2026年3月タイのリゾート地パタヤ旅行編。
今回は経由地の台湾からバンコクまでのフライトを紹介する。
利用した航空会社は台湾のチャイナエアライン。日本の大都市だけでなく地方にも就航しているので利用された方も多いと思う。
今回利用するCI837便は夜遅い時間に出発するため使い勝手が良いとはいえないが、この便には快適で新しい機材が導入されている。
夜遅い時間の機内食はどのようなものか?また、座席周りの設備がどれだけ充実しているかをチェックしてみよう。
チャイナエアラインCI837便
台湾からバンコクまでは22時30分発のCI837便を利用する。
この時間に出発するとバンコク到着は日付が変わった深夜。
CI837便のフライトスケジュールは下記のとおり
桃園国際空港22時30分発、スワンナプーム空港1時35分着。
フライト時間は4時間5分。
短期間の旅行だと利用しづらいフライトではあるが、関西を夜19時に出発するフライトを利用すれば最短でこのCI837便に乗り継ぐことができる。
少しでも早くタイへ向かいたい方にはメリットがあるかも。

ゲート付近からはうまく撮影できなかったため、機内に入ってから隣に駐機している同じ機材を撮影。
CI837便はワイドボディ機ではなくLCCでも運用されているエアバスA321neo。
大型機のように長距離のフライトは難しいが、日本を含むアジア圏はこの機材で十分カバーできる。
また、燃費向上のメリットから多くの航空会社が積極的に導入している機材でもある。
少し前に利用したキャセイパシフィック航空や最近ではタイ国際航空も同機を導入している。
※過去に利用したCXのレビュー「キャセイパシフィック航空A321neo」

出発ゲート
CI837便の出発ゲートはA2。ターミナルの端に位置している。
遅延もなくスケジュール通りの予定だ。

搭乗ゲートの手前には広々とした待合室。
自販機やトイレ、多くの椅子が設置されている。壁に描かれた大きな木は梅かな?
ちなみに、チャイナエアラインのコーポレートデザインは梅の花。

こちらが搭乗開始前のA2ゲート。すぐ隣はA1ゲート。
夜遅い時間なので外は真っ暗。この時間に台湾からバンコクへ向かうのは2回目。
前回は2018年。台風の影響で関西空港の連絡橋が通行不可で話題になったが、通行再開後のフライトで台湾経由を利用した時は今回と同じようなスケジュールだった。

エアバスA321neoの機内と座席
CI837便の搭乗開始時刻は出発30分前の22時。
実際の搭乗開始時刻は5分早く21時55分。
機内に入ると独特なカラーリングの照明にちょっと驚き。
ピンク、パープル、オレンジ、、この組み合わせは癒しを演出しているのだろうか?

座席は3-3の横6席仕様。
各座席には可動式のヘッドレストが装備されている。
また、予めブランケットとクッションがあるので短い時間でも睡眠をとるには有効だ。
座席は今までに座ったことがない少し弾力があるゴムのような素材。
座り心地は特に問題なく快適。
※ビジネスクラスは2-2の横4席仕様でフルリクライニングが可能。

改めてCI837便は新しい機材の「エアバスA321neo」。
筆者が驚いたのは照明だけではない。座席の背もたれに装備されたパーソナルモニターがかなり大きい。
これは筆者が今まで利用したエコノミークラスの中では一番大きなサイズだ。
モニターの下にはUSBポート(タイプA)、座席の下には電源コンセントが装備されている。

シートピッチは握り拳2個弱。シートポケットは大きなサイズが1つと半分のサイズが2つ。
筆者は4時間のフライトでも圧迫感を感じることはなかったが、体の大きな方は少し手狭に感じるかもしれない。

テーブルはシンプルな一枚ものでコンパクトサイズ。
これは短距離をメインにしていることからテーブルに大きなサイズは不要との判断だろう。

シートポケットには機内誌と免税販売の冊子、コラボしているポケモンのエチケット袋。

機内エンターテイメント
続いては機内エンターテイメントをチェックしてみよう。
今回指定した座席は後方窓側の61A。すぐ前の60Aは窓無し(壁のみ)」なので要注意。
先ほども紹介したパーソナルモニターは座席背面の上部を大きく占有している。
航空会社のホームページで確認してみると、そのサイズは驚きの13.3インチ。
そりゃ大きいはずだわ。
ちなみに、大型機の777-300ERやA350-900は11インチサイズ。
機内が大型機と比べて狭いため、パーソナルモニターの大きさがより際立っている。

高精細で4K対応のタッチパネル式モニターは対応している言語も豊富だ。
日本語はもちろん。中国語や韓国語、フランス語やタイ語など10の言語に対応。

システムも新しくなったようで操作性や視認性が向上している。
情報を得るだけでなく、つい色々と触ってみたくなるような素晴らしいデザイン。

機内エンターテイメントでは視聴可能な映画が豊富に収録されている。
最新のハリウッド作品はもちろん、古い作品も含めて100本以上の映画を視聴することが可能。
他に音楽やゲームなど飛行中に時間を持て余さないよう充実したラインナップを揃えている。

イヤホンは機内へ入る前に山積みで用意されているので自由に取ることができる。
もし取り忘れてもCAさんが出発前に配布してくれるのでご安心を。
ちなみに、A321neoのパーソナルモニターはBluetoothに対応。
持参したワイヤレスイヤホンと無線接続が可能だ。

22時42分に桃園国際空港を離陸したCI837便。
外は真っ暗で景色を楽しめないため、このリアルなフライトマップでバンコクまでの移動を楽しむ。
それにしても陸地だけでなく海のグラデーションがとても綺麗だ。
飛行機の影がしっかり再現されているのもいい。

マップ上の視点や飛行機のサイズなどは画面上で自由に変更することができる。
タッチパネル上でいろいろ試してみたが、ストレスフリーでとてもスムーズ。
写真はダナンを少し過ぎた位置で飛行機のサイズを拡大したところ。
このフライトマップだけでも飽きることなく楽しめる。

写真は日の明るさを加えたよりリアルなマップ情報。
夜の時間帯は真っ暗で都市の街灯がリアルに再現されている。
ベトナムは海岸に沿って灯りが集中、タイはバンコク周辺の灯りが特に強く、他の地方でもそれなりに灯りが見られる。
一方、カンボジアやラオスはタイと比べて灯りの弱さが見てとれる。

スワンナプーム空港到着まで残り49分。
既にCI837便はタイの上空を飛行中。

機内食
続いては機内で提供された食事を紹介する。
離陸してから25分後に機内食の提供。
エコノミークラスは2種類から選択が可能。この日はフィッシュライスかパスタ。
ご飯より麺の方が食べやすいかも、、ということでパスタをチョイス。
メインの内容は洋風の味付け。トマトパスタとビーフシチューに温野菜の組み合わせ。
前菜は鴨とレンコンのサワーソース掛け。ロールパン、バター、フルーツ。
シャキシャキとしたレンコンと鴨のさっぱりとした味わい。
メインのビーフシチューはパスタとのバランスもよく満足度が高い。

ドリンクはビールやワイン、各種ソフトドリンクが提供されている。
筆者のオススメは「パッションフルーツジュース」。
これはチャイナエアラインのオリジナルドリンクなので是非試していただきたい。
コーラやスプライトと比べてさっぱりした味わいで、味も香りもとても良かった。

食後は嬉しいアイスクリームのサービス。
こちらもチャイナエアラインのオリジナル商品。
台湾の有名店?とコラボした商品のようでレッドグアバとグリーンティを組み合わせた味付け。
食べてみた感想はフルーティーな抹茶アイス。
グアバの爽やかさと抹茶の苦みが微妙なバランスでマッチしている。
甘さ控えめであっさりしているので食べやすい。

機内からの眺め
機内からの眺めはほとんど暗闇なので離陸後と到着前の様子だけ撮影。

飛行中はずっと暗闇なのでパーソナルモニターを眺めている時間が圧倒的に長い。
特に海上に出てしまうとほぼ何も見えないので寝るか映画を視聴するかの二択。
高度を下げて眼下に街灯が見えてくるとバンコクまであと少し。

着陸前のカラフルな照明
機内の照明は機内食の時間も含めてほとんどが赤とオレンジ系の照明。

目的地が近づいて高度を下げ始めると照明のカラーリングが鮮やかに変化する。
ピンクと青色の組み合わせはスタイリッシュな印象。

最後に紫色と青色の組わせで落ちついた雰囲気に。
このカラーリングの変化による演出は最近のフライトでよく見られる。
少し前に利用した中国南方航空の777-300ERでも到着前にレインボーカラーへ次々と変化していた。

スワンナプーム空港に到着
目的地のスワンナプーム空港には定刻より16分早い深夜1時19分に到着。
飛行機を降りる際は明るい照明に変更される。この時点で初めて座席のカラーリングを確認。
座席のほとんどはグレーとブラウンを足したような色で、上部は淡い青系のカラーリングがアクセントになっている。
今までのチャイナエアラインの機材とは異なる上質でカジュアルな印象を受ける。

飛行機を降りる前のこの眺めが素敵。
インパクトのある高精細大型モニターが左右にずらりと並んだ景色は圧巻。

スワンナプーム空港の到着ゲートはD4。
空港を利用した方は分かると思うが、コンコースE、F、Gと比べてDがどれほど便利な場所にあるか。

D4ゲートはすぐ近くにイミグレーションがあるのだ。
他のコンコースからだと移動距離が数分〜10分ほどかかるところを、ほぼ移動距離なしですぐに入国審査のエリアへ入ることができる。
これはCI837便を利用するメリットにもなると思う。

この日の入国審査は約30分ほどで通過。
ハイシーズンで混み合う時間だと1時間や2時間待ちなんて情報もあった。
それと比べれば深夜の時間帯とはいえ30分なら全然許容範囲だろう。
バゲッジクレームに到着すると既にLAST BAGの表示。
この時間帯は混雑していないため、預け荷物も比較的早く出てくるようだ。

出口に着いたのは深夜2時20分。
早くベッドで横になりたいが、この時間帯は公共交通機関が営業を終了している。
パタヤ行きのバスは始発が6時30分。約4時間ほど空港の席に座って待ちぼうけするしかない。
以前マレーシアの空港で経験した23時間の乗り継ぎと比べれば4時間なんて全然余裕。
タイにいることを感じさせてくれるこの待ち時間でさえ旅気分を楽しんでいる。

まとめ
フライトレビュの動画は下記リンクよりどうぞ
ということで、チャイナエアラインCI837便の機内設備や食事を紹介しました。
初めて利用した「エアバスA321neo」はいろいろ驚かされる素晴らしいフライトだった。
なんといっても13.3インチサイズのパーソナルモニターをエコノミークラスで導入してるのが凄い。
日系のANAとJALも導入しているようだが、いずれも大型機のエコノミークラス。
ナローボディ機のエアバスA321neoで導入している航空会社はかなり少ないと思われる。
高精細の4K、Bluetoothに対応したパーソナルモニターは大きな魅力の一つといえるだろう。
また、チャイナエアラインのオリジナルドリンクやアイスを含めた機内食のクオリティも高い。
過去に何度もチャイナエアラインを利用しているが、以前よりも料理の質が向上しているように思う。
そして最後に紹介した照明の演出。これは他の航空会社でも行われているが、チャイナエアラインは他と異なる独特なカラーリングで攻めている印象を受ける。
台湾からバンコクまで4時間弱のフライト。この区間では少し物足りないくらい乗り心地が良かった。
深夜到着のフライトで利用しづらいのは事実だが、フライトそのものは快適なので機会があれば是非利用してみてほしい。

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