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2021年5月時点のタイ渡航費用を調べてみた

2022/11/23
 
スワンナプーム空港

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イラスト
名前:bridgerock(ブリジロック)
飛行機、旅行(特にタイ)、空港、美味しいものが好きで、体験した海外での旅行記を中心に情報を発信していきます
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4月から感染が徐々に拡大し緊急事態宣言が発出されている中、タイでも感染者が急拡大している。

さすがにインドのようなレベルではないが、今年に入って感染拡大の抑え込みに成功していたタイでも驚くほど毎日感染者の数字が報告されている。

さぁ、いつになったらタイに行ける???

 

タイの現状

 

2021年5月2日現在、日本国内では変異株を中心に感染拡大している。

実は、タイでも同じ変異株の感染拡大が大きな影響を及ぼしている。

4月1日時点では26人だった感染者数が、月末の30日には1583人まで増加。

 

スワンナプーム空港

 

日本では緊急事態宣言により大型施設の休業やアルコール類の提供を控えているが、タイではより厳しい措置がとられている。

首都バンコクを中心にいくつかの県では最高レベルの規制により、公園、ジム、学校、映画館、バー、レストランが閉鎖。

また、マスク着用が義務化され、怠った場合は罰金が科される状態。

更に、県を跨ぐ移動にも制限がかけられ、証明書の提示が必要となっている。

日本のようなお願いレベルではなく、国からの強い規制がかかっている状態にある。

私が毎年のように訪れていたチョンブリ県のパタヤでも感染者数が拡大しているため厳しい措置がとられている。

お気に入りのブロガーさん情報によると、多くのお店が休業状態でゴーストタウンと化している。

 

パタヤの閉まっているバービア

 

4月末までは入国条件が緩和され、日本から渡航した場合は10日間の隔離でよかったのだが、5月からは14日間の隔離期間に戻ってしまった。

当然、感染者数の減少と共に措置の見直しが行われるが、5月中は厳しい状況が続くと思われる。

 

タイ入国条件

 

お金と時間があれば海外渡航が可能??と思うかもしれないが、そう簡単にはいかないようだ。

多くのブログや動画でも情報が公開されているが、改めてタイへ入国するにはどうすればよいか調べてみた。

 

1.入国許可証(COE)が必要

大使館へオンラインで入国許可証を申請(個人情報やパスポート等の入力等)

2.航空券が必要

3.入国時の隔離ホテル(ASQ)の予約が必要

入国許可証(COE)の仮登録が完了してから15日以内に航空券と隔離ホテルの予約票をアップロード

問題がなければ入国許可証(COE)が本登録される。

4.コロナウイルスに対応した10万米ドル以上の医療保険の加入が必要

タイ入国後にコロナウイルスで陽性になった場合、高額の治療費が必要になることから保険の加入が必須となっている。

→コチラの保険加入証もアップロードが必要と思われる。

5.RT-PCR陰性証明書(英文)が必要

日本を出国する72時間前以降のRT-PCR陰性証明書(英文)が必要。

 

ビジネス渡航等の場合は更に書類や手続きが必要と思われるが、観光渡航については上記で大丈夫なはず。

20215月現在、隔離期間も含めて45日間ビザ無し入国が可能となっている。

入国許可証(COE)の発行には時間がかかるため、一か月前には手続きを開始した方が良さそう。

情報は状況次第で変更されるため、同じようにタイへの訪問を計画されている方は大使館のホームページで要確認を!

【在タイ日本国大使館ホームページ】

 

タイへのフライト

 

コロナの影響により海外渡航することがここまで大変になるとは思わなかった。

基本的な事として飛行機そのものが減便されてほとんど飛んでいない。

いや、飛んではいるが、旅客便としてではなく貨物輸送としてのフライトがほとんど。

2021年現在、日本からタイへ向かうフライトを調べてみた。

東京からの往復は選択肢がまだあるが、関西はほぼ一択、他の地域からはかなり難しい状況である。

 

ANA

 

日本から海外へ多くの飛行機を飛ばしているANA。

東京の羽田、成田からバンコクまでは減便をして下記スケジュールで運行されている。 ※2021年6月30日まで

NH805便 東京:成田発 18:35 → バンコク着 23:20(毎日)

NH847便 東京:羽田発 10:50 → バンコク着 15:30(月、火、木、金、土、日)

大阪:関西バンコク なし

そもそも関西空港からバンコクへはANAの機材で運行されておらず、同じスターアライアンスのタイ国際航空がコードシェア便として運行。

ANAの機材でバンコクへ向かう場合は東京からのみ運行。

他の地域も含め、国内線で成田、羽田を経由してバンコクへ向かう分には利用可能。

 

那覇空港に駐機中のANAのBB-8

 

JAL

 

最新のエアバスA350を導入し、座席幅が広く快適な乗り心地を提供しているJAL。

東京の羽田、成田からバンコクまでは減便をして下記スケジュールで運行されている。 ※2021年9月末まで

関西空港からデイリーで飛ばしていたJL727は2021年5月現在運休となっている。

JL707便 東京:成田発 18:20 → バンコク着 23:00(月、火、水、木、土)

JL31便 東京:羽田発 11:15 → バンコク着 15:40(月、火、木、金、土、日)

大阪:関西バンコク 運休

バンコクから関西へのJL728は金曜のみ運行中

JALもANAと同様に東京を経由することで関西や他の地域からバンコクへ向かうことが可能。

 

ホノルル空港に駐機中のJAL機

 

タイ国際航空

 

2020年に経営破綻したタイ国際航空。

現在も運行はしているが、今後どのような影響が出てくるか不透明な部分もある。

東京、関西からは減便をして下記スケジュールで運行されている。 ※2021年6月30日まで

関西から直行便でタイへ向かうにはタイ国際航空の一択となる。

TG643便 東京:成田発 12:00 → バンコク着 16:30(水・金・日)

TG683便 東京:羽田発 10:35 → バンコク着 15:05(水・日)

TG623便 大阪:関西発 11:45 → バンコク着 15:35(金・日)

TG645便 名古屋:中部発 11:00バンコク着 15:00(木・日)

 

※福岡、札幌、仙台便は全て運休

関西空港から唯一バンコクへ直行便を飛ばしているのがタイ国際航空。

関西圏にお住まいの方は往復タイ国際航空を利用するか、往路のみ東京経由でANAかJAL、ZIPAIRを利用することになるだろう。

<注意>

海外から帰国する際、国際線から国内線への乗り継ぎが制限されているため関西圏にお住まいの方は関西空港での入国が必須。

また、公共交通機関の利用も不可となっているため、空港から本人が車で運転して帰宅するか家族に車で空港まで迎えに来てもらう必要がある。

 

プーケット空港に駐機中のタイ国際航空

 

ZIPAIR

 

2020年6月3日より運行している日本航空(JAL)出資の格安航空会社=LCC。

東京の成田発着のみで運行中。

フルキャリアと異なるため機内モニターが無い、シートピッチが狭い、機内食が有料等、

LCCならではのサービスだが、その分、価格はダントツで安いのが魅力。

出来れば大阪発着も就航してくれないかと期待している。

ZG51便東京:成田発 17:20 → バンコク着 22:00(毎日)

※バンコクまで預け荷物等のオプションを加えてもフルキャリアの半値くらい。

 

費用

 

入国条件、フライトを調べてみて分かったことは、隔離期間の覚悟と高い費用負担である。

時間がある方は長期の隔離も可能かもしれないが、費用負担がその分高くなるのである。

参考までに、、関西空港発10泊11日で調べてみたところ下記のようになった。

・航空券:約8万円※タイ国際航空 関西空港~バンコク往復料金

・隔離ホテル:約10万円※パタヤASQ「ホテルアンバー」

・コロナウイルス対応10万米ドル保険:約2万円※保険会社、対象期間によって費用が異なる

・出国前のRT-PCR検査&陰性証明書(英文):約3万円※検査する医療機関によって費用が異なる

合計:約23万円

飛行機についてはJALで往路を東京経由、復路を関西空港への直行便にすることで少しだけ価格が安くなるケースもある。

また、加入する医療保険によって差がでるはずなので、20万円まで抑えることは出来そうな感じ。

隔離期間を終えてからの宿泊費用や食費は別途必要になるため、短期旅行に比べれば高額になることは仕方ない。

唯一の救いは、現在、観光客が少ないため多くのホテルでは価格を下げて提供されている。

また、飲食店も多少の値下げを行っていることを考えると、現地での支払いは通常より抑えることができるのでは、、と考えている。

 

パタヤビーチロード

 

まとめ

 

2021年末にはもしかしたら、、と期待をいだいてしまうが、

日本国内が大丈夫でも渡航先のタイの状況次第ではやはり隔離期間の解除が難しいのでは?と思われる。

もし隔離期間が解除されても、今まで我慢をしていた海外旅行を希望される方が殺到して航空券やホテル等、全体的な費用の値上げが予想される。

だとしたら、隔離期間解除前に行くのが良いのかも、、。

そう、年末まで待たずに2021年7月~8月頃、現在の感染拡大状況が落ち着いていればタイへ行こうと計画している。

ただし、厳しい入国条件をクリアする必要があるため、費用と日数については我慢が必要。

そして、国内へ戻る際にも渡航先でPCR陰性証明書の発行と国内に戻ってからは公共交通機関を利用せず、

家族に空港まで迎えに来てもらい、その後、自宅で14日間の自主隔離も必要。

※幸い国内でワクチン接種が開始されるので家族へのリスクは以前よりマシになると思う。

そこまでして行く必要があるのか?と思われるかもしれないが、このような状況でしか見れない景色があるはず。

今までのタイとは異なる様子や現場の雰囲気を少しでも伝え、海外旅行が可能になった際、少しでも多くの方が訪れたいと思っていただけるよう

ブログと動画で紹介できればと思っている。

あー、、早くタイでサンミゲルライトが飲みたい。

 

パタヤのバービアで飲むサンミゲルライト

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