2020年12月に乗車した列車「伊勢志摩ライナー」と「近鉄特急ビスタカー」。
伊勢志摩ライナーは20年くらい前に乗車したことがあるが、
近鉄特急ビスタカーは乗車したことがなかった。
小学生の頃は近鉄の特急列車といえば新幹線と同じくらい高価なイメージがあった。
40歳を過ぎて実際に乗車するとどんな気持ちになるだろう、、
伊勢志摩ライナー
近鉄名古屋駅ホームから乗車する車両は近鉄23000系の伊勢志摩ライナー。
大阪や京都、名古屋から伊勢志摩へ向かうリゾート列車で、
車両は1994年の志摩スペイン村開業に合わせて製造された。
15時10分発の賢島行きに乗車し、伊勢中川駅で大阪難波行きに乗り換える。
現在走っている伊勢志摩ライナーは2012年~2013年にかけて行われたリニューアル車。
写真の車両は上部が黄色だが、赤色の車両も走っている。
車体側面には伊勢志摩ライナーのロゴとオレンジ色のラインが入っている。
窓は横長で座席からの車窓はワイドビューといった感じ。
車内と座席
車内は明るい木目のデザインと青色の座席と天井のラインが綺麗。
乗車したレギュラーカー=6号車は2+2で横4列のアブレスト。
1号車のデラックスカーは1+2の横3列、2号車サロンカーは
グループ向けのセミコンパートメントで2人用、4人用に分かれている。
レギュラーカーの座席はブロックパターンの模様が入ってカジュアルな印象。
テーブルは肘掛けに収納されているタイプのみで背面テーブルは無し。
足元にはフットレストが装備されている。
シートピッチは1050mmでJRの特急列車と同じ標準的な広さ。
他の装備品として足元には電源コンセントがある。
ただし、デラックスカーの一人一個に対してレギュラーカーは2人で一個となっている。
特急列車として設備や広さは特に目新しく感じなかったが、
横長の窓から眺める景色はとても良かった。
外観こそリゾート列車という雰囲気はあるが、
車内はカジュアルな特急列車という印象が強かった。
前面展望
リゾート列車では定番となっている前面展望も備えている。
先頭車のデッキに出る必要があるため、座席から直接眺めることはできないが、
じっと座っているのが苦手なお子さんにとっては嬉しい装備。
もちろん、スマホを片手に撮影している私にとっても嬉しいかぎりだ。
近鉄特急ビスタカー
伊勢中川駅からは大阪難波行きの近鉄特急ビスタカーに乗車。
近鉄30000系ビスタEXって車両。
1978年にデビューしたビスタカーは現在3代目。
3代目っていうとあのダンスグループ=J SOUL~みたいに聞こえるけど、
リニューアルを繰り返して現在でも近鉄の顔ともいえる特急列車。
写真のフロントマスクだけみるとビスタカーかどうか区別がつかない。
そもそもビスタカーとはダブルデッカーを組み込んだ編成に与えられた愛称で、
実は観光特急「しまかぜ」もビスタカーに含まれるらしい。
しかし「しまかぜ」という愛称があるためビスタカーとは呼ばれていない。
時刻表ではビスタカーに”V”と分かるように記されているが、
「しまかぜ」の”SV”はShimakaze Vista Carに由来しているんだとか。
ビスタカーにしか組み込まれていないダブルデッカー車。
車内のほとんどが2階席で1階席はデッキ近くにあるグループ席のみ。
窓はとても大きく、上部が湾曲しているため空の景色まで眺めることができる。
車内と座席
ダブルデッカーの扉は車両中央の一箇所のみ。
その扉の上には座席表が表示されている。
2階席は中央のデッキを挟んで17列、一方の1階席はグループ席が2箇所のみ。
デッキは扉以外に2階席へ上がる階段と1階席へ降りる階段。
写真に写っている人形は「おジャ魔女」とのコラボ企画。
もともとはスペイン村のマスコットキャラクターが入っていたようだが、
コラボ企画として利用した方がイイとは思う。
1階席はデッキとの間に扉が無いため、
おそらく走行音がかなりうるさく感じる気がする。
座席はソファー席といった作りになっている。
※利用者はいなかったが1階席まで降りて写真を撮るのは控えた
2階席は天井もそこそこの高さで圧迫感がなく、
とにかく窓の大きさが目立つ観光列車のような雰囲気。
ビスタEXは3代目ビスタカーとして2回のリニューアルが施された車両で、
外装だけでなく内装や座席も新しいものに変更されている。
座席は最近の特急車両といった感じで全く古さを感じない。
テーブルは2種類。背面テーブルと肘掛けに収納されているタイプ。
フットレストこそ装備されていないものの、シートピッチは1000mmと快適な広さ。
小学生の頃に憧れていた特急列車ビスタカーは想像通り素晴らしい車両。
2階席からの眺めはもちろん、乗り心地も快適で長時間の乗車も楽しめたので、
また乗車してみたいと思う特急列車だった。
最新車両が続々と誕生しているが、ビスタカーはこれからも永く走り続けてほしい。
まとめ
・伊勢志摩ライナーは前面展望やカジュアルな青い座席が印象的なリゾートトレイン。
・現在3代目となる近鉄特急ビスタEXは2回のリニューアルによって現在も近鉄を代表する車両。
・ビスタカーの2階席は窓が大きく、上部が湾曲しているため空の景色も眺めることができる。
ブログだけでは伝えきれない様子を動画で紹介しています。
【Youtube動画】「伊勢志摩ライナー」「近鉄特急ビスタカー」
近鉄は国内私鉄の中で最長路線を誇る鉄道会社。
路線の長さだけでなく、大阪、京都、奈良、名古屋、伊勢志摩を結ぶ巨大ネットワークは沿線地域の足としても重要な存在。
また、個性的な特急列車が多く、ラグジュアリーな「ひのとり」や観光列車「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」、団体専用として「楽」やクラブツーリズム専用の「かぎろひ」などバラエティ。
さらに「アーバンライナーplus」「アーバンライナーnext」といったスタイリッシュな車両も活躍している。
【関連記事】「青のシンフォニー」https://ci159.com/kintetsu-blue-symphony/
【関連記事】「ひのとり」https://ci159.com/kintestu-hinotori-2020/
特急列車の種類だけでいえば一番華やかな鉄道会社といえるのではないだろうか。
コロナ過における現在は観光列車を中心に利用客が低迷しているため厳しい状況にあるが、
「ひのとり」の如くコロナに負けない強い走りで今後も楽しませてほしい。
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