の支払い時には空港使用料の15,000VNDが追加されて97,000VNDに。
約600円なので特別高いとは思わなかった。
なお、筆者は「Grab」にクレジットカードを登録しているので、
目的地に到着すれば現金を支払わずに車を降りるだけ。
クレジットカードから支払われるシステム。いわゆるキャッシュレスだ。
(・∀・)イイ!!
また、後ほどアプリからドライバー評価と同時にチップをいくら払うか選択するようになっている。
筆者の場合、なるべく20,000VND(約120円)を選択するようにしている。
気になる点があれば10,000VNDや0VNDも選択可能だ。
ドライバーと別れた後に評価するので気を使わずにすむのが気に入っている。
ベトナムでは移動に便利な「Grab」が現在も最強だった。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【youtube】「LCCでバンコクからダナンへ!タイ・ベトジェットエアVZ962便」
一般的にスワンナプーム空港から出国する日本人は夜の時間帯に集中している。
理由は簡単。日本への帰国便が夜遅い時間に集中しているため。
当然、カウンターだけでなく保安検査や出国手続きも混雑して時間がかかってしまう。
そのためセルフチェックイン機の利用も促している状況である。
そのような情報を受けて日中の出国手続きもある程度の時間は覚悟していたが、、
実際は拍子抜けするほどガラガラで10分後には出国が完了。
もしかしたら日中の時間帯でもたまたま空いていただけかもしれない。
改めて時間帯による混み具合の差というものを実感することになった。
さて、今回利用したタイ・ベトジェットエアだが感想は特に無し。
シートピッチが狭かろうが機内食が無かろうが、1時間30分のフライトには問題なし。
予定通り運行してもらえたので、それ以上のサービスは何も求めない。
シンプルイズベスト!これぞLCCである。
あと、ベトナムでの移動はやっぱり「Grab」一択。
次回はダナンで2回目の宿泊となる「SALA DANANG BEACH HOTEL」を紹介する。
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