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ニノイ・アキノ国際空港のプライオリティパス対応「PAGSS Premium Lounge」

ラウンジのスイーツ 空港
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先日発表された楽天プレミアムカードの大幅改定。

多くのカード所有者が影響を受けることで話題になっている。

筆者もお世話になっているが、やはりプライオリティパスの影響が最も大きい。

年間無制限から年間5回までと大幅なサービス見直しとなった。

乗り継ぎの際、ラウンジハシゴを楽しんでいる立場からすると厳しいの一言だ。

筆者の場合、乗り継ぎでバンコクを往復するだけで3回は消費する。

今までのケースだと2回のタイ旅行で使い切ってしまう計算だ。

うーん、厳しすぎる改定である。

唯一の救いは2025年から制限が始まるため2024年までは今まで通り利用可能。

ということで、2024年までは引き続きラウンジハシゴを楽しむ予定だ。

今回は2023年9月に訪れたフィリピンの空港でラウンジハシゴ。

1軒目は第3ターミナルにある「PAGSS Premium Lounge」。

PAGSS Premium Lounge

フィリピンの空港でラウンジを利用するのは初めてだ。

以前、同空港の第2ターミナルで乗り継ぎを経験したがプライオリティパスの対象ラウンジが無かった。

【関連記事】「フィリピン航空PR421便でマニラから関西空港へ」

ニノイ・アキノ国際空港でプライオリティパス対象ラウンジがあるのは下記のとおり。

第1ターミナル(国際線3箇所)

第3ターミナル(国内線1箇所、国際線3箇所)

今回利用するセブパシフィック航空は第3ターミナル。

こちらはプライオリティパス対象ラウンジが国際線で3箇所もある。

まずは初めに訪れたのが「PAGSS Premium Lounge」。

プライオリティパス以外にも複数のカード対象ラウンジに設定されている。

PAGSS LOUNGE

各航空会社の指定ラウンジとしても設定されている。

ANAやスターラックス、カタールやKLMなど対象は10社。

PAGSS LOUNGE

プライオリティパスでは最長3時間の利用が可能。

営業時間は曜日によって異なるが、早朝から深夜までとなっている。

ということは深夜から朝までラウンジ内で睡眠をとることは出来ない。

ラウンジ内はやや暗い雰囲気で一人掛けのゆったりした椅子とテーブルが並んでいる。

滑走路に面しているため飛行機の離陸を眺めることが可能だ。

PAGSS LOUNGE

料理

ラウンジのメインといえば食事。

食事の内容でラウンジを選んでいるといっても過言ではない。

ダイニングコーナーは左側に設けられている。

早速見ていこう。

右端からまずはメキシコ料理の「ナチョス」と「パイナップルのサルサ」。

洋食やフィリピン料理ではなくまさかのメキシコ料理だ。

うーん、、カラフルな見た目だが食欲をそそられない。

味もあまり想像できないのでスルーさせていただく。

PAGSS LOUNGEの料理

続いてはみんな大好き「お粥」。

タイでメジャーな存在のお粥はフィリピンでも定番のようだ。

薬味の種類が多く自分好みに味変できるのが魅力的。

PAGSS LOUNGEのお粥

続いてパンのコーナー。

よく見かける丸型のパンと三角のパイ生地はサモサと思われる。

他にブルーベリーのデニッシュがあった。

そーいえば四角いトーストを見なかった。

PAGSS LOUNGEのブレッドコーナー

メインのホットミールは少ない。

、、、(・ω・`)

訪れた時は麺料理一種類だけだった。

パスタのようだが具材がほとんど入っていない、、

なんとなくフィリピン料理っぽい味付け。

PAGSS LOUNGEのパスタ

メインではないがホットミールは他にもあった。

ぎっしり詰まった「ポーク焼売」は熱々の蒸篭で蒸されて美味しそうだ。

PAGSS LOUNGEのポーク焼売

隣にはフィリピン滞在中に何度か購入した「シオパオ」。

熱々の蒸篭には定番の2種類が用意されていた。

「アサド」と「ボラボラ」の2種類。

サイズが小ぶりなので他の料理と組み合わせて食べるのにちょうどいい。

PAGSS LOUNGEのミニシオパオ

こちらはスイーツ。

フィリピンのスイーツって「ミスタードーナツ」のイメージが強い。

が、さすがにドーナツはなくミニケーキと赤色のクッキー。

上段はキャラメル味、下段はチョコレート味の2種類。

もう1種類、冷蔵庫にチョコレートムースが用意されていた。

PAGSS LOUNGEのスイーツ

ホットミールの種類は少ないが、

サンドイッチやブルスケッタなどの軽食類はまずまずの品揃え。

料理以外で気になったのが料理の表示。

「マグロの取引高」ってどんな料理やねん。

、、(´・ω・`)

英語では「Tuna Turnover」と書かれている。

Google翻訳で訳してみると確かに「マグロの取引高」だ。

Webで調べてみるとツナの入ったパフのような料理だそう。

これ、誰か日本語のチェックはした方がいいと思うが、、

ラウンジのおかしな料理名

ドリンク

続いてドリンクを見てみよう。

フレッシュジュースは「オレンジ」と「パイナップル」の2種類。

タイの中級ホテルでありそうなラインナップだ。

隣にはコーヒーメーカーとリキュール類が少し。

PAGSS LOUNGEのフレッシュジュース

冷蔵庫の最上段にはフィリピンを代表するビール「サンミゲル」のピルセン。

ワインも入っている。

下にはコーラやファンタオレンジ、スプライトなど。

ドリンク類は最低限のものだけで少ない印象。

ビールの銘柄を選べないのはちょっと残念。

PAGSS LOUNGEのドリンクコーナー

食事

実際に選んだ料理がこちら。

ドリンクは「サンミゲル」と「パイナップルジュース」。

料理は軽食を中心に微妙な味のパスタ。

一番美味しかったのは「シオパオ」だ。

期待を裏切らない美味しさで安心して食べることができる。

( ´ ▽ ` )

PAGSS LOUNGEの食事

もう少し食べたい気分だったので「お粥」も。

一口食べてその美味しさに軽い衝撃を受けた。

タイで食べるお粥よりもガーリックと旨味が強い印象。

これだけでメインの食事として完成されている。

いや、これ本当に美味しい。

(・∀・)イイ!!

フィリピンのお粥

最後に別腹のスイーツだ。

これを食べておくと食事を終えた気分になる。

冷蔵庫から取り出したチョコムースとミニケーキ、真っ赤なクッキーとデニッシュ。

率直な感想は甘い、本当に甘い。

カロリー高めは覚悟の上で食べ切ったが、口の中がしばらく甘さで麻痺していた。

味は悪くないが、もう少し甘さが控えめだと嬉しいかな。

ラウンジのスイーツ

まとめ

※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube】「アンヘレスからジェネシスバスでNAIAへ」

今回利用した「PAGSS Premium Lounge」。

フィリピンの空港ラウンジとしては初めての利用となった。

ラウンジ内はやや薄暗い印象で、スタイリッシュや豪華な雰囲気はない。

料理の種類もやや少なめではあるが、個性的な料理が味わえるという点ではアリ。

特に印象が強かったのは「シオパオ」と「お粥」。

この2トップを選んでおけば間違いないかと思う。

他にブルスケッタやパフなどの軽食類はあるので、

ビールのアテとして楽しむにはいいかもしれない。

なお、こちらのラウンジにはシャワールームが設置されていなかった。

次回はラウンジハシゴ2軒目の「A Lounge」を紹介する。

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