前回は和歌山のポルトヨーロッパを紹介したが、
今回は北陸方面へ新快速で向かい武生っていう場所へ行ってみた。
武生駅は敦賀駅と福井駅の中間くらいの場所にあり、
まぁ、大阪からわざわざ観光で向かう人は多くないと思う。
そんな武生へ向かった目的は名物の「ボルガライス」。
武生駅
大阪駅から武生駅へ向かうにはJRの新快速が便利。
琵琶湖の西側を走る湖西線に乗車して敦賀駅まで2時間、
敦賀駅から北陸本線に乗り換えて武生駅まで31分。
乗り換え時間を含めると大阪駅から3時間弱、、
新幹線のぞみ号で新大阪から東京までの乗車時間より長い道のりである。
まぁ、鉄道好きからすれば新快速の速さを堪能するには丁度良い、、くらいな感じ♪
敦賀駅ホームのベンチでは「恐竜王国=福井」のPRをリアルに感じることができる。
武生駅は特急サンダーバード号も停車するが、
駅舎自体は都会の駅というより地方にある少し立派な駅といった感じ。
駅前にはロータリーと隣接する大きな商業施設があるくらいで、少し離れるとのどかな雰囲気が漂っている。
武生の街を散歩
武生の街並みって昭和の雰囲気が残っていて、なんだか懐かしいね。
※後日公開する動画で確認してみてほしい。
ふと、見慣れた文字「北斗星」が目に入ってきた。
鉄道好きな私はてっきり寝台特急のヘッドマークの文字かと思ったら東芝の冷蔵庫だった。
( ; ゚Д゚)
マジか、、この北斗星の文字って寝台特急だけじゃなかったのね。
おそらく昭和時代に販売されていた商品名なんだろうけど、なんだか違和感が凄い。
武生の観光名所って調べると出てくるのが「蔵の辻」。
白壁の蔵が立ち並ぶお洒落な場所には桜が綺麗に咲いていた。
(*・∀・)b Good!
平日の日中ということもあって、訪れた時は地元の方と思われるおじいちゃんが犬の散歩をしてたくらい。
周辺にはカフェとかもありそうなので、機会があればまた訪れてみたい場所。
武生中央公園
目的地へ向かう途中に大きな公園があったので覗いてみた。
「武生中央公園」。
少し広い程度の公園かな??と思ってたら複数の施設が一緒になっている大きな公園だった。
園内には越前市の文化センターや図書館、グラウンドやアリーナ、水泳場や菊人形館まで備わっている。
駐車場も第5まであり、園内には飲食店やスターバックスの店舗もあった。
(*・∀・)b Good!
「だるまちゃん広場」には絵本「からすのパンやさん」に登場する場面に沿った大型遊具や健康遊具が設置されている。
天気が良かったので大勢の子供が密状態で遊んでいた。
密といっても室内ではなく屋外の公園なので感染の影響は少ないだろうし、用心してマスクを着用している子供も見かけた。
「パピプペポー広場」も絵本の世界観を表現した場所で、コチラはプチ遊園地みたいな感じ。
アスレチックっぽい遊具やメリーゴーランド、モノレールまである。
シンボル的な観覧車まであって立派な公園である。
飲食店や図書館も組み合わせれば、小さなお子さん連れの家族は一日中楽しめるに違いない。
大阪から向かうには遠すぎるが、滋賀県、福井県にお住まいの方は車で訪れてみる価値がアリそう。
江戸屋の「ボルガライス」
武生駅から歩くと25分、今回の目的地「越前めん処 江戸屋」さんに到着。
お店の前には武生市出身の漫画家=池上遼一のイラストと共に
「武生に来たらボルガライス」
の言葉でしっかりPRされている。
初ボルガライス、、私の中ではかなりハードルが上がってるけど大丈夫かな??
店内はお昼時ということもあってお客さんが入れ替わり次々に入店していた。
中にはスーツを着たビジネスマンのお客さんが
「コチラのボルガライスが美味しいと聞いて来た」と
店員さんに嬉しそうに話していたのが印象的だった。
そのボルガライスがメニューにある「越前市三大グルメ」の最初に載っていた。
うどん屋さんの出汁を効かせたボルガライス!「和風ボルガライス」
なるほど、、そもそも和風以前にノーマルなボルガライスを食べたことがないが、
江戸屋さんでは和風テイストっていうことなんだろう。
早速注文しようとしたが、越前市といえば越前そばも有名。
メニューを見ていると、一枚ものになっている別メニューを発見。
「ひ三つのごちそうセット」
なんと!!!越前市の三大グルメをまとめていただけるセットが存在するのだ。
さすが江戸屋さんである。
遠くからボルガライスを食べに来たお客さんに対して、何度も足を運んでいただくのは申し訳ないから、
一回で越前市のグルメをまとめて堪能してほしい、、そんな心の声がメニューから聞こえてくる。
私はスタッフの方にこっそりと
「ひ三つのごちそうセット」ありますか??と
さも、秘密ごとのように注文したのだが、
他のお客さんは全く普通に注文してたので恥ずかしくなった。
お店のコンセプトに乗っかろうとして注文しただけなのだが、、。
少し待って提供されたのがコチラのセット。
スゲー!!!!
メインが3つもテーブル並んでいるゴージャスな感じはインパクトがあって良きです。
(*・∀・)b Good!!!
まずは、温かいうちに食べたほうがよさそうな「中華そば」から。
出汁が効いた和風の優しいスープで、中華そばが飲み物ののように喉へと入ってくる。
これからボルガライスへと向かう”助走”のような役割といったところか。
続いて越前を代表する名物「越前おろしそば」。
もう見た目からしてハッキリ分かるのが蕎麦の太さ!
普通より2倍はあるであろう蕎麦の太さで、食べ応えも十分。
さすが!!って声が出そうなくら美味しかった♪
さっぱりする大根おろしとの相性も良く、これからの暑い季節にはピッタリの一品である。
(*・∀・)b Good!!
さて、今回のメインである「ボルガライス」の登場。
言葉で分かりやすく説明すると、オムライスの上にトンカツを乗せてソースがたっぷりかかっている料理。
じゃー、オムライスのカツ乗せってことか???
というツッコミが入りそうだが、ご飯自体にもソースが絡められているのが特徴なのかも。
オムライスといえばケチャップライスが定番だが、コチラのボルガライスはデミグラスソースをまとっていた。
外からソース、中もソース、食べた感想はそんな感じ。
でも、そのソース自体は全然くどくなくて、どんどん口に運びたくなるような美味しさがある。
おそらく、この和風にアレンジされた美味しさが江戸屋さんの一番のポイントかも。
ボルガライス、、とても美味しかったです。
(゚Д゚) ウマー!!!
お店は2021年3月現在、11時~18時まで営業されている。
※2022年11月現在営業時間は変更されています。詳しくは公式HPを参照のほど。
また、テイクアウトも行っているので、感染予防対策として自宅へ持ち帰って食べるのもアリ。
地図
最後にお店の場所とホームページを紹介しておく。
〒915-0832 福井県越前市高瀬2丁目6-15
営業時間 午前 8:00 ~ 10:00
午後 11:00〜17:30
【公式HP】「越前めん処 江戸屋」
まとめ
・大阪駅から武生駅までは新快速と北陸本線を乗り継いで3時間弱と遠い。
・武生中央公園には絵本の世界観を表現した立派な遊具や大型施設があり、一日中楽しめるオススメの公園。
・江戸屋のボルガライスは期待を裏切らない食べ応えのある素晴らしい料理。
・江戸屋の「ひ三つのごちそうセット」は越前市の三大グルメをまとめて堪能できる素晴らしいセット。
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「武生のご当地グルメボルガライスとは??」
武生のボルガライスは期待以上の美味しさで大満足である。
洋食であるオムライスを和風テイストにすることで、和食と洋食の良いとこどりをしている感じ。
もちろん越前そばの美味しさも素晴らしく、夏場にボルガライスとの組み合わせで食べるとバッチリである。
わざわざ武生まで行かなくても、、と思うかもしれないが、ココでしか食べれない料理を楽しむのも発見であり、旅の醍醐味である。
緊急事態宣言も3回目となり、再び自粛期間へ突入することになった。
多くの飲食店や観光業界、娯楽施設等が休業を余儀なくされてしまうが、応援できることがあれば積極的に行いたいと思う。
特に飲食店でのテイクアウトはこの一年でかなり利用者が増え、定着しつつあるサービスでもある。
江戸屋さんでもテイクアウトを行っているので、機会があれば是非利用してボルガライスを食べてみるのをオススメする。
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