公園で桜が綺麗に咲いているのを見ると春が来たと実感する。
毎年のことなので特別感があるわけではないが、
日本の四季という素晴らしさを感じることができる場面である。
さて、ブログの更新が遅れに遅れてるので、
そろそろ頑張って更新していきます。
今回は3月上旬に訪れた竹田城跡を紹介する。
竹田城跡
竹田城跡、、数年前に「天空の城」で一躍有名になった観光名所。
「日本のマチュピチュ」とか言われたりもして観光客も多くきているはず。
場所は兵庫県の朝来市という場所にあり、兵庫県の中央付近に位置している。
本来ならば国内観光客だけでなくインバウンド需要も期待しているところだと思うが、
コロナ禍における現在、どんな感じになっているのだろうか、、
播但線
大阪駅からJRの新快速で姫路駅まで向かい、播但線に乗り換えて最寄りの竹田駅まで向かう。
姫路駅までは新快速で1時間程と遠く感じないが、姫路駅から竹田駅は乗り換え時間も含めて2時間近くもかかる。
写真は播但線103系。
国鉄時代に活躍した車両が現役で走っている。
播但線のカラーリングはワインレッド。
少し派手な印象だがインパクトがあって悪くはない。
(*・∀・)b Good!
そもそも播但線は単線のため運行本数も少なく、
途中の寺前駅から先は非電化のため気動車に乗り換える必要がある。
103系が走るのは電化区間の姫路駅~寺前駅まで。
直線ではモーターを唸らせながら100km以上の速度で爆走するので爽快である。
寺前駅から先は非電化区間を走る気動車のキハ41形。
まぎれもなく一両編成のローカル列車だ。
ちなみに大阪駅から「特急はまかぜ」に乗車すれば約2時間で竹田駅に到着する。
時間は1時間短縮できるが本数が少ないので注意が必要。
竹田駅
大阪駅から列車に揺られること3時間、周辺が自然に囲まれている竹田駅に到着。
のどかな田舎駅といった感じだが、やたらとホームが長い。
それくらい観光客で賑わうのかな??
いや、でも普通列車は1両編成とか2両編成くらいだろうし、、
駅裏登山道
竹田駅から竹田城跡へ向かうにはバスかタクシーが一般的。
しかし、今回はあえて鈍った体を動かそうと登山道を選択。
登山道は2種類、傾斜が急な「表米神社登山道」と駅裏にある「駅裏登山道」。
往路は「駅裏登山道」を登ることにした。
写真は「駅裏登山道」の登山口。
登山口から登山道の入口まで少し歩くことになるのだが、ここが以外と急な坂になっていて、足腰が弱くなった私にはエラくキツかったのだ。
いや、、正直、自分の体力がここまで弱ってるのかと思うくらいキツかった。
もしかしたら、これが40代の衰えということなのだろうか、、
写真は竹田城跡まで500mの地点。
私以外、誰一人として登山道を利用している方は見かけなかった。
もし、途中で倒れるようなことがあれば発見されるまで時間がかかりそうな感じ。
基本的には木か石の階段があるので、ひたすら道順に沿って登るだけである。
夏場に利用すると虫がたくさん出そうなので苦手な方は控えた方が良さそう。
※虫は苦手だがタイの屋台で売っている虫を食べることは何故か出来るのだ♪
残り100mの地点では間違いなくバテてた。
登山口から約30分で頂上の竹田城跡料金所横に到着。
距離は0.9kmと短く思うかもしれないが、標高354mが加わると負担は何倍にもなる。
まぁ、登山に慣れてる方からすればなんてことないレベルだろうけど。
竹田城跡を見学
竹田城跡の入口に料金所があり、券売機で観覧料(チケット)を購入して入ることになる。
料金:大人(高校生以上)は500円、中学生以下は無料。
期間・時間:3月~5月(8:00~18:00)
6月~8月(6:00~18:00)
9月~11月(4:00~17:00)
12月~翌年1月3日(10:00~14:00)
【公式HP】「竹田城跡」
料金所で購入した観覧券と置いてあったパンフ。
実際に竹田城跡からの眺めは写真のような感じ。
訪れた時間がお昼過ぎだったため、いわゆる雲に浮かぶような幻想的な眺めとはいかなかった。
ただ、周辺の山々と竹田駅周辺の街を見下ろすことができるので眺めは悪くない。
パンフに載っている写真のような雲海は、秋から冬にかけて良く晴れた日の早朝に発生する朝霧によって見ることができるみたい。
訪れたのは春の日中、、まぁ、無いはずだわ。
雲海を見れるわけが無い。
天守台からの眺めはコチラ。
標高の高さが少しは伝わると思う。
(*・∀・)b Good!
竹田城跡の石垣は自然石をあまり加工せずに積み上げた「野面積み」で築かれている。
この石垣を遠目で見るとイイ感じに見える。
ちなみにドローンによる撮影は禁止されている。
ドローンの画がなんとなくオスプレイにも見えるのは気のせいだろうか。
この時に訪れていた観光客は8名程とガラガラ。
おかげで写真や動画の撮影もスムーズに行うことができ、30分程でグルっと見学することができた。
平日の日中ということで少ないのかもしれないが、あまりの少なさに驚いた。
表米神社登山道
竹田城跡からの復路は急な傾斜の「表米神社登山道」で下りる。
写真は登山道とバス、タクシー利用の駐車場への分岐点。
コチラの登山道も木か石の階段があるので道順に沿って下りるだけ。
ただ、往路の駅裏登山道に比べて急な傾斜であることが分かる。
足を滑らせてしまうと下まで転げ落ちそうな感じ。
手すりとかは無いので、ゆっくり慎重に下りないと危険である。
表米神社まで残り100mの地点まで来ると写真のような扉がある。
鍵はかかっていないので普通に開くことができる。
扉の横には写真のような案内板が置いてある。
入城時間以外は施錠されて登山道を利用できないということかな。
下り始めて表米神社までは約20分程。
体の負担が少ない分スムーズに下りることができた。
表米神社から公道までの間も階段と距離があるので覚悟が必要である。
竹田駅に戻る途中にこんなお店があった「海砂利水魚」
思わず店名を二度見してしまった www
竹田駅前には「恋人の聖地」のモニュメントが設置されている。
竹田城跡って恋人たちの聖地、、なんだとか。
カップルの皆さんは是非、険しい登山道を登って達成感を共有してほしい。
まとめ
・播但線で走っている国鉄時代の車両103系の走りっぷりは爽快。
・竹田城跡へ向かう登山道は40代の登山初心者にとってキツく感じる経路。
・雲海が見れるのは秋から冬の晴れた日の早朝、春や夏には見ることが難しいみたい。
・2021年3月平日の竹田城跡は観光客が少ないため、ゆっくりと観覧することができる。
ブログで伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「播但線に乗って竹田城跡へ」
※播但線の爆走シーンとガラガラの竹田城跡が中心の内容です。
【Youtube動画】「竹田城跡への登山道」
※竹田城跡への登山道をバテながら撮影した内容です。
大阪から新快速と播但線を乗り継いで約3時間と決して近い場所でははいが、
都会を離れて登山と標高354mから自然の景色を堪能するにはオススメの場所である。
どうしても雲海を見たい方は秋から冬の晴れた日の早朝に行くべきである。
現在はコロナ禍ということもあり、観光客が極端に増えることはないかもしれないが、
今後、少しづつ回復してくれば天空の城も”密”状態になることは容易に考えられる。
ある意味、ゆっくり観覧できる今がベストなのかもしれないが、
四季を通じて自然はいろいろな表情を見せてくれるので、
時間に余裕のある方は季節ごとに訪れるのもイイかもしれない。
あと、足腰に自信がない方は無理をせずにバスかタクシーで竹田城跡まで向かうように。
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