東南アジアを旅行する際、ホテルの朝食以外は全て外食か屋台を利用する。
東南アジアでは屋台やローカルレストランで安く美味しい食事を楽しめるが魅力の一つだ。
マクドナルドやKFCなどのファストフード店もあるが、ほとんど利用することはない。
当然、訪れているベトナムのダナンでも同じことが言える。
タイのパタヤでは朝から深夜まで屋台飯の選び放題だがダナンはそこまで多くはない。
扱っている料理も当然異なるため全く同じとはいかない。
パッと見た感じでは練り物ののルークチンはあったかな。
あとベトナムでは定番のバインミー屋台が多かった。
ということで、今回は滞在中に訪れたローカルレストランとバインミー屋台を紹介する。
ダナンのローカルレストラン
まずはダナンに到着した日の夕食。
ホテル周辺にシーフードレストランはあるが、観光客向けの内容なので少し離れた場所へ移動。
南の方へ歩くこと約20分。
飲食店やホテル、屋台が密集しているエリアでお店を探す。
と、お客さんが2組だけのお店があったのでふらっと寄ってみる。
赤い電飾で書かれたお店の名前は「COM TAM SAIGON」。
料理の写真が通りからも見えるように貼り出されている。
なんとなくローカルレストランっぽい感じ。
派手な電飾は調理ケースにも。
日本で同じようなお店があったら間違いなく距離をおかれるだろう。
ここまで派手に明るくする意味がよく分からない。
、、、(・ω・`)
ちなみに、この電飾はベトナムの多くのホテルでも取り入れられている。
日本では当たり前となっている「省エネ」とは完全に無縁ですな。
そもそもエネルギー問題とかないのだろうか?
店内はいたってシンプル。
両サイドに椅子とテーブルが並べられ、奥に調理場が設けられている。
お店というより倉庫の中を改装したような感じ。
建物の内装や雰囲気が安っぽいが、椅子やテーブルのデザインは悪くない。
テーブルクロスも敷かれているのでレストランとしては十分でしょう。
場所
Googleマップでお店の場所を調べたが出てこなかった。
もしかしたら最近営業を開始したのかもしれない。
仕方ないので近くのスパ「Oani Spa Da Nang」を目印とさせてもらった。
このスパのすぐ横に派手な電飾のお店があるので分かると思う。
メニュー
看板だけでなくメニューも凄いことになっている。
いや、これ単純に見にくいだろう。
どう考えたらこのようなメニューの見せ方になるのだろうか??
しかも緑色って、、
料理の写真が全然目に入ってこない。
ただただ緑色の光が眩しいだけだ。
、、(´・ω・`)
気を取り直して店内に置いてあるメニューを見せてもらう。
バインミーや生春巻き、フォーなど、日本人にも馴染みのあるベトナム料理が載っている。
しかも料金は1品あたり50,000VNDくらいとリーズナブル。
日本円で300円くらいだ。
食事代の相場はタイのパタヤと同じくらいかも。
裏側にhドリンクメニュー。
飲料水10k、コーラ20k、ビールは20k〜30k。
※10k=10,000VND(約60円)
フルーツジュースは20k〜25k。
レストラン価格ではあるが特別高いわけではない。
スペシャルライス
いろいろ悩んで注文したのが「スペシャルライス」と「ラルービール」。
価格は料理が55,000VND、ビールは20,000VND。
合計75,000VND=約450円。
写真の料理とは全然印象が異なる料理がサーブされた。。
もっとボリュームがあると思っていたが以外と少なめ。
で、肝心のお味の方は、、見た目の3倍くらい美味しかった。
さすがローカルレストラン、侮ってはいけない。
特に美味しかったのは奥側に少し見えている白いパテのようなもの。
全然美味しそうに見えないのに驚くほど旨味が詰まっていた。
ベトナム料理の美味しさを改めて実感。
(・∀・)イイ!!
屋台のバインミー
ローカルレストランからホテルへ戻る際、途中でバインミーの屋台を数件見かけた。
お腹は満たされたがバインミーに対する欲求は満たされていない。
せっかくなので夜食用にバインミーを購入しておく。
その1「BANH MI Phuong」
先ほどのお店から通りを渡ったすぐ近くにあるバインミー屋台。
他にも屋台が並んでいるがお客さんは少ない。
前に置いてある椅子やテーブルは自由に使っても問題なさそう。
バインミーは具材の種類によって料金が異なる。
筆者は毎回オススメのバインミーを購入。
料金は20,000VND=約120円という安さ。
自販機で缶コーヒーを購入する感覚でバインミーが味わえるという幸せ。
( ´ ▽ ` )
注文すると裏側に置いてあるホットサンドを作る調理器でパンを焼いてくれる。
その下ではガスコンロで目玉焼きを調理し始めた。
実際に出来上がるまで具材とビジュアルが分からないのでちょっとしたギャンブル気分が味わえる。
今回はテイクアウトしてホテルでいただく。
持ち帰ったバインミーがコチラ。
卵とポークが詰まった具材は野菜は少なく茶色が多め。
旨味がぎっしり詰まってジャンキー感の強いバインミーだった。
その2 「名無しの屋台」
最初のバインミー屋台から徒歩2分、交差点の角にあったバインミー屋台。
もはや屋台の名前がどれなのかも分からない。
当然、Googleマップで表示されることもなく。
屋台の裏側で女性が美味しそうにバインミーを食べていたので気になった。
ちなみに、お腹の中には先ほど食べたスペシャルライスが。
右手には2分前に購入したバインミー。
まだ左手が空いているので購入可能だ。
ショーケースの中には具材とソース、調味料が並べられている。
バインミーの具材としては定番のハムが3種類。
他にソーセージやよく分からない肉系のものが見える。
コチラでも1件目と同様におすすめのバインミーを注文。
ササッと具材を挟み込んだ後、横にある炭火で焼き始めた。
このスタイルはホーチミンでも見かけたことがある。
テイクアウトしたバインミーがコチラ。
表面を軽く炭火で炙っているので香ばしい香りがして食欲がそそられる。
(・∀・)イイ!!
具材の量、内容はシンプルなもので、そこまでジャンキー感は強くなかった。
コチラの方がスタンダードなバインミー。
料金は20,000VND=約120円。
その3「名無しの屋台」
3件目はホテル「アラカルテ」の脇にある屋台。
バインミーだけでなくスムージーやバーベキューの屋台も並んでいる。
1件目、2件目の屋台とは場所が離れていることもあり料金も異なっている。
筆者が滞在したホテルは観光客が多いエリアになるため、設定価格がやや高めになるようだ。
3種類のバインミーが提供されている。
上からBBQ、卵、ミートローフというラインナップ。
料金はいずれも30,000VND=約180円。
注文したBBQバインミーのサイズはやや小ぶり。
具材はそれほど多くないものの、お肉の焼けた香ばしい香りと風味は満足感が強い。
コスパはそれほど高くないがホテルから近い場所で購入できるのは有り難い。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「ダナンのミーケービーチと街をぶらりー2023年5月ー」
前回ダナンに訪れた時はバインミーの食べ比べでかなりの本数を食べた記憶がある。
1本あたりのボリュームはそこそこあるが、1日3本の食べ歩きとか全然平気だった。
【関連記事】「ダナンで食べたい!ベトナム料理 part1」
しかし、パンデミックを経て筆者の食欲がやや落ちてしまったようだ。
数年前はガッツリ食べる気満々だったのが自然とセーブするようになってしまった。
どうやら量より質を求める傾向が強くなった気がする。
これは年齢が大きく関係しているのだろう。
もう若いと言われる年齢ではなくなってしまった。。
そんな筆者がダナン初日に食べたローカルレストランの「スペシャルライス」はとても印象深かった。
派手な電飾や料理の安さもインパクトがあるが、それ以上に料理が美味しかった。
素朴な見た目を裏切るように口の中では旨味がぎっしりと感じられた。
そして、屋台のバインミーは期待通りの安さと旨さ。
タイのパタヤでは食べることができない最高の食事でもある。
これがパタヤにあれば間違いなく通っているだろう。
ベトナムの料理といえば香草のイメージが強いが、香草が無くても美味しい料理は提供されている。
まだまだベトナム料理を味わいたい。。
ということで、次回もダナンで訪れたベトナム料理のお店を紹介する。
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