今回のパタヤ滞在も残りが僅かとなった。
今回のタイ滞在は約3週間の予定。
関西から台湾を経由してタイへ入国。
その後、国内線で一年ぶりのウドンタニへ。
そして、次の目的地パタヤで沈没しているところである。
最近は夜になってから雨に見舞われること多い。
パラパラ程度の日もあれば、激しい雨の日もある。
それでも、雨季の終わり頃に見られるような連日の激しい雨はない。
雲が多く日差しが遮られているので幾分涼しくも感じられる。
風が吹くと心地よいパタヤは最高である。
さて、今回は関西国際空港から台湾の桃園国際空港までのフライトを紹介する。
利用した航空会社は台湾の「チャイナエアライン」。
しかも、今回は豪華すぎる「プレミアムビジネスクラス」だ。
チャイナエアラインCI157
2023年現在、チャイナエアラインは関西空港と桃園国際空港を1日3往復で運行されている。
パンデミック前はさらに1往復が運行されていたので、現在はまだ減便状態だ。
しかも、その減便しているフライトが過去何度もお世話になっているCI159便。
朝10時に出発すれば台湾経由で16時にはタイに到着するという理想的なものだった。
しかし、未だ運行再開の見込みはない模様。
関西空港のリニューアル工事完了後に期待するしかない。
今回は利用したフライトはお昼過ぎに出発するCI157便。
機材は大型のボーイング777-300ER。
3クラス制で358席を備えている。
フライトスケジュールは関西空港を13時10分に出発。
台湾の桃園国際空港には15時10分の到着。
台湾との間に1時間の時差があるのでフライト時間は3時間となる。
プレミアムビジネスクラス
普段はエコノミークラスを利用するところだが今回は奮発してビジネスクラスだ。
正規料金で購入するとバンコクまで片道15万円ほど、、
さすがにそんな高額は出せない。
そこでマイルの活用だ。
ちょうどパンデミックの影響で使用期限が延長されていたマイルの保有期限が迫っていた。
内訳は3万マイルと税金等で2万円ほど。
関西空港でのチェックインカウンターは一番端のH。
チェックイン開始時間は出発2時間30分前の10時40分。
ビジネスクラスなので優先レーンでチェックインさせていただく。
さらに、保安検査所もビジネスクラスはファストレーンの使用が可能。
待ち時間なしでサクッと出国完了。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
時間にして10分弱といったところ。
ビジネスクラスは搭乗前に空港のラウンジが利用可能。
チャイナエアラインの指定ラウンジは「KIX AIR SIDE LOUNGE」。
パンデミック前はJALの「サクララウンジ」だったが現在は変更されている。
【関連記事】「関西国際空港のラウンジ KIX AIR SIDE LOUNGE」
この日の搭乗ゲートは24番。
こちらもパンデミック前から変更されている。
以前は南ウイングの40番ゲートだったと記憶しているが、現在はパスポートコントロールを出てすぐ下の場所。
予定では12時40分の搭乗開始だったが、実際は12時50分と10分の遅れ。
座席
チャイナエアラインでは機材によってビジネスクラスが異なっている。
ボーイング777-300ERとエアバスA350-900は半個室のプレミアムビジネスクラス。
一方、日本路線で最も多く投入されているエアバスA330-300は旧世代のビジネスクラス。
同じ料金ならプレミアムビジネスクラスの方がいいに決まっている。
客室に入ると豪華な座席がずらりと並んでいる。
座席はスタッガードではなくヘリンボーンと呼ばれるタイプ。
【公式HP】「チャイナエアラインのプレミアムビジネスクラス」
左右の窓側席は1席、中央は2席で一列の座席は1-2-1の4席のみ。
プレミアムエコノミークラスだと2−4−2の横8席、エコノミークラスだと3-4-3の横10席。
高級化のある座席に金色のクッションとブランケットが予め用意されている。
座席周りは木目のデザインとミニランプで書斎のような雰囲気。
ビジネスクラスではあるが短距離路線のためスリッパやアメニティーの配布は無かった。
筆者が指定した座席は窓側の16A。
座席をフルフラットにした状態の写真がこちら。
足は画面の下に入り込むようなスタイル。
窓の数は約3個分。
搭乗した時は日差しを遮るために日除けが全て下ろされていた。
機体が大きいため窓のサイズも大きい。
ただ、ボーイング787のような電子制御ではなくフツーにカバーを下ろすタイプ。
座席に着席すると体は窓に向かって少し斜めになる。
航空会社によっては真後ろを向くような座席もあるようだが、やはり進行方向を向いている方がしっくりくる。
機内設備
続いて機内設備を見ていきましょう。
まずはノイズキャンセリングのヘッドホン。
ビジネスクラスのヘッドホンとしてはスタンダードなタイプ。
なかなか便利なのが大きな液晶を備えたリモコン。
メインのパーソナルモニターと連動はしているが、リモコン単体で楽しむこともできる。
例えば、メインのモニターを映画を視聴しなが、リモコンではフライトマップを表示、、ということも可能だ。
当然タッチパネルなのでとても操作がしやすい。
( ´ ▽ ` )
リモコンは窓側の収納スペースに用意されている。
木目のテーブルを押すとことで収納スペースが現れる仕組み。
電源コンセントやUSBポートもこの中に装備されている。
座席のリクライニングは写真のコントローラーで操作する。
通常の座席やリクライニングモード、フルフラットモードなどの他に各パーツごとに微調整が可能。
左下のボタンはランプや照明のスイッチ。
先ほどから紹介している大型のパーソナルモニターは18インチサイズ。
タッチパネル式でとても操作しやすい。
画面の解像度も高くフライトマップや映画の視聴もバッチリ。
機内食
ビジネスクラスのお楽しみといえば機内食。
エコノミークラスとは異なり豪華な料理が期待できる。
まずは搭乗後すぐに提供されるウェルカムドリンク。
真っ赤な色をしたフルーティなオリジナルジュース。
ドラゴンフルーツとスイカがはいっているようだ。
(゚д゚)ウマー
離陸後は写真のミックススナックとドリンクのサービス。
筆者は優しいピーチ味のソーダと白ワインを注文。
白ワインはスペイン産とアルゼンチン産の2種類が用意されていた。
ビジネスクラスではメニューが用意されている。
料理は3種類の中から選ぶことが可能。
また、スイーツはアイスクリームかケーキの二択。
この日のメニューがこちら。
シーフード:「竜田揚げ上湯ソースかけ」
チキン:「チキンのトマトビーンズソース和えローストポテト」
和食は懐石料理のようで、メインは「金目鯛のかぶら煮」
今回選んだ料理はチキン料理。
エコノミークラスと異なり陶器で提供される。
パンも数種類用意され、熱々のガーリックトーストが取り放題。
野菜とポテトがたっぷりでメインのチキンはとてもジューシー。
どれも美味しくて完食。
(・∀・)イイ!!
機内食を食べている途中、何度もドリンクのお代わりを聞きにきてくれる。
気がつけばご覧のような状態に、、
( ´ ▽ ` )
飲み比べしているように見えるが白ワイン以外は全てノンアルコール。
左からピーチソーダ、水、白ワイン、トニックウォーター。
食後にフルーツとドリンク、スイーツの提供。
今回は「アップルとピーチのケーキ」を選んだ。
アイスクリームの場合はスタンダードサイズ(カップ)のハーゲンダッツ。
ここまでくるともうお腹いっぱい。
トイレとスカイラウンジ
筆者がいろいろ座席周りを撮影していると、CAさんが後方にある「スカイラウンジ」を紹介してくれた。
主に欧米と台湾を結ぶ長距離路線で提供されているサービスとのこと。
場所はビジネスクラスの前方と後方の間にあれギャレーがある場所。
左右の扉を開くとお酒やフルーツ、スナックを置けるスペースが現れる。
写真撮影をするのにお酒が無いと雰囲気が出ないね、、
と、CAさんは気をきかして少しだけお酒を並べてくれた。
「スカイラウンジ」では機内食以外にお酒やフルーツ、スナック、カップ麺がいつでも楽しめるそうだ。
(・∀・)イイ!!
トイレの広さは標準。
多分、エコノミークラスとほとんど変わらないかも。
ただ、ビジネスクラス側のトイレは窓が装備されている。
アメニティーは特になし。
用意されていたのはローションくらい。
長距離路線では歯ブラシなどのアメニティーが別で用意されると思う。
最後に16A席からの眺めがこちら。
巨大なエンジンと青空に伸びる大きな羽。
この日のCI157便はフライト時間が2時間20分。
出発が30分ほど遅れたものの、到着は予定より13分の早着となった。
できれば贅沢な座席に少しでも長く座っていたかったのが率直な感想。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「チャイナエアラインCI157便プレミアムビジネスクラス」
数年ぶりの利用となったチャイナエアラインのビジネスクラス。
今回はプレミアムビジネスクラスに乗るため、あえて777-300ERで運行しているCI157便を選んだ。
普段はLCCやエコノミークラスを利用しているが、やはりビジネスクラスは設備とサービスが格段に違う。
半個室でフルフラットになるヘリンボーンシートはプライベート感があって快適そのもの。
スタイリッシュな中に落ち着いた豪華さを備えた贅沢な空間。
大型パーソナルモニターをはじめ充実した設備は短距離路線では勿体無いと感じるほど。
機内食の内容や豊富なドリンクメニュー、CAさんの対応まで全てが期待以上だった。
日本から台湾までは他にエバー航空やスターラックス航空といった評価の高い航空会社が運行している。
筆者は実際に利用したことはないが、他の2社もかなり充実した機内サービスを提供しているそうだ。
日本から近い海外=台湾。
今後も海外旅行の渡航先として上位にランクインし続けるはず。
たまには少し贅沢をしてチャイナエアラインの「プレミアムビジネスクラス」で台湾へ行ってみるのはどうだろうか。
より素晴らしい海外旅行になると思う。
次回は台湾の桃園国際空港で利用したラウンジを紹介する。
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