日本を離れて約2週間。
実感としては1ヶ月ほどが経過したような気分。
ブログを書いている現在はパタヤに戻ってきている。
パタヤに戻るという表現もなんだか変な感じがするが、パタヤ好きの方は共感してもらえると思う。
つい先日までプーケットに1週間ほど滞在したが、連日の暑さでバテてきている。
動画とブログの更新を早めようとしたが、頭痛や疲労で思うように編集できない状態が続いている。
このままだと体調を崩しそうな感じなのでマッサージや栄養補給、睡眠を意識しないと。
パタヤで楽しむには体調管理が大切。
さて、今回は待ちに待ったソンクラーンの様子を紹介する。
パタヤのソンクラーン
パンデミックの影響で2020年から中止されていた「ソンクラーン」。
タイの旧正月で水掛祭りとして世界的に知られている。
期間は4月13日から15日までの3日間。
バンコクやプーケットではこの期間に限定して水掛祭りで盛り上がったはず。
しかし、パタヤは違う。3日間ではなく1週間だ。
パタヤを含む東部チョンブリ県では「ワンライ」と呼ばれる風習があり、最大の水掛イベントが各地域で行われる。
地域によってに日にちは異なり、一番最後となるのは23日のバーンブンなんだそう。
滞在しているパタヤは19日、、13日〜19日まで毎日が水掛祭りとイベントと化す。
なお、期間中は水を掛けられるだけでなく、「ディンソーポン」と呼ばれる白い粉を顔に塗られるのも定番。
期間中、街の屋台では水鉄砲やサンバイザー、ゴーグルや防水用ケース、バケツなど様々なグッズが一斉に販売される。
ソイブッカオ
まずはソイブッカオから。
もともと観光客の行き来も多い場所だが、期間中は大音量のBGMに水、人、そして大量のバイクが行き交っていた。
バイクであろうと関係無い。
通り沿いのお店から容赦なく水を掛けらる。
車とバイク、人が混み合って連日交通渋滞。
まったりとしたソイブッカオの日常とは完全に別である。
ホテルを出てソイブッカオを歩こうもんなら10分、いや5分以内に全身ズブ濡れの覚悟が必要だ。
なお、ワンライは特に水掛けが激化するため、飲食店やランドリーの一部店舗ではお店を休業していた。
ソイダイアナ
続いてソイダイアナ。
こちらも交通量が多く人の往来も多い場所だ。
バービアでは水鉄砲やホースを手にしたファランやバーのスタッフがスタンバイ。
車を避けて歩道側を歩いていると容赦なくバケツの水を頭から掛けられた。
バーの奥側は控えめだったが、手前側はビニールシートを被すなどの対策をしながら絶賛営業中。
人気ホテル「アレカロッジ」前も水浸しだ。
【関連記事】「2021年9月に訪れたパタヤの人気ホテルアレカロッジ」
バーだけでなく移動しながら水を掛けてくる現地の方や観光客も多い。
一見平和そうに見えるが、気を許していると後からバシャーっと水を掛けられる。
勘弁してほしい。
Soi6
最激戦区のSoi6。
写真はセカンドロードから見た入口だが、通り抜けるのに躊躇してしまう光景が広がっている。
左右にズラリと並ぶバーからガンガンに水が飛び交っている。
とあるバーに避難してビールで休憩。
スタッフ、客も水鉄砲を構えて通行人に狙いを定めている。
基本的に店内での水掛けは禁止のようだ。
通りから入ってくる水は仕方ないが、店内で水掛けが始まると電子機器に影響が出てしまうはず。
もちろん、、全員が水掛けを目的でバーに来ているわけでもない。
日が明るいうちからビールを楽しんでいる客もいるだろう。
ただ、お店に着くまでに全身ズブ濡れになるのは諦めるしかない。
筆者も全身ズブ濡れで乾く間もなくひたすら水を浴び続け、退避しようとバーに駆け込んだ一人。
日中とはいえ、店内にいると扇風機の風で風邪をひきそうになる。
かといって、一歩外に出ると容赦なく水を掛けられる、、
こりゃどうしようもない。。
、、、(・ω・`)
バーの店内では利用可能な水鉄砲が予め用意されている。
筆者のように手ぶらで訪れてもバーに来れば水掛祭りを楽しむことができる。
当然、店内でビールをオーダーしてから利用しましょう。
水掛祭りを楽しむのは大人だけではない。
子供もここぞとばかりに遠慮なく大人に水を掛けて楽しんでいた。
(・∀・)イイ!!
小さなお子さんは水を掛けた後、相手の大人がダメージを受けたリアクションをとると満面の笑みに。
微笑ましい光景が多く見られたのはお祭りならでは。
Soi6をバイクで通り抜けようもんなら左右から水掛けにあってしまう。
危険に感じたのは、強力な水鉄砲で顔を狙っているところ。
たまたま顔にかかる分は仕方ないが、明らかに狙ってるのはいただけない。
使われている水は衛生上よろしくないだろうから、目や口に入るのはできれば避けたい。
水鉄砲だけでなくバケツに水を汲んで掛けたり、ホースで直接水を掛けるのも多かった。
ホースで直接はかなりズルいよね。
ファランだけでなくインドやアラブ系の方も参加して多国籍な水掛祭りに。
筆者が見た限りではアジア系では日本人も少しはいたが、圧倒的に中国や韓国の方が多かった。
写真の女性が手にしているのは配管を加工した高圧の水鉄砲。
これ普通に売られていたけど、ポリスに見つかると危険だからと没収される品。
チョロチョロとしか出ないのもあるらしいが、多くは凄い勢いで水が飛び出るタイプ。
これは怪我するから危険だと判断されている商品。
だったら、なんで普通に売ってるんだ?
、、(´・ω・`)
そこを取り締まらないといかんだろう。
屋台で売られている水鉄砲だが、耐久性は良くないみたい。
給水ボトルをセット出来ずに壊れているのもあった。
まぁ、この期間だけ使用できればいい、、その程度の商品。
それにしてもSoi6の勢いは凄かった。
車の上から高圧の水が放たれている。
そして、そこを目掛けて水鉄砲で応戦、、基本的にお店と通行人の水掛合戦だ。
バーから外に出た瞬間攻撃される。
Soi7
こちらも激戦区のSoi7。
パンデミック前と比べて大きく変わったSoi7。
個人的にはSoi7の回復はまだ時間がかかると思っている。
新しくオープンしたお店は多いが、需要はパンデミック前ほどではない。
そんなSoi7の「ソンクラーン」。
お店の前には氷の入ったバケツと大量の水が用意されている。
夕刻にもなると写真のような賑わい。
普段客入りが少ないバーもソンクラーンはやっぱり特別だった。
多くのファランが押し寄せてパンデミック前のような状態だ。
Soi6より通りの幅が狭いため、左右からの水掛けはより凄まじく感じる。
右からの攻撃を避けると、すかさず左からもガンガンに攻撃される。
うまく横からの水を避けたと思ったら、真後ろからバケツでぶっ掛けられる、、ズルいよ。
でも、怒りよりも楽しもうとする心掛けが大切。
大らかな心で受け止めないとソンクラーンは成立しない。
セカンドロード
こちらはセカンドロード。
ソイブッカオと同じく渋滞が凄かった。
歩道は狭いがおかまいなし。
水は車の上から、マッサージ屋の前から、前方、後方、、もうどこにいても覚悟が必要だ。
水を浴びるのは人だけでない。
車やバイクもソンクラーンのターゲットになる。
駐車中している車は見事に白い粉と水で写真のような姿に。
手形まで付けられているが、この場所に停めているので仕方ない。
まぁ、壊されているわけではないのでソンクラーン終了後に洗車すればいいだけ。
ビーチロード
最後にビーチロード。
観光客と思われるファランの子供が楽しそうに水鉄砲で攻撃している。
子供にとっては貴重な体験となり、パタヤでの楽しい印象も残るだろう。
(・∀・)イイ!!
この赤い車は消防車か?もしくは給水車か?
はっきりしないが、このクラスの車が出動して特大ホースから水を浴びせるというスケール。
これぞパタヤのソンクラーンだ。
ビーチロードはほとんど歩行者天国に。
すれ違う人々は全身ズブ濡れ、顔には白い粉がスタンダード。
1週間も続くと飽きてきそうだが、元気のあるファランや若者はここぞとばかりに大盛り上がり。
夜遅くなっても一部では水掛けが行われ、疲れと寒さが蓄積するソンクラーンとなった。
まとめ
※後日、動画は公開予定です。
過去、一度だけソンクラーンを体験したことがあるが、2023年のソンクラーンは特別だったと思う。
やはりパンデミックで3年開催出来なかったことが大きい。
以前まで少なかったインドやアラブ系の観光客が増加し、雰囲気も少し違ったように感じた。
また、Soi7においては今回のソンクラーンが需要回復のきっかけになるかもしれない。
普段利用しない客がSoi7に訪れたことで、店との距離感が縮まってリピーターになる可能性がある。
これは他のお店でも共通して言えると思う。
観光客とパタヤの関係を深める大きな一大イベント「ソンクラーン」。
期間中に事故や怪我も多かったようだが、節度を保って楽しく参加すれば最高の思い出になるはず。
日本では経験できないような非日常を1週間も体験できる特別な期間。
パタヤ好きの方はもちろん、水掛祭りで非日常を楽しみたい方は一度ソンクラーン期間中に訪れてみてほしい。
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