このブログのタイトルにもなっているci159。
私が数年前から東南アジアへ一人旅に行くようになってから安い価格で乗り継ぎ時間も短く、
滞在時間も長く便利なエアラインとしてよく利用していたチャイナエアライン。
チャイナエアライン
チャイナエアライン(中華航空)と聞くと中国の航空会社と思われる方もいると思うが台湾の航空会社である。
中国によく似た航空会社でエアチャイナ(中国国際国空)がある。
紛らわしく感じるが別の航空会社だ。
【公式HP】「チャイナエアライン」
【関連記事】「チャイナエアラインと空港ラウンジ、そしてパタヤへ」
チャイナエアライン(中華航空)は航空会社のアライアンスでスカイチームに属している。
スカイチームはデルタ航空やベトナム航空、大韓航空、中国東方航空、ガルーダ・インドネシア航空、
KLMオランダ航空、エールフランス航空、アリタリア航空等、、、19社が加盟している。
チャイナエアラインは台湾がハブ空港になるため日本からは基本的に台湾へ向かうフライトとなる。
では、東南アジアへ向かうのに何故わざわざ台湾経由をするのか、、
その理由が下記の通りである。
①価格が安い
②台湾での乗り継ぎが1時間~2時間と短い
③日本から台湾へのフライト数が多いこと(関西空港から台北には一日4便のフライト)
④東南アジアへのフライトが多いこと
⑤関西空港からは大型機材でのフライト(エアバス330-300、350-900、ボーイング777-300ER)
※台北以外の台中や高雄はナローボディの小型機
機内
チャイナエアラインで一番多く飛んでいるエアバス330-300はエコノミークラス、ビジネスクラスの2クラス。
エコノミークラスの座席は2-4-2のアブレスト
ビジネスクラスの座席は2-2-2のアブレスト
座席にはヘッドレストが装備され、クッション、ブランケットが置かれている。
機内での主なサービスはアルコール類を含むドリンクサービス、機内食、機内エンターテイメント(映画、ゲーム等)、免税品販売
座席は国際線の標準的なシートピッチだが、モニターがやや残念。
エアバス330-300には古いタイプと新しいタイプの2種類があり、新しいタイプにはモニターサイズが8インチ程と少し大きくUSB電源も備わっている。
写真の古いタイプはモニターサイズが小さく、画質も良くないので改善してほしいところだ。
こちらは新しいタイプのパーソナルモニター。
少しワイドになりサイズも大きくなっている。
機内食チャイナエアラインの機内食はボリュームがあり、日本人の口にも合うと評判である。
関西空港から台湾へフライトの場合、
エコノミークラスは2種類から選択、ビジネスクラスは3種類からの選択となる。
エコノミークラスの機内食はメイン、サラダ、フルーツ、パン、デザートの組み合わせ。
メインは2種類から選択、それ以外は共通となっている。
ci159
私がよく利用していた関西空港から台北までci159の機内食
ビーフを選択してサーブされたすき焼き風のメイン。
別の日、こちらはシーフードを選択してサーブされた海鮮丼
更に別の日、ポークを選択してサーブされたポークハンバーグ。
バターライスは味付けが濃いめなのでビールとの組み合わせが丁度よいかも。
ci835
こちらは台北からタイのスワンナプーム空港へ向かうci835便の機内食。
フィッシュを選択してサーブされたフィッシュフライのあんかけ風、、だったと思う。
別の日、こちらはチキンを選択してサーブされた台湾風のピリ辛味付けのかぼちゃとチキンの炒め物。
プレミアムエコノミー
日本から台北、台北からタイの路線では基本的にエコノミークラスとビジネスクラスしか設定がない。
そのため、運行される機材によってはプレミアムエコノミーの座席がエコノミークラスに開放されている。
対象の機材はボーイング777ー300ER、エアバスA350-900。
画面サイズが10インチ以上あり、シェル型シートのためリクライニングをしても後ろの座席に全く影響がないのが特徴。
もちろんシートピッチ、座席幅も広いため快適に過ごすことができる。
エコノミークラスで搭乗した場合、機内食やサービスはエコノミークラスと共通となる。
ボーイング777-300ER
ボーイング777ー300ERの座席はエコノミークラス3-4-3のアブレストに対して、
プレミアエコノミーは2-4-2-のアブレスト。
ビジネスクラスは1-2-1のアブレストとなっている。
機材自体もまだまだ新しく、長距離路線用に導入されている機材のため、
エアバス330-300と比較すると設備が明らかに違う。
エアバスA350-900
エアバスA350-900の座席はエコノミークラス3-3-3のアブレストに対して、プレミアムエコノミーの座席は2-3-2のアブレスト
ビジネスクラスは1-2-1のアブレスト。
ボーイング777-300ERと同じような配列、デザインになっている。
木目調のデザインがオシャレ。
ドリンクホルダーが装備され、ひじ掛けに小さなテーブルがある。
エコノミークラスの価格で利用できる場合はとてもお得感がある。
パーソナルモニターはスマートフォンのようにタッチパネルでサクサク操作可能。
最新の映画だけでなく、旧作の映画もかなり多く収録されており見ごたえ十分である。
フライトマップも3Dで表示され、いろいろな見方が出来るのも楽しい。
まとめ
関西空港から台北まで約3時間、台北からタイのスワンナプーム空港まで約3時間30分。
乗り継ぎ時間の2時間を含めてもタイには夕方5時頃に到着するため、当日の夕食、お酒を現地でのんびり楽しくことができる。
パタヤへ行く場合、ci159、ci835を利用すれば夜20時頃にはホテルのチェックインも可能だ。
機内で美味しい機内食、映画を楽しみながらタイへ向かうにはチャイナエアラインがオススメ。
価格も日系の直行便より安く設定されているためコスパも高く感じるだろう。
是非、チャイナエアラインの利用を検討してみてほしい。
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